読唇術と難聴2023年11月29日 06:24

最近、時々聞き取れないことが多くなった。老人性難聴なのであろう。
補聴器をつけるほどではないようにも思うがそれが一番厄介な状態である。自分では聞き取れていると思っても相手は回答がマッチしていないのでいやな思いをする。コミュ難である。

 これを解決する手段として、読唇術を身に着けるという方法はどうだろうか。

 ちょっと調べてみたが、残念ながらろうあ者でもマスターしている人はほとんどいないし、通常は読唇術の正解率は半分以下なのだそうだ。

 だが、よく考えると他人の話を聞くときに読唇術のように、真正面から相手の顔を見て、態度も見るような状態にしていることはまれである。

 大体が、耳で話を聞いているだけで、相手をまともには見ていない。これでは、相手の言いたいことを正確に把握することは難しい。これからは、できるだけ正対して他人の話を聞くように努力しよう。

 もう一つ、単語の一部を聞き取れないときにうまい方法があった。それは、聞こえたままの発音XXXXをそのままおうむ返しにして、「XXXXて何ですか」と話すことである。それが頻繁なら補聴器が必要だが、たまにある程度ならいいだろう。相手は「XXXX」が何なのか笑いながら教えてくれるだろう。