福島事故汚染水への対策案 ― 2023年01月20日 05:47
福島事故汚染水の海洋放出に対し、風評被害を心配し、太平洋諸国からも反対意見がでているようだ。
地下水の流入量は大きく減少しているようなので、以下の対策はどうだろうか。
(1)当面、既存タンク内の水の減容に努める。そのため、タンクの水電解装置を設置し、酸素のみ分離、放出し、水素は水素吸蔵合金等で吸収、貯蔵する。
(2)並行して、各号機の炉容器周囲に水循環冷却装置を設け、燃料デブリからの崩壊熱除熱を行えるようにする。
(3)同時に、流入地下水の遮断に向けた遮へい壁の増強を行う。
差し当たり上記の方策に集中するとともに、長期的にはICRP基準の見直しのための、ベータ線の内部被ばくによる生体影響についての種々のデータベースを整備し、放出水の生体影響が間接的にも無視できることを実証する。
この2面作戦で、当面の放出を抑制するとともに、長期的には放出に対する風評被害も防ぐことができると考える。これは国際問題でもあり、全世界の関係者の協力で成し遂げられるのだろうが、日本がイニシアティブをとるべきであることは当然である。
地下水の流入量は大きく減少しているようなので、以下の対策はどうだろうか。
(1)当面、既存タンク内の水の減容に努める。そのため、タンクの水電解装置を設置し、酸素のみ分離、放出し、水素は水素吸蔵合金等で吸収、貯蔵する。
(2)並行して、各号機の炉容器周囲に水循環冷却装置を設け、燃料デブリからの崩壊熱除熱を行えるようにする。
(3)同時に、流入地下水の遮断に向けた遮へい壁の増強を行う。
差し当たり上記の方策に集中するとともに、長期的にはICRP基準の見直しのための、ベータ線の内部被ばくによる生体影響についての種々のデータベースを整備し、放出水の生体影響が間接的にも無視できることを実証する。
この2面作戦で、当面の放出を抑制するとともに、長期的には放出に対する風評被害も防ぐことができると考える。これは国際問題でもあり、全世界の関係者の協力で成し遂げられるのだろうが、日本がイニシアティブをとるべきであることは当然である。
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