道元の教えによるトラブル回避2022年06月06日 06:45

浦和神経サナトリウム院長先生のブログ
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によれば、曲解かもしれないが、道元は人間関係で問題があってもそのままほっておくことを勧めたようだ。
 確かに、国際関係である日韓国交回復交渉においても、竹島問題では、その解決を後世に託し、そこで解決しようとはしなかった。
 北方領土もそのような手段を取れば、日露平和協定も結ばれ、関係が密接になっていれば、プーチンの判断も変わっていたかもしれない。

 しかし、他人の誤解をそのままにしておくことは、悪い面もありそうだ。人間関係を一時的に悪化させても、誤解を解くことでお互いに気持ちよく話合えるようになることもありうる。
 長期的な益をとるのか、短期的に問題解決するのか、或いはそのまま没交渉になってしまうのか。人間関係も賭けのようなものである。
 気分的には一時的に気まずいことになっても、互いの真意をくみ取れるまで、とことん議論することを選びたい。

 プーチンとバイデン大統領、ゼレンスキー大統領の関係もコロナ禍がなければこのような結果にはなっていなかっただろうが、似たような関係は身近にもある。
 直接会うことで気まずさを押さえながら、互いの真意をくみ取りやすくなる。特に議論になれていない日本人にはコロナ禍は更なる分断をもたらしたとおもうが、早く自由に交友できる世の中になってもらいたい。

 それまでは道元の教えに従い、問題先送りが良いのかもしれない。

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