WINDOWS10でモニターが認識できないときの対応策2022年08月17日 04:53

 パソコン3台で一つの大型モニターを切り替え装置を介して共有していた。大型モニターが壊れたため、入れ替えたところ、2台のパソコンが新モニターを認識できなくなった。
 これは切り替え装置か新モニターのどちらかに問題があるのかと苦闘していたが、ネットを調べてみていろいろ調整したところ、以下の手順で解決できた。

(1)認識できなくなったモニターを切り替え装置を外して、パソコンに直結し、認識できるようにする。(モニター直結の場合は認識できることが分かっていた。)
(2)外付けモニターはWINDOWS10の設定でパソコン画面の複製を選ぶ。
(3)外付けモニターのリフレッシュ周波数は50Hzとする。
(4)一旦、パソコンをシャットダウンする。(再起動ではない。)
(5)切り替え装置を含めたモニター接続を行う。
(6)パソコンのスイッチをオンにして起動する。
(7)これでモニター切り替え装置を介してもモニターが認識できるようになった。
(8)WINDOWS10の画面設定で外付けモニターの画面共有モードを任意に変更する。

上記のトラブルのポイントは、モニター接続後のWINDOWS10で再起動を繰り返して接続していたことにある。WINDOWS10では(WINDOWS11もそうだろうが)、再起動とは全体装置のシャットダウンをしてはいないということ、即ち、CPU,メモリだけの再起動だということを忘れていたことにあった。再起動という用語をメモリリセットというように変更してもらいたいものだ。

パソコンにより計算結果が異なる原因2022年08月17日 05:15

 3台のパソコンを使用して同じ計算問題を解いているが、1台だけが微妙に結果が異なる。Eタイプ数値の小数点6桁目ぐらい以下で主要な結果の値が異なるのである。
 同じ実行モジュール、同じ入力データを用いていることは何度も確認したが、原因が分からなかった。CYGWINで同じ計算をしていた時には、この現象はなかったが、WINDOWS10に変更し、WINDOWS用の実行モジュールを採用してからこの微妙な差が出てきたような気がする。しかし、実行モジュールをパソコン間でコピーしてもこの差は無くならない。ネットを検索したところ、以下の問題が原因であることが推定できた。
 それはパソコンのCPUが3台の内、1台がINTELで、2台がAMDであること、また、実行モジュールが64ビットマシン用であることである。
https://qiita.com/Tokeiya/items/ada7bc3bd02d911ce74c

 64ビットの場合の数値のバイト処理がINTELとAMDでは異なるらしい。
 その結果、Eタイプの下の桁に微妙な差が生じるようである。CYGWINの時は実行モジュールのほうが32ビット用だったのでその差が生じなかったということである。
 手持ちでもう一台、遅くて古いINTELの64ビットマシンがあるので、そのうち、どういう結果になるのか試してみたい。
 当面は、系統的な計算はAMDマシンだけで実行する予定でいる。