Zoom会議トラブル低減法2022年09月05日 19:41

 いくつかのZoom会議の主催者を引き受けている。しかし、このところ、トラブルが連続している。参加者が高齢者ばかりなのも大きな要因だが、Zoomシステム自体にも問題点がありそうだ。
 それは簡単には解決できないし、リアル会を開いて仲間の一体感を醸成するのも簡単ではない。
 ではどういうトラブル抑制法があるだろうか。
以下に列挙してみる。

(1)会議毎に議事録を作成し、今後トラブルのネタになりそうな問題点を参加者に確認してもらう。
(2)会議の録画を毎回とることで、参加者の発言記録とする。
(3)アルコール無しを原則とする。
(4)前回までの議事録をクラウドなどにアップし、参加者に確認してもらう。
(5)トラブルになりそうな議論は最初からしない。


このうち、(5)が一番簡単な解決法である。しかし、それでは、何かをしようとしてもメールや電話などでのやりとりの手間が大変だ。Zoom会を行うということはその手間を省くことにあったはずだ。
では(3)はどうか。主催者自身がやる気をなくすので除外したい。
(4)は(1)を前提にすれば可能そうだ。
(2)は簡単だが、参加者がビビってしまいそうだ。会議が面白くないし、参加者も減りそうだ。
(1)が一番確実な方法だ。多少面倒だが、確認事項のみ箇条書きにして、毎回、参加者に送って確認してもらおう。

 参加者間のメールやりとりで行き違いがあったり、価値観や発言の自由やヒエラルヒーへの考え方の差でそれでもトラブることはある。現に、一参加者として参加していたZoom会で二人の参加者が不仲になり、微妙な関係になったりした。また、Zoom会とリアル会の混合実施(要するに数人はリアル会、他の参加者はZoom参加)という会議で、リアル会参加者同士が画面の視聴状況が異なるためにトラブルこともあった。
 なかなか、完全なことは出来ないが、少なくとも過去の状況を記録に残すことで、高齢者の忘却や誤解によるトラブルを防ぐことはできる。忘却や誤解に基づかないようなトラブルはトラブルとは言わない。価値観の相違そのもので、納得できるまで議論すればよい。それがZoom民主主義というものだろう。