新型コロナと高齢者医療対応2020年11月09日 05:06

地方在住の高齢知人が新型コロナに感染したらしい。医師からはエクモ治療は、最近のエクモ機材不足のため、若年層優先なので適応できないといわれたとのこと。
従来から、高齢者は新型コロナに感染するっと治癒率が若い人より低いと言われているが、医療関係者がある程度の年齢以上では上記のような対応をとる傾向があることもこの一因ではないだろうか。
このところの急激な感染者増大で、医療資源の不足が目立ってきてい地域がある。特に地方では保健行政の縦割りの影響もある。従来からコロナ対応のための医療資源の強化が言われてきたが、現政権は春から殆ど動いてないように見える。エクモ資源不足やPCR検査が気軽にできないのもその表れだろう。逆にGOTOキャンペーンのほうだけは活発である。

このような状況のもとで、医療関係者が年齢によるトリアージをしたがる気持ちは理解できる。しかし、行政にも保健所を通して体制整備を強く申し入れてもらいたい。

家族による過剰診療辞退と年齢トリアージは明らかに異なるし、家族からトリアージをしてくれと言っているわけではないのだから、年齢による差別は許容されないのではないだろうか。

GOTOイートや飲み会での会話のリスク評価法2020年11月19日 09:43

耳の不自由な知り合いがいる。また、近くに聴覚障がい者学校がある。
彼らは基本的に手話で不自由なく意思疎通するし、冗談も言い合う。
マスコミや政府の委員会ではGOTOイートや飲み会での飲食はいいが、会話は控えて、食べ終わったらマスクをするように推奨している。
確かにそうかもしれないが、食事と会話は一体のものであろう。
どちらにリスクがどの程度あるのか。これを明らかにしてもらいたい。
その一手段として、例えば、普段手話をしている人たちのコロナ罹患率を健常者と比較する方法があると思う。
例数が少ないかもしれないが、全国規模ならそれなりの統計精度がでるであろう。然るべき調査機関でデータを提示してもらえないだろうか。
聴覚障害者(寮生活者の区別を含む)と同レベルの健常者の感染率の比較から、会話のリスクが自ずと明らかになるはずだ。