仙台育英優勝、白河の関と一山の価値2022年08月24日 05:12

昨日のモーニングショーで玉川徹氏が話したように、仙台の新聞、河北新報の由来は白河より北ということである。初めて白河の関を優勝旗が越えた。この新聞名の由来は、正確には、白河以北一山百文という句である。白河以北は一山が百文(0.001円)で買えるほど価値のない地域だという言われようを新聞の力で開発しようという趣旨で設立された。
今や仙台のマンションには億を超えるものもある。しかし、山の値段はどうだろうか。宅地にならない山は近郊でも無価値となり、自治体は、地主からの寄附を受け入れないようになった。江戸時代よりも価値が下がってしまった。
こうなった主要因は、歴代政府の農林業政策にある。生産性が低いからという理由で、農林業を軽視し後継者を育成してこなかった。この結果、野山は荒れ果て、集中豪雨による莫大な被害が生じている。この地球温暖化の時代、日本人は省エネのため、白河以北に移住すべきであるが、その前提として、この野山の荒廃を江戸時代のような管理された状況に戻す必要がある。
高校野球チームのように、政府、自治体一丸となってこの課題に取り組んでもらいたい。

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