飲み屋での話し方は腹話術で2021年10月06日 06:04

 英会話を上手になるには腹式呼吸で息を大きく吐いてしゃべることであると読んだことがある。確かに、電車内での外国人の英語は遠くでも響いている。イギリスや米国で初期のコロナ患者が多かったのは英語の話し方のせいではないかとも考えられる。
 日本では緊急事態宣言明けで、飲み屋での酔客の大声での会話を心配する声が上がっている。
 発声しないで会話できるIT機器などが一般化すればいいのだろうが、当面はマスクをしたり、小声で話さざるをえないであろう。手話をマスターすることも容易ではない。
 そこで、次善の策として、腹話術を使うことはどうだろうか。
 腹話術も腹式呼吸ではあるが、口を殆ど開けずに音声を周囲に広げることができる。定量的にどの程度ウイルスが広がるのかは今後調査が必要だが、定性的には普通に話すよりはウイルス拡散は小さいだろう。口腔内での発生が身体表面を通して振動として外部に伝わる効果もあるはずだ。
 腹話術で難しいのは、マ行、パ行、バ行のような唇を使う音であるが、これはナ行、ファ行、ヴァ行で置き換えれば、日本語ネイティブには理解できるはずである。明日の飲み会前に練習してみよう。