仙台出身のスケーターがオリンピックでメダルを取る理由2026年02月18日 07:13

 ミラノ・コルティナ冬季五輪でも千葉百音選手が活躍しているが、荒川静香選手、羽生結弦選手も仙台出身である。

 彼女等の出身校である東北高校の近くに小松島池や与平沼という比較的大きな池塘がある。これらは昭和30年代には氷結しており、高校のスケート部の練習場でもあった。私も子供のころそれらの沼でスケートをしたこともある。与平沼では氷が割れて東北高校の生徒が亡くなったこともあった。

 当時の仙台の子供たちは、冬になると金物屋でゴムバンド付きの鉄製のフィギュアのスケートブレードを買ってきて、長靴に括りつけ、近くの池で遊んでいたのである。私の通った小学校では校庭に水を撒いてリンク代わりにしていた。

 なぜ仙台でこのようにスケートが流行っていたかと言えば、スキー場まで遠かったこともあるが、青葉城の外堀の一部である五色沼が日本のフィギュアスケート発祥の地だったことが大きい。戦前に仙台を訪れた外国人がこの池でスケートを広めたそうだ。

 五色沼も昭和30年代はスケートができたが、その後市内の池は完全氷結しなくなり、今は仙台の奥座敷と呼ばれる秋保温泉の近くにあった屋外のスケートリンクに、スケート好きはこれも廃線になった秋保電鉄というローカル電車で通うようになった。

 そのころには私も皮のスケート靴を買ってもらい、姉と秋保に何度も通うようになった。

 しかし、昭和40年代になると秋保でも氷結は難しくなり、市内の有名な酒造メーカーが当時の東北大農学部前に勝山スケートセンターという屋内のスケート場を開き、ここがスケーターの練習場になっていった。

 その後は、市内北部などにより大きな屋内スケート場が開設され、ご覧のような有名スケーターも多数現れるようになったのである。海外からの訪問者が仙台にスケートを紹介し、今や、仙台出身者が海外で活躍するようになった。

 海外との人的交流は重要であることに一例である。

ミラノ・コルチナ冬季五輪のスキ-モと日本のスキー場の再生2026年02月06日 06:15

米国ニュースサイトNPRによれば

今年のミラノ・コルチナ冬季五輪では、スキー登山のデビュー、通称「スキ-モ」が登場し、状況は一変するそうだ。

山をハイキングしたりスキーをしたりするこの競技には、女子スプリント、男子スプリント、混合リレーの3つの競技が開催される。

新スポーツ:スキー登山(略称スキーモskimo)

スキーの登山コースでは、選手たちが険しい地形に設定コースを周回する。登りでは、スキーの底に滑り止めのため、表面は起毛され、裏面は粘着ノリが付いたシールと呼ばれる布を貼り、急斜面ではスキーを担いで徒歩で更に登り、頂上では素早くスキーからシールを剥がして滑降する。

スプリントレースは、タイムトライアルを行い、6人グループで登行と滑降で競う。で構成されています。混合リレーでは、男性1人、女性1人のチームが、長いコースを4周(2回の登りと2回の滑降)を交互に行う。(標高差は460フィート、スプリントの230フィートと比べて高い)。

米国チームによると、スキー登山は「旧史時代にはヨーロッパの雪に覆われた地形を横断する必要がある」ことにルーツを持っており、1897年のスイスのアルプスで最初に行われたらしい。

日本でも、戦前の著名な単独行登山者加藤文太郎は北アルプスなどの登山で、スキーを使っていたことが知られている。

「スキーモ」と呼ばれるこの競技は21世紀になって本格的に発展し、2002年にフランスで初の世界選手権を開催し、2年後にワールドカップを開催した。

2020年には冬季ユースオリンピックに追加され、翌年にはミラノ・コルティナ大会での実施が承認された。フランスが強いが、イタリアも国際チャンピオンがでているらしい。

スキーの登山競技は、アルペンスキーと同じ会場にあるバルテリーナ・バレーのボルミオ町で開催されるとのことである。


ところで私も山スキーは半世紀前から行っていた。加藤文太郎と同様、東北の峰々を皮の登山靴とかかとの上がる締め具を使い、登りではアザラシの皮でできたシールを使っていた。当時はワシントン条約がなかったのでアザラシの皮(これがシールの語源であるが)が使えたのである。スキーの形に合わせて切ったアザラシの皮の各所に要所に平紐が縫い付けられており、平紐先端のフックを縛ってスキーに縛り付けていた。

ある時、3人で北アルプスの黒部川近くの林道をこのシールを付けたまま歩いていた。私がトップで後ろに2人いるはずだったが、叫び声を聞いて振り返ると一人しかいない。林道から左側の谷に滑り落ちていたのだった。
その理由が、この平紐なのである。そこの林道の雪は硬く、左側に傾斜して積もっていたので、本来ならスキーの右側のエッジを効かせて左側に滑り落ちないようにしなければならないのだが、エッジの一部にシールからスキー上面に巻くように伸びた平紐が掛かるため、エッジが十分機能しなくなっていたのである。

幸いなことに、2人目のメンバーは、谷の斜面にまばらに生えていた大木の根元の雪の穴に落ちて、10mくらい下で止まっていた。春先で雪が解け始めていたのである。運が悪ければ谷底まで300メートルは落ちていっただろう。

シールも進歩したが、一番の道具の進歩は締め具である。下記リンクにあるように、選手の足元の締め具は一般のスキーの締め具とは大きく異なる。
https://www.npr.org/2026/02/05/nx-s1-5637261/winter-olympics-new-sports-ski-mountaineering

軽量化とかかとを上げるための複雑だが小さいTLT(tour light tech)と呼ばれるDynafit社が開発した山スキー専用の締め具である。スキー靴のほうもこれに対応した山スキー専用のスキー靴である。
https://wildsnow.com/backcountry-skiing-history/binding-museum-backcountry-skiing/dynafit-tourlite-tech-1993/

靴底先端の両側に円錐状の溝があり、締め具のほうは両側からこの溝に嵌まるように円錐状の突起が出ており、ばねを利用して左右から締める構造になっている。これでかかとが自由に上下できる。

靴のかかとには後方に2本の溝が掘ってあり、その溝の上部は内側に曲がっている。即ち、逆L字状の溝が掘ってってある。一方、かかとを固定するために、かかとの締め具には2本の太い金属棒が前方に突き出ており、かかとを上から押しこむことで、棒が溝に入り、更にばねの力で棒が内側に押され、靴のかかとの逆L字状の溝に嵌まるので、かかとが固定される構造になっている。

これで、かかとが上がる登行とかかと固定の滑降が両方可能になるのである。では、締め具を外すにはどうするか。これは、靴の先端を左右から押し付けているばねを広げることで靴を前方に押して外す;
そのためのてこ状の金具がつま先の金具の先端についており、ストック先端でこのてこ状の金具を下に押せばよい。(転んだ時にこれを行うには体の柔軟性が要求される。特に雪が深いときはスキーからの反力がないので苦労する。)

スキー板自体もかなり軽い。クロスカントリーの板ほどではないが、私の持っているTLT締め具付きBLIZZARD ATTACKというスキーモ用板で片側1.35㎏である。重めの長ブーツといったところだろうか。通常のスキーの3分の1程度だろう。

但し、いいことばかりではない。BLIZZARD ATTACKはカービングはほとんどないので、簡単には曲がらない。急斜面では特に曲げにくいので動画を見ていると選手はほとんどジャンプターンをしているようだ。これは疲れる。また、軽いので、雪を押し込むのに力がいる。雪面が荒れていると弾かれて転倒しやすくなる。トライアスロンのような場面の転換が多いのが見どころだろう。日本からもスキーモに6人参加する予定だったが、アジア予選で落ちたようだ。

https://joc.or.jp/athletes/?name=&sports=&page=2
日程は
13日目2月19日(スプリント)、15日目2月21日(混合リレー)
とのこと。JOCのほうではスキーモではなくスキーマウンテニアリング
と呼んでいるようだ。

https://www.joc.or.jp/milano_cortina2026/schedules/


アルペンでの高速に耐える筋力より持久力のほうが重要なのでアジア人は勝負できるはずだ。頑張って。

ところでスキーモの日本での普及にも役立つはずだが、全国のスキー場をスキーモスキー場にしてはどうだろうか。

各地のスキー場の閉鎖が相次いでいるが、その大きな要因はリフトなどの設備更新に多額の費用が掛かることである。一説には数億かかるとのことだ。先日の栂池のリフト事故に見られるように、昔設置されたリフトは特に安全性に弱いことところある。

スキーモなら、登りは各自の自力なのでリフトやゴンドラは不要だ。山頂で休憩のための展望レストランと下山後の温泉付き民宿のセットで十分に日本の雪山が楽しめるがどうだろうか。スキー場なら本物の冬山のような遭難のリスクは十分抑えられる。
以前、志賀高原を前記の道具と最新のシールでリフトなどを使わずブナ平、西館山、一ノ瀬、東館山と周遊したことがあるがゲレンデ横でのコーヒータイムを含め、最高の半日だった。ゲレンデスキーに飽きた人にはお勧めである。ボーダーもスプリットボードを使えば同じように楽しめるだろう。

つが第2ペアリフト事故原因推定2026年01月31日 18:06

 報道によれば、旧栂池高原スキー場の最上部にあるつが第2ペアリフトで20代女性の宙づり事故があり、心肺停止で病院に運ばれたらしい。

 一部報道では女性はザックを担いでいたようだ。

 山スキーではスキー場のゴンドラやリフトを利用して山に入ることも多い。昔、栂池から白馬大池、蓮華温泉経由で二泊三日のツエルト利用山スキーを楽しんだことがあるが、その時も栂池スキー場のゴンドラを使ったはずだ。ただ、ザックは20キロ詰められる大型ザックなので、リフトを使ったかどうかは定かでない。

 本格的な山スキーでない場合も小型のサブザックを担いでリフトに乗ることはよくある。日帰りであっても体温調節のための衣類を入れたり、カメラ、食料、飲料、スマホ、予備電源など、ポケットに入れにくい装備はザックで担いだ方が有利な場合も多い。

 事故当事者がスキー場外に出る計画を立てていた様子はないので当該女性のザックは小型のサブザックではないかと推定する。

 サブザックを担いだ場合のリフト乗車時の問題は何度も感じたことがある。背中の後ろに担いでいるので、リフトのチェアに座った時に深く腰掛けられないのである。その結果、チェアの前のほうに座ることになり、特に降りるときには不安定な体勢になりやすい。紐などがチェアに挟まるとうまく降りることもできない。

 リフトから降りるとき、必ず、お尻でチェアを押してその反力で立ち上がる必要がある。この動作はスキーでもスノーボードでも同じである。特に、若い女性が良く使うスノーボードの場合には、スノーボードに付けた片脚を前に出し、反対側のフリーの脚はその補助として体を支えながら同時に立ち上がらなければならない。しかし、スノーボードに固定された側の脚とブーツのみでフリーになっている反対脚は雪面の滑走性が全く異なるので、うまく立ち上がれないことがあり、降り口で横向きになることも多い。そして、チェアのひじ掛けに意図せずに手をついてしまう可能性もある。

 その時にザックを担いでいるとその肩ベルトがひじ掛けに絡まり、そのまま、チェアに体が縛り付けられることになる。このまま、チェアがリフト終点を過ぎて降り始めると体が宙に浮き、肩ベルトに全体重がかかるため胸を圧迫し呼吸ができなくなる。

 このような状態に彼女はなったのではないか。

詳細は今後の捜査により明らかになるはずだが、ザックを担いでリフトに乗るスキーヤー、ボーダーは明日からでもチェアに絡めとられないよう、気を付ける必要がある。

スキーモと歩くスキーによるスキー場の再興策2026年01月17日 15:49

 報道によれば、スキー場の閉鎖が続いている。新潟のあるスキー場では老朽化したリフトの架け替えに数億掛かるがその費用を回収できる見通しが得られないため、再興策に悩んでいるらしい。

 ところで、2月からのミラノ・コルチナ冬季五輪ではスキーモという新競技が採用されている。スキーとマウンテニアリング(登山)の合成語のようである。スキーを担いだり、シールという滑り止めをつけて登ったりして、頂上についたら滑り降りるという単純だがスリルのある競技である。

 これならば、リフトもゴンドラも不要である。

 ではスキー場はどうして運営するか。レストランと温泉である。特に山頂付近にレストランは絶対に欲しい。汗をかいて登ってきて一息ついて食事をする場所は冬山では必須である。温泉はスキーで疲れた体を休めるのに最適だ。今の日本なら主要スキー場には近場に温泉は多い。

 スキーモほど体力がない客のためには、スキー場周辺の既存の林道などを使った歩くスキーコースを用意して、ノルディックスキーが楽しめるようにする方法もある。これもコース整備に費用は掛からないだろう。

 日本のスキー場の多くは森林を切り開いて開設されているが、スキーモであれ、ノルディックスキーであれ、コース整備は比較的容易だ。

 都会ではウオーキングやジョギングが流行っている。冬の雪の中でのスキーモや歩くスキーはそれらの愛好者の冬のアクティビティとして、今後急成長が期待できる。それはイタリアなど欧州のスキーの発展傾向を観察していればよく分かると思う。アルペン種目とジャンプだけがスキーではない。

ある脳トレ練習法2025年11月08日 05:19

右手と左手を個別に動かす脳トレでは、右手の動きを突き出し、左手は手のひらを前に見せながら丸く動かすものがある。これは比較的やさしい。

ところが、右手を2回突き出す間に左手は1回丸く動かすという脳トレがある。これは人によってはできないことがある。

その場合の練習法であるが、まず最初に、イチニと言いながら右手を2回突き出し、イチで左手を1回突き出すことから始める。

これに慣れたら、左手を丸く動かす運動に移行すれば最初の目的が果たせる。

なんでもそうだが難しいことは段階を踏んで行うことが結局はマスターへの早道だ。

大谷選手はトランプを表敬訪問すべきではない2025年04月07日 15:15

 先ほど、テレビで大谷選手がトランプ大統領を表敬訪問するというニュースが流れていた。
 これはトランプに間違ったシグナルを送ることになる。

 スライディングで肩を痛めたという理由で表敬訪問に参加すべきではない。

 ロシアのプーチン大統領を羽生選手が表敬訪問するようなものである。これは絶対やらないだろうが、それと同じく、敬意を表すべきタイミングではないのである。仮病をつかってでも間違ったシグナルを送るべきではない。

 地元、岩手県の主要産業は実は車関連なのである。
https://www.joho-iwate.or.jp/wp/assets/uploads/2021/02/0e857309108701d1666ebbcef0bc4bef.pdf
を見ればほぼ全市町村において100社以上の車関連企業がある。トヨタと名の付く会社も数十社ある。その同じ地元出身のMLB1の選手が表敬訪問するということは、日本も今回の相互関税を是認したというシグナルを送ることになるのである。

 地元に何億寄付をしたとしても、今回の自動車業界のマイナスをカバ^することは不可能である。そのトランプ政策を支持しているかのように受け取れる表敬訪問はすべきではない。

 これを欠席できれば、地元の意見を代表して今回の関税政策には日本は反対だというシグナルを送ることができるのにもったいないことになる。

 有名スポーツ選手といえども社会の一員なのだから、政治と無縁ではいられないはずだ。

やはりラジオ体操が良さそう2024年09月11日 17:08

 暑くならない早朝にウオーキングを毎日1時間ほど10日間続けていたら、なんと、時々感じていた踵の痛みが消えてきた。また、歩くのも早くなった気がする。上り坂でもそれほど息が上がらない。

 ただ、歩いた後、どうも腰が痛い。靴を脱ぐのに体が前に曲がらない。

 1時間も直立姿勢をたもっているのだから、体幹が硬くなってしまうのだろう。

 思い立って、ウオーキング経路の途中の公園で毎日開かれているラジオ体操の集まりに参加してみた。(といっても、端っこで適当にラジオに合わせるだけだが)

 最初の前屈で思いのほか曲がらない。それまで30分ほど速足・直立姿勢でウオーキングをしているのだから当然かもしれない。

 だが、体を回す体操など繰り返しているうちに次第に楽に上体が曲がるようになってきた。ラジオ体操第二ではそれほど痛みなく、体を動かせるようになった。

 公園から戻ってきて靴や靴下を脱ぐときも昨日に比べ、楽に脱げる。ウオーキングの途中の休息にもなる。明日からは毎日ラジオ体操を途中に挟むようにしよう。ちょっと離れた公園でも体操会をしているはずだから、ラジオ体操のはしごもできる。夜の酒場のはしごよりは相当健康的だろう。

周回コースでも飽きない方法2024年09月01日 07:47

 今年の24時間テレビマラソンは競技場の周回コースらしい。ネットでは、250週もすることが大変だという意見が多いようだ。
 知り合いの人がマラソンの練習をするのに自分の家の狭い庭を南洲もしていたので、一般人でも250週自体は無理でもないだろう。
 問題はその環境と時間である。この単調な環境と心理的な時間の長さのために、飽きて緊張が続かないために嫌になるのである。
 では、その環境と心理に飽きがこない方法は何か。例示してみる。

(1)環境(視覚的環境)
 トラックを変えて走る。
 逆向きに走る。
 スタンドを走る。
 場外を走る。
 観衆をある程度入れる。
 プロジェクトマッピングを利用する。
 VRグラスを付けて走る。
(2)環境(聴覚的環境)
 音楽を聴きながら走る。
 箱根駅伝の各監督の叱咤激励を聞きながら走る(NTVでは無料利用可)。
 武道館の歓声を聞きながら走る。
 各地の視聴者、関係者のコメントを聞きながら走る。
(3)心理
 飽きないためには目標が必要である。周回数ごとに門限を設ける。
 他のことをしながら走る。随伴者との漫才など。
 並んでいるスタッフなどと握手をしながら走る。
 犬とともに走る。
 チータとともに走る。(イモトのつもり、これもNTVか)
 競歩のつもりでどちらかの足がついていることを監視されながら走る(歩く)。ペナルティは募金の減額となる。

などなど、いろいろ考えられる。天候の悪化や寝不足さえなければ何とかなるだろう。

透明性のない柔道審判が心配2024年07月30日 19:07

 先日の失神一本判定は論外だが、理解できないのがShidoである。先に3回出された方が負けである。2回出されれば優勢であってもプレッシャーを受けて無理をすることになる。
どういう基準で主審がShidoを出すのか調べてみた。
以下はIJF(国際柔道連盟)のルールとそのDeepL翻訳である。

ここで特に問題なルールは3と4であろう。また、この23項目のどれに該当するかを主審が明らかにしないことである。
即ち、

3 攻撃の意思を装いながら、明らかに実行の意思を欠くこと(虚偽攻撃)。
4 防御のために相手の袖を掴んだり(概ね5秒以上)、袖をねじったりすること。

である。その問題点は
3.については「明らかに」という部分を定義すべきであること。意思があるかどうかを外部から判定することは精神医学的にもできるはずはない。
4.についてはMBLならクロックタイム表示で違反までの時間を試合会場全体に知らせるシステムを採用している。

どの項目の違反に該当するかは、通常、他のスポーツでは得点ごと、指導ごとにジェスチャーで示す。
副審もどのShidoだったのか分かれば、クレームを付けられる。

これらのどれもJudoでは実現していない。
講道館ルールとIJFでは若干のルールの差もあり、調整が難しいのかもしれないが、こんな不透明なルール運用では
子どもたちが将来柔道をやろうという気をなくしてしまう。
それがこのShidoルールの最大の問題だろう。




IJF prohibited acts and penalties

For "Shido" (minor violation group)

1 To intentionally avoid engagement with opponent.
2 To adopt an excessively defensive posture (generally, for more than 5 seconds).
3 To feign an intent to attack, but clearly lacking an intent to execute it (false attack).
4 To grasp the opponent's sleeve for defensive purposes (generally, for more than 5 seconds), or to twist the sleeve.
5 Standing with fingers mutually entwined (for 5 seconds or longer).
6 Intentionally disarranging one's own uniform, and retying the belt or pant's drawstring without the referee's permission.
7 Pulling the opponent into a Ne-waza from a condition in which a transition to a Ne-waza is not possible.
8 Inserting the fingers into the opponent's sleeve or leg openings.
9 Gripping the opponent in a manner other than the "normal Kumi-kata" without attacking (generally, for more than 5 seconds).
10 Failing to attack before or after taking the Kumi-kata stance.
11 Grasping the opponent's sleeve between the thumb and fingers ("pistol grip").
12 Folding back and grasping the opponent's sleeve ("pocket grip").
13 Grasping the opponent's foot (leg) or pant's leg without simultaneously attempting a Nage-waza.
14 Wrapping the belt ends or uniform hem around any part of the opponent's body.
15 Biting the hem of the uniform (one's own uniform or the opponent's uniform).
16 Placing a hand, arm, foot or leg directly on the opponent's face.
17 Hooking the foot (or leg) in the opponent's belt or collar.
18 Strangling the opponent with the tunic hem, belt, or directly with the hands.
19 Moving outside the contest area, or intentionally pushing the opponent outside the contest area.
20 Applying a leg scissors lock to the opponent's trunk, neck, or head (crossing and extending the legs).
21 Attempting to break the opponent's grasp by kicking the opponent's hand (or arm) with the knee or foot. Or, kicking the opponent's foot (or leg) without applying any technique.
22 Bending the opponent's fingers back in order to break his grasp.
23 Grasping the opponent's pants during an offensive or defensive maneuver executed from a standing posture (doing so will incur a "Mate" and a "Shido").

The "pants grasp" is allowed if simultaneously executing an Ouchi-gari, or when applying a Morote-gari, Kuchiki-taoshi, or Sukui-nage while holding the opponent's leg.

IJFの禁止行為と罰則

指導(軽微な違反グループ)の場合

1 故意に相手との交戦を避けること。
2 過度な防御姿勢(概ね5秒以上)をとること。
3 攻撃の意思を装いながら、明らかに実行の意思を欠くこと(虚偽攻撃)。
4 防御のために相手の袖を掴んだり(概ね5秒以上)、袖をねじったりすること。
5 指を互いに絡めて立つこと(5秒以上)。
6 自分のユニフォームを故意に乱し、レフェリーの許可なくベルトやズボンの紐を結び直すこと。
7 寝技に移行できない状態から、相手を寝技に引き込むこと。
8 相手の袖口や脚口に指を入れること。
9 「通常の組手」以外の方法で、攻撃せずに相手を掴むこと(概ね5秒以上)。
10 組手の構えの前後に攻撃をしないこと。
11 相手の袖を親指と指で挟むこと(ピストルグリップ)。
12 相手の袖を折り返して握ること(ポケットグリップ)。
13 投技をかけずに相手の足やズボンの裾をつかむこと。
14 ベルトの端やユニフォームの裾を相手の体の一部に巻き付けること。
15 ユニフォーム(自分のユニフォームまたは相手のユニフォーム)の裾を噛むこと。
16 手、腕、足または脚を相手の顔に直接当てること。
17 相手のベルトや襟に足(または脚)を引っ掛けること。
18 チュニック(ラウンドした)裾、ベルト、または直接手で相手の首を絞めること。
19 競技区域外に出ること、または故意に相手を競技区域外に押し出すこと。
20 相手の胴体、首、頭部にレッグシザースロックをかけること(足を交差させたり、伸ばしたりすること)。
21 膝や足で相手の手(または腕)を蹴り、相手の掴みを解こうとすること。または、技をかけずに相手の足(脚)を蹴ること。
22 相手の指を折り曲げて相手の掴みを解くこと。
23 立位での攻防の際に、相手のズボンを掴むこと(これを行った場合は「マテ」と「シドウ」が発生する)。

ズボンを掴むのは、大内刈りと同時に行う場合、または相手の足を掴んだまま諸手刈り、朽木落とし、掬い投げを行う場合に許される。

DeepL.com(無料版)で翻訳しました。

ルールを作った体操協会が問題だ!2024年07月22日 06:43

体操のパリオリンピック代表をめぐり国論が二分しているそうだ。

だが、この問題で最も問題なのは、体操協会の規則である。

心理学を無視した規則を作った当事者だからである。


ストレスを抱えた人間が、その解消を図る最も一般的な方法はルールを破ることである。若ければ誰でも気晴らしにスピード違反となるような速度で車を飛ばしたことがあるだろう。なければ貴方は若者でもアスリートでもない。

そういうおっさんたちがこの体操協会の規則を作ったのである。
選手を子ども扱いして敢えて簡単に破れるルールを作ったのである。

そして、トップ選手がストレス解消に規則を破ってみた。それがストレスを与える指導者達への心理的な仕返しだからである。

それを見ていた仲間は、代わりに代表枠に入れるかも知れないと通報した。

つまらぬ規則があるから破りたくなる。これは、心理学の初歩である。

そして、その規則を無視するような選手がそのスポーツのトップなら、問題なのは規則を作った方だろう。そんな選手の自主性を無視し枠に嵌めようとしたのだから。

公的には、法律を破ったときに罰することができるのは、裁判制度に
よらなければならないはずだ。それを無視して体操協会は敢えて問題を発生させる規則を作った。(他にもこのようなコンプライアンス違反、心理学無視の規則は多いが)

このような選手の自主性を軽視した規則を早く解消しなければ、メダルはなかなか難しいだろう。