簡単にネイティブらしく聞こえる話し方2025年03月21日 03:23

 それは英語を話すときに、舌に力を入れることを意識することである。舌がある程度緊張していると舌が顎側に付く形になる。この結果、口腔内が丸まり、空洞が口の中に容易に構築できる。そして、喉から出た音が口腔内で増幅されるようになる。この結果、ネイティブのように奥行きのある声になることが自分でも実感できる。

 これは物理的には弦楽楽器の構成と同じである。振動装置である弦だけでは、音は小さいままであるが、そこに筐体が加わることで奥行きのある大きく響く音になる。即ち、声帯部が振動装置であり、最初に音が出る部分であるが、口腔が丸く緊張した状態が楽器の筐体になって奥行きのある声に変わるのである。

 この癖をつけておくことで発音が良くなるだけでなくヒアリングにも強くなる。いつもネイティブの声を自分のスピーキングの声として聴いているのでネイティブの声も聞き取りやすくなる。これはお勧めできる。

日本人はLとRの区別が付かないのも、舌の位置が力が入らないため、中途半端なためである。Rは舌の裏側を奥歯につけるが、Lは舌を上歯茎につけなければならず、普段の舌の位置を敢えて変えなければならない。このため、ネイティブには別の音になるし、聞こえ方も異なる。これも舌を意識して力を込めていればすぐに日本人でも区別ができるようになる。

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