原爆と原子力平和利用の物理学・生物学上の特性差2026年08月09日 09:49

今日は長崎原爆の日だが、相変わらず原爆と原子力平和利用の区別を曖昧にした番組が多い。

原爆でがんになり、がんを治療するためその数桁上のガンマ線の線量を照射するパラドックスはどこからくるのか。

それを物理的、生物学の両者の観点から解明しているのが坂東昌子先生のグループが提唱しているWAM(Whack-A-Mole、モグラたたき)理論である。
非常に単純化すれば、放射線治療や原子力発電使用済み燃料から放射される放射線は原爆とは異なり時間当たりの線量率が8桁程度小さいので、生体固有の免疫機能によりがん発生が抑止され、免疫異常が生じているがん細胞のみが死滅するという理論である。
それを様々な実験や治療実績から証明している。

これは現在の放射線防護基準では時間線量率が考慮されていないことに対するアンチテーゼでもある。現在、航空機利用者は太陽表面の核爆発事象である太陽フレアから高線量率、低線量のX線を年に数回被ばくする。米国でのCAの乳がん等の異常増加もこれに関係している。これが現在の放射線防護基準から抜け落ちており、大気の放射線遮へいの恩恵を受けない高度航空旅行者にとっては身近な問題でもある。

WAM理論と最近の進展について、下記ChatGPTの解説リンクに示した。

https://drive.google.com/file/d/1s3YfR2-4PgmLnzSArTMF89UUdqDemm0I/view?usp=sharing

ちょっと長いが、下記リンクをブラウザurl欄にコピペして読むことができる。

クマちゃうナ(替え歌)2026年07月14日 06:58

山本リンダさん、遠藤実先生 お許しください。


クマっちゃうナ お山に誘われた

どおっしよう まだまだ出てるかしーら

行きたいような 怖いような

ドキドキしちゃう わたしの胸

山やで聞いたら

クマよけスプレー 買えと 言うだけ

どうしよう まだまだ 出てるかしーら



クマっちゃうナ お山に来たけれど

出るのかな 大声出さなくちゃ

行きたいような 怖いような

震えてしまう 私の脚

リーダに聞いたら

初めはみんなそうなんだって

クマっちゃうナ お山に来たけれど

防火扉の危険性2026年06月21日 08:28

王子の小学校の火災では、防火扉の作動が問題を大きくしたようだ。

音楽準備室の外廊下から階下に降りる階段入り口の防火扉が閉まっていたため、廊下が煙で充満し、逃げ場を失った音楽室の先生、生徒が窓から脱出せざるを得なくなったようだ。

安全設備の不適切な運用やその情報の欠如が被害を増大する方向に働くのはよくあることである。

安全設備というものは通常は見えないし、機能試験も通常の状態でしか行わない。

一方、安全設備があるというだけで安全だと思い込む管理者、関係者も多い。また、その情報を公開することに後ろ向きの管理者、関係者も多い。その欠陥を指摘されるのが不安なのか、詳しい情報を持たないのかわからないが、完全な安全設備はあり得ないという事実を認めたくないという心理もあるだろう。

現在、大規模施設の中で生活しているが、この施設の防火扉の構造、運用の実態はどうなっているのだろうか。

避難訓練は年に1回程度であり、防火扉の作動の実施や構造の説明を入居者に開示されたことはない。単に3枚の写真が公開されているだけであり、その作動状況や操作についての解説がない。閉じ込められた時や煙に巻かれたときにどうすればいいのか不安が募る。

ベランダに避難した場合、隣家のベランダを伝って約100m先に地上に降りられそうな梯子まで到達できることは確認したが、居住者がそこに殺到した際はどうなるのかは神のみぞ知るということだろう。

従って、ネット情報や想像でしか対処ができない。

仕方なく、最近信頼性が揺らいでいるが広告表示も予定しているというChatGPTに防火扉について聞いてみた。多少の参考にはなるだろうが、あとは有事の機転の利き方で運命は変わるということだろう。

せめて閉じ込められる居住者、非居住者に防火扉が閉じられる前に閉鎖と扉の開き方を知らせるシステムを追加する必要がある。


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Q:防火扉の閉じ込め対策はどんなものですか

ChatGPT:防火扉(火災時に自動で閉まる扉)は、火や煙の拡大を防ぐために重要ですが、人が閉じ込められないようにいくつかの安全対策が施されています。

主な対策は次のとおりです。

手動で開けられる構造

多くの防火扉は閉まった後でも、避難方向へは手で押して開けられます。

非常時に電源が切れても開放できる機構が採用されています。

パニックバー(押し棒)

商業施設や病院などでは、扉の内側に横長のバーが付いており、押すだけで解錠できます。

避難者が鍵の操作をしなくても脱出できます。

挟まれ防止装置

扉が閉まる途中で人や物に当たると停止したり、閉まる速度を遅くしたりする機構があります。

自動ドアほど高度ではありませんが、強く挟み込まないよう配慮されています。

常時開放・火災時自動閉鎖

普段は電磁石などで開いた状態に保持され、火災報知設備が作動すると自動的に閉まります。

突然閉じ込められるリスクを減らしています。

防火シャッターの危害防止装置

大型商業施設の防火シャッターでは、人を検知して停止する装置や、下部に避難用くぐり戸が設けられている場合があります。

法令による規制

日本では建築基準法や消防法に基づき、防火設備が避難の妨げにならないことが求められています。

ただし、古い建物では防火扉が重く、閉まると開けにくい場合があります。病院や介護施設では、認知症患者の無断退出防止システムと防火扉が組み合わされていることもあり、火災時の解錠方法が別途定められています。

もしマンション、病院、オフィスビルなど、特定の建物の防火扉について知りたいのであれば、その種類に応じて詳しく説明できます。

認知症患者の無断退出防止システムと防火扉が組み合わされているーとはどういう仕組みですか

病院や介護施設では、認知症患者が気づかないうちに施設外へ出てしまう「徘徊(はいかい)」を防ぐために、出入口や防火扉に入退室管理システムを組み合わせることがあります。

一般的な仕組みは次のようなものです。
平常時

防火扉や出入口は電気錠で施錠されている。

職員は暗証番号、ICカード、職員証などで解錠できる。

患者が扉に近づくと警報が鳴るシステムもある。

患者が身に付けたタグ(ICタグ、RFIDタグなど)を検知して警報を出す場合もある。

火災時

火災報知器が作動すると、

電気錠が自動的に解錠される。

防火扉は防火区画を形成するため閉まる。

しかし扉自体は手で開けられる状態になる。

避難経路は確保される。

つまり、
「認知症患者の無断退出防止」と「火災時の避難確保」を両立するため、火災信号が入ると施錠機能が解除されるのが基本です。

例えば病院では、

通常は病棟出口の扉が電気錠で管理されている。

火災時には自動解錠。

看護師が患者を誘導して避難。
という運用が行われます。

なお、日本の消防法令や建築基準法では、火災時に避難できなくなるような施錠は原則認められていません。そのため、非常ボタンを押せば解錠できる、火災報知設備と連動して解錠する、といった安全対策が義務付けられています。

銀座とクマとヒトの困った関係2026年05月25日 18:19

銀座のスプレー事件でカプサイシンが検出されたそうだ。

カプサイシンといえば唐辛子の成分であり、クマスプレーの主成分でもある。

今回の事件の発生地点の近くには有名な山道具店もいくつかあるが、外国人同士のトラブルが原因らしい。最近の報道では奥多摩で外国人が熊に襲われたという、

想像するに、このような店でクマスプレーを買った馬鹿者がどの程度効くかスプレーした可能性もある。


勘弁してもらいたい。クマに効くということはヒトにはもっと影響があるということでもある。

それにしても、上記の想像が本当なら、クマスプレーも危険な道具ということになり、取り締まりを優先する当局が購入や持ち運びも制限を受ける可能性がある。

このようにして、安全第一の日本社会はシュリンクしていくのだろう。

クマに対し、有効な対策を打ち出せない国や行政機関、警察、自衛隊などはこのまま受け身な行動制限だけを国民、住民に押し付けていくということだろうか。

クマを適切に管理し、自然とほどほどの関係を保つことも行政機関の重要な役割である。なぜなら自然と人間との適切な関係を保つことこそが文化国家の最も重要な役割なのである。

文明とは自然を利用し、自然と折り合いをつけながら危険な自然を手なずけて文化的な生活を築いていく人の営みである。

クマを恐れて山に行けないということ(最近はいくつかの都市部でも出歩けなくなっているが)は自然との付き合いの放棄である。これは現状維持を自然との折り合いなしに続けるということである。

よく考えてみてほしい。銀座でクマスプレーをするヒトもいるし、山でヒトを襲うクマもいる。これをどうするか、バランスを考えて最良の対策を早急に打ち出すべきだ。

保護動物のシカが増えて山奥の餌が不足し行動力のあるクマが都市部に下りてきているとの説もある、

クマスプレーが携帯必須な山の装備ににならないよう、クマやシカ、イノシシを生態系が崩れない程度に駆除し、クマの山での餌を確保するとともに、ヒトへの恐怖心を親熊が子熊たちに教え込めるように、警察や自衛隊等の関係機関が協力してアーバンベアスナイパー部隊を行政府が早急に設置すべきだと思う。

各国のクマによる人身被害件数とベアスプレー2026年05月19日 06:31

知人がヘルメットをして山に登ったそうだが、実際各国のクマ被害はどうなっているのか。

ChatGPTによれば以下のようになっているそうだ。

各国のクマによる人身被害件数は

クマによる人身被害は、国によって「統計の定義」がかなり異なります。
そのため単純比較は難しいですが、おおよその傾向は以下の通りです。

国 年間の人身被害(概数) 死亡数(概数) 主なクマ
日本 100~250件前後 2~13人 ツキノワグマ、ヒグマ
アメリカ 40~100件前後 1~5人 アメリカグマ、ハイイログマ
カナダ 50~100件前後 1~3人 ハイイログマ
ロシア 数十~200件程度 数人~十数人 ヒグマ
北欧 数件~十数件 まれ ヒグマ
日本は近年かなり多い

特に最近の日本は急増しています。

2023年度:

219人被害
6人死亡

2025年度:

238人被害
13人死亡(過去最多)
と報じられています。

さらに2026年も出没増加傾向が続いています。

北米は「遭遇数」は多いが死亡は少なめ

北米ではクマの総数は日本より圧倒的に多いですが:

人口密度が低い
ベアスプレー普及
食料管理が厳格
国立公園文化が成熟

などから、死亡率は比較的低い傾向があります。

北米全体では年間死亡数は2~5人程度とされることが多いです。

なぜ日本で多いのか

専門家が挙げる理由:

人口密度が高い
山と市街地が近い
過疎化で緩衝地帯減少
ドングリ凶作
暖冬
猟師減少
クマが人を恐れにくくなった

などです。

「件数」と「危険度」は別

重要なのは:

アメリカ・カナダは「遭遇数」は非常に多い
日本は「人口密度あたり」の遭遇が多い
ロシアは地域によって極端

という点です。

特に 北海道 の ヒグマ は、北米のグリズリーに近い危険性があります。

一方、本州の ツキノワグマ は通常は臆病ですが、人里適応が進むと事故が増えやすいとされています。

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ということで各国のハイカーではクマスプレーが標準装備になっているようだが

Wikipediaでは下記の記載がある。もともと遭遇リスクが小さいのでクマスプレー効果がどの程度あるのか定量化は難しいようだが、抑止効果はあるようだ。

以下はWikipedia Bear spray翻訳

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クマ用スプレー



ウィキペディア、フリー百科事典より
クマ用スプレーディスペンサー

Bear sprayaerosol spraycapsaicinbearsクマスプレーは特定のエアロゾルスプレークマ用デテラントであり、その有効成分は強力な刺激性カプサイシンおよび関連するカプサイシンイドであり、攻撃的または充電中のクマを抑止するために使用される。1[][2]
使用
熊のスプレーをレンタルすることは非常に人気があり、クマに対する安全のために使用できます。
クマ用スプレーのレンタル
アルバータ州バンフで販売中のクマ保護スプレー

capsaicinoidsクマのスプレーの主な有効成分は、1〜2%のカプサイシンと関連するカプサイシンである。3][[4]

クマスプレーは、攻撃的または充電用のクマを抑止することを目的としています。ユーザーは、作動性クマをキャニスターに向け、2〜3秒間中身をスプレーします。製造業者によってスプレーの最大範囲は異なりますが、1.5〜3メートル(4フィート11インチ~9フィート10インチ)の射程から、充電や強圧クマにスプレーすると効果が報告されています。
有効性

クマスプレーの有効性は、攻撃の状況や状況によって異なります。Alaska1985年から2006年までのアラスカにおけるクマの襲撃に関する2008年の調査で、クマのスプレー検査により、92%の症例でクマの「望ましくない行動」が止められたことが明らかになった。さらに、近距離での遭遇でクマのスプレーを使用した人の98%が無傷で逃げた。5] Brigham Young University2008年のブリガム・ヤング大学のトム・スミス氏は、「クマの噴霧がクマを殺すと報告されたことは一度もない」と報告した。クマのスプレーを広く使用することで、人間の安全とクマの保護が促進されると私たちは信じています。5] 物体への潜伏スプレーもクマの引力を引き起こしており、通常、クマがスプレーで覆われた物体を破壊する原因となっている。5]

United States Geological Survey米国地質調査所の「クマスプレー安全プログラム」によると、クマのスプレーは攻撃的なクマをかわすのに効果的であり、人間やクマの両方のけがを防ぐ効果があるが、「...抑止力は100%有効ではない」と強調している。[1] 米国魚類野生生物局は、「同サービスは、クマのスプレーは適切なクマの撥水安全技術に従う代わりにはならないとするグリズリー・ベア委員会のペッパースプレー政策を支持しており、クマのスプレーはクマとの攻撃的または攻撃的な対立においてのみ抑止手段として使用されるべきである」と述べている。[6]
研究

研究によると、クマのスプレーはケガや死亡のリスクを減らすのに効果的である可能性がある。クマのスプレーは効果的であるが、当局は、人間とクマの衝突による傷害を最小限に抑えるための最良の方法として、適切なクマ認識や回避技術が最善であると強調している。1]

2008年のアラスカにおける「クマ用抑止スプレーの有効性」に関する研究は次のように述べている:

brown bearsblack bearspolar bears赤唐辛子スプレーは、ヒグマに使用した場合の望ましくない行動を92%、黒熊に90%、ホッキョクグマに対して100%の行動を止めました。
スプレーを所持している人のうち、98%が近距離での遭遇時にクマの負傷を免れた。
防御スプレーに伴うすべてのクマによる傷害(n=3)は、ヒグマによるものであり、比較的軽微であった(つまり、入院の必要なし)。
クマの噴霧事故の7%(71件中5件)では、風が噴霧の精度を妨げたと報告されているが、すべてのケースでクマに到達した。
クマのスプレー事故の14%(71件中10件)では、ユーザーがスプレーが自分自身に影響を及ぼしたと報告した。これは軽微な刺激(事故の11%、71件中8件)から、ほぼ無機能(3%、71件中2件)までさまざまである。
クマのスプレーは致死性の力に代わる効果的な選択肢であり、クマの国で再創造し働く人々にとって個人の安全の選択肢として考慮されるべきである。7]

2022年に行われたホッキョクグマ攻撃におけるクマのスプレー効果に関する研究によると、1986年から2019年にかけてカナダ、ロシア、アメリカ合衆国で発生した放し飼いのホッキョクグマに関する事故において、クマの噴霧は近距離の遭遇において効果的な抑止力となり、19件中18件の望ましくない行動を阻止した。この研究では、他の54件の分析されたホッキョクグマによる攻撃や、クマのスプレーが運ばれない人間への攻撃未遂が指摘されており、そのうち93%のケースで、クマスプレーが利用可能で適切に導入されていれば、関係者やクマの命を救えた可能性があるとされている。8]

クマによる絶対的なリスクは、グリズリー(ブラウンベア)の国であっても非常に低いため、クマのスプレーはリスクを大きく抑えることはできません。relatively small numberbackpackers[北米では、10年ごとにクマが比較的少数のバックパッカーしか攻撃しないことが知られている。そのうち、何百万頭ものバックパッカーがイエローストーンに一夜にしてキャンプしているにもかかわらず、約4万5000人が一夜にして暮らしている。[9] 約半数(48%)がクマ用スプレーを所持していない。10]
人間による人間利用

エドモントン、[11][11] バンクーバー、[12[] Saskatoonおよびサスカトゥーンなど、複数のカナダ警察が日常的に人間に対するクマのスプレーの違法使用事件に対処している。13]
歴史

カプサイシン・ベアスプレーは、1980年代半ばに開発された[University of MontanaCharles JonkelBart O'Gara。これは、チャールズ・ジョンケルおよびバート・オガラの監督の下で活動するモンタナ大学の大学院生キャリー・ハント氏の、主任研究者のキャリー・ハント氏の下で開発された。15]][16] ]ハントは、これまでの研究で市販のペッパースプレーをクマの効果的な抑止要因として特定していたが、信頼性が低く、近接性が求められていた[17]。ハントの論文はアメリカから出版された。1984年の魚類野生生物局。[18] aerosolビル・パウンズは、最終的にカウンターアサルトのクマスプレーを設立した人物で、ハントを支援し、ハントの研究用に信頼できるエアロゾルベアスプレーのキャニスターのプロトタイプを考案するのを手伝うと申し出た。彼らは30フィート(9.1メートル)以上のスプレー範囲と7秒以上のスプレー時間を備えたクマスプレー式を開発した。ポンドは、材料、分散システム、およびクマスプレーの推奨仕様の開発において重要な役割を果たした。19]
合法性
Yellowstone National Park2016年のポスターキャンペーンでは、イエローストーン国立公園でクマのスプレーを持参することを推奨している。20]

ベアスプレーはアメリカ全土で合法です。HawaiiNew Yorkハワイやニューヨークでも購入可能であり、認定銃器販売業者や薬剤師から購入しない限り、標準的なペッパースプレーは違法である。21] カナダでは、クマに対する使用が合法である一方で、人間に対して使用を意図する場合、クマのスプレーは禁止されている。22]

GlacierYellowstone National Parksグレイシャー国立公園およびイエローストーン国立公園のバックカントリー地域を訪れる際には、その地域を運んでいただくことをおすすめします。23][24]][[25] Alaska Department of Natural Resourcesfirearmアラスカ自然資源局のウェブサイトは、保護を求める人々に、少なくとも銃器を所持していない場合は少なくともクマのスプレーを携帯するよう呼びかけている。「この無能力スプレーは、クマに危害を加えることなく、必ず学ぶ教訓を与える」と述べている。[26]

FIFRA米国で販売されている製品に含まれるカプサイシンは、議会によるFIFRA法に基づき、EPAによって規制されている。27]

昨日の江ノ島と波2026年03月25日 02:43

昨日、江ノ島の南側の岩礁の観光地、岩屋で若者が海に落ちて亡くなった。当時風が強く遊覧船は欠航していたが、多くの観光客が岩礁に下りて波打ち際を楽しんでいた。
波は千回に一回程度は突然高くなる性質がある。
海に落ちた原因は不明だが周りに人が多くても自然のメカニズムに留意することが重要だ。

中性子を用いたインフラ健全性検査の改良案2026年01月13日 15:14

 今朝のNHKニュースで、理化学研究所(理研)などが開発した中性子を用いたインフラ健全性検査技術の開発について報道されていた。

 理研は得意の加速器技術を用いて、下水管などの構造物の劣化を中性子照射と中性子検出の組み合わせで、計測する技術を開発している。システムはRANSと呼ばれている。陽子加速器で発生させた中性子を構造物(下水管の場合はコンクリートなど)に照射し、その反射強度を測定する。中性子なので反射した中性子は後方散乱中性子と呼ばれている。中性子の原子核による散乱は、玉突きでのボールと似ていて360度方向のどの角度にも散乱可能である。入射した方向に戻る散乱が後方散乱と呼ばれている。これを測定することで、散乱体の厚さが推定できる。散乱中性子を中性子検出器で測定してその強度から下水管のコンクリートの厚みを測定したりできる。

 このような検査方法は放射線非破壊検査と呼ばれており、よく使用されている方法は、イリジウムなどの放射性物質から発生するガンマ線を検査対象の構造物に透過させてその透過率から構造物の残った厚さを測定することである。しかし、この方法では下水管の厚さを測るには下水管の下に検出器を置かなければならない。

 RANSでは中性子の反射強度を測るので中性子線源、中性子検出器共に下水管内に配置できることが売りになっている。

 問題は、陽子加速器である。近年小型化が進んだとはいえ、小型でも加速器の全長は5m程度ある。
https://www.riken.jp/press/2019/20191118_4/index.html?utm_source=chatgpt.com

 これは、BNCTという中性子を用いたがん治療装置と同様、中性子を発生させるために、陽子を当てるターゲットを、従来用いられてきたベリリウムからリチウムに変更することで、中性子発生率を向上させたことによる。

 しかし、5mでも日本の入り組んだ道路下の下水管内にこのシステムを潜り込ませたり移動させたりするのは困難だろう。

 そこで、別の中性子源を利用することを考えたらどうだろうか。
一般には軽水炉ではカリフォルニウム中性子源という自発的に核分裂をする中性子源が用いられているが、RANSチームもそれは検討したらしい。しかし、中性子線源強度が弱く、米国から大量に輸入する必要があるが陽子加速器並みに強くするには軽く数百億はかかるという。また、被ばくを避けるための遮へいや、RANSで用いるための線源のパルス化も難しいという欠点がある。

 ここで改良提案は以下のとおりである。

(1)アンチモン-ベリリウム中性子源を用いる。
(2)パルス化装置については、エネルギーが決まった単色中性子なので、不要となる。

(1)のアンチモン-ベリリウム中性子源とは、アンチモンの金属棒を原子炉で照射して、その棒をベリリウムの円筒容器の内部に挿入すると放射化したアンチモンからガンマ線がベリリウムと反応して中性子を発生する装置である。したがって、挿入しない限り中性子は発生しないので遮へいは容易である。ただ、照射したアンチモンは発熱するので適当な徐熱装置が必要だが、ブロワーで空気冷却すれば良い。アンチモン棒は長さが0.5m程度なので、都市空間での下水管への適用は容易だ。
(2)については、ガンマ線エネルギーが決まっているのでパルス化もエネルギー測定に必要なTOF装置も必要なく、十分な精度で散乱中性子を測定できる。

問題はアンチモンのガンマ線強度をいかに上げるかだが、これは実用レベル原子炉の中性子束を使えば十分可能であろう。

理研は原子炉を所有していないので、加速器のみで何とかしようとしているのかもしれないが、ALL JAPANでJAEAや電力などの協力も含めてRANSの高度化、実用化を図ってもらいたいものだ。

パブリックデプロマシーと福島事故株主訴訟判決2025年06月05日 17:29

パブリックデプロマシーとは外交の一手段であり、自国の外務担当組織が外国の政府ではなく、外国の国民をターゲットとして密かに世論を操作する外交を意味する言葉である。

第2次世界大戦の末期に、広島・長崎に原爆が投下され多数の被害者がでたが、トルーマン大統領は原爆が如何に怖いものであるかを世界各国の国民に対しパブリックデプロマシ―手法で喧伝したはずである。その結果が、下記の広島と長崎の被ばく影響評価にも表れている。

これは統計ソフトRにより広島の被ばく生存者と長崎の被ばく生存者者の発がんリスクと被ばく線量の関係を分析した結果である。
Table2は広島の男性と女性、Table3は長崎の男性と女性である。ERR coefficient(過剰相対リスク、ここではその線量を1Sv被ばくすることにより発がんするリスクと被ばくなしの場合の比(相対リスク)から1を引いた値として定義されている)とは、負の場合にはがん発生リスクが被ばくしていない人より小さく、正ならば被ばくしていない人より大きい。即ち、正、負が現れればその値が被ばく線量のしきい値となる。それ以下では被ばくによる発がんの影響はないことが統計的に示される。
そのしきい値は両表から

広島男性 約300mSv
広島女性 約125mSv
長崎男性 約80mSv
長崎女性 しきい値なし

となる。

Table2  ERR coeffisients of dose and p-values of solid cancers for Hiroshima via Spline function

dose Male dose Female
(mGy) ERR coef. p-values ERR coef. p-values Notes
3400 0.626864 1.30E-27 3400 0.935325 1.22E-86
3000 0.613587 7.29E-26 3000 0.947336 9.03E-90
2500 0.614539 5.77E-23 2500 0.972743 7.91E-88
2000 0.625126 3.11E-15 2000 1.026543 2.07E-69
1750 5.99E-01 4.00E-11 1750 1.10E+00 1.17E-59
1500 0.603602 8.20E-09 1500 1.152908 1.80E-50
1250 0.719855 1.12E-09 1250 1.228029 3.00E-40
1000 0.73014 1.24E-06 1000 1.200451 4.19E-24
750 0.637954 2.27E-03 750 1.186411 1.03E-13
500 4.15E-01 1.90E-01 500 1.23E+00 4.17E-07
300 -0.19257 7.22E-01 300 1.114376 8.83E-03 Threshold(Male)
250 -1.02844 1.55E-01 250 1.153326 2.69E-02
200 -1.50386 8.91E-02 200 -0.06102 9.22E-01
175 -2.24547 2.87E-02 175 1.011429 1.76E-01
150 -2.31155 4.35E-02 150 0.436493 6.28E-01
125 -1.32696 2.83E-01 125 -1.64508 1.88E-01 Threshold(Female)
100 -1.42975 3.42E-01 100 -1.31729 3.90E-01
80 -2.99334 1.30E-01 80 0.263215 8.71E-01
60 -2.74788 2.89E-01 60 -1.47104 5.15E-01
40 -13.175 1.12E-02 40 -8.23619 3.44E-02
20 -14.248 1.17E-01 20 -12.4608 9.87E-02
5 -67.7187 1.85E-01 5 -10.2604 7.71E-01


Table3   ERR coefficients of dose and p-values of solid cancers for Nagasaki via Spline function

dose Male dose Female
(mGy) ERR coef. p-values ERR coef. p-values Notes
3400 0.559405 5.01E-11 3400 0.715194 7.16E-20
3000 0.551134 1.82E-10 3000 0.718689 7.58E-20
2500 0.523384 4.10E-08 2500 0.782139 7.29E-22
2000 0.55147 4.49E-07 2000 0.91559 1.63E-23
1750 5.62E-01 1.59E-06 1750 9.22E-01 2.50E-19
1500 0.392784 6.97E-03 1500 0.909838 6.93E-17
1250 0.459589 7.31E-03 1250 1.044858 3.66E-16
1000 0.4001 5.83E-02 1000 1.168771 2.15E-14
750 -0.04246 9.09E-01 750 1.177914 3.09E-07
500 -2.29E-01 7.04E-01 500 1.74E+00 3.18E-05
300 0.666524 4.84E-01 300 1.816489 2.18E-02
250 -1.33522 3.24E-01 250 2.088789 2.85E-02
200 1.093019 4.83E-01 200 3.000936 1.30E-02
175 1.374008 3.90E-01 175 1.984172 1.86E-01
150 1.599174 4.54E-01 150 4.279943 7.02E-03
125 1.337869 5.65E-01 125 3.171504 1.26E-01
100 1.620268 5.72E-01 100 5.039102 3.90E-02
80 -0.51499 9.02E-01 80 7.493141 8.17E-03 Threshold(Male)?
60 -3.4197 4.89E-01 60 7.674809 3.65E-02
40 -11.4633 1.36E-01 40 4.721128 4.12E-01
20 7.039679 6.87E-01 20 23.91657 5.81E-02
5 96.95143 1.09E-01 5 30.9133 6.12E-01

この結果は異常である。被ばく線量により発がん症例数を整理したデータであるので、線量が同じなら広島と長崎のERRcoefficientやしきい値はほぼ一致していなければならない。広島と長崎で住民のがん発生率が大きく変わる要因はない。

この相違を説明できる唯一の説明は、長崎の被ばく線量がこのデータの数値よりは実際には大きく、このデータはそれを小さめに見積もったためという事になる。
その結果、長崎男性は小線量(実際には広島並みに被ばくしていた)でも発がんし、女性は更に小線量でも発がん例が増えたことになる。(実際には広島並みに大線量を被ばくしたがこのデータでは長崎の被ばく線量だけが実態より小さく操作されたいうことである。)

なお、広島でも男女差はあるが、これは女性が乳がんなど上体体表面の臓器の発がん例が多く、上空600m付近での核爆発による被ばくの影響が男性より大きいことを意味している。

では、なぜ、そのような操作を長崎の線量評価に用いたのか。これは推定になるが、長崎型原爆は米ソ冷戦で主力となった核兵器であり、その爆発力の評価を意図的かミスかは不明だが間違ったたのである。(詳しくは2025年01月27日本ブログ記事)

このオッペンハイマーらによるミス或いは意図的データ操作を米国はパブリックディプロマシーとして利用したのだろう。原爆の威力を知らしめ、恐怖感を煽るとともに、原子力技術を独占し世界的発展を抑制したかったのである。

即ち、広島のデータと長崎のデータをまとめて被ばく者の発がんデータとして説明することで、この矛盾に満ちた統計データで世論操作をしたのである。

その結果、特に低線量範囲(300mSv以下)のしきい値が統計的に不明確になり、しきい値があるのかどうかが分かりにくくなった。その結果、米国主導の各国際機関はしきい値なしモデル(0線量でもわずかに発がんリスクはあるというモデル)を採用することになった。

 それから65年後の福島事故でもこの基準を採用した日本国内の法規制があるため、関係機関の指示により避難した事で大量の事故関連被害者を出した。

 ところで、福島事故は東電のBWR原子炉の初号機から4号機までの事故である。その主要因は地震の影響でサイト外部からの送電線が損壊し、炉心冷却に必要な電源が喪失したときに非常用発電装置として働くべきディーゼル発電機が地下1階にあったことである。津波が引いてもこのプール状のディーゼル発電機室と配電盤が海水に浸かったままだったために非常用電源が供給できず、崩壊熱の除熱が出来なかったために炉心溶融事故を起こした。

 なぜそのような配置設計になったのか。実は、このBWR原子炉は1960年代の米国GEの設計である。当時、経団連会長も務めた土光敏夫氏はこの輸入すべき原子炉(当時は国論は与野党ともに原子力発電を国産エネルギーとして歓迎していた)の設計のチェックを日本側でしたいとGEに申し入れていた。しかし、ちょっとでも設計変更をしたら、GEは日本には輸出しないと回答してきたと土光敏夫氏が当時社長をしていた原子力企業の社史に記載されている。このGEの回答を日本政府、東電ともに受け入れたのである。土光氏が持論を押し通していたら、福島事故はなかったかもしれない。

 世界初の原子力発電所はアイダホの砂漠の中にあるEBR-Ⅰという原子炉だが、その非常用ディーゼル発電機は事故を起こした福島のBWRと同様、地下1階にある。それは、津波よりも米国特有の竜巻を重視して配置設計をしたためである。GEはその配置設計を踏襲したBWRプラントを開発し、日本へ輸出したのである。

 その際、被ばく基準は米軍が操作した広島・長崎のデータに基づいているのである。部屋の配置設計は従業員の被ばくを規制値以下にするための生体遮へい壁の配置が重要なポイントである。この配置の根拠が詳しく調査されていれば長崎のデータ操作も明らかになる可能性もあった。

 斯様にパブリックデプロマシ―の影響は世紀を超えて影響するものであり、今回の原告の東電株主はこのような歴史を踏まえ、被告に国や米国機関を加えていれば勝訴したのかもしれない。

下りでスリップしたらハンドルとブレーキから手足を離せ2025年02月20日 14:02

 先日の旭山動物園近くの大型バスと軽自動車のスリップ追突事故の動画を見て思ったことである。

 バスは下り坂で追突を避けようとハンドルを左に切ってブレーキをかけ続けたが、スリップは止まらず、軽自動車に追突し、更に押し続けながら別のバスに押し付けて止まっている。

 追突を避けようとハンドルを左に一杯切っているので前車輪は車体の進行方向に対し、左に45度の方向を向いている。これで、前方方向へのタイヤの摩擦力はほぼない状態になるのである。
 タイヤと氷面との間にできる水の膜を、タイヤ表面のサイプ(小さな細い溝)がタイヤの左右に排除することで、タイヤと氷の間の摩擦力を維持するのがスタッドレスタイヤの溝の役割である。

 45度方向に向けるとサイプの方向が車の進行方向と同じになるので、この水排除ができなくなる。逆にタイヤの下に排除すべき水が入り込んだ状態を作ることになるのである。即ち、ハンドルを一杯に切ることで、サイプのないような普通タイヤ以上に路面とタイヤ間の摩擦がない状態を意図せずに作っている。
 
 更に、このバスは何とか止めようとブレーキを一杯に踏んでいたようである。これは後輪の摩擦力を動摩擦状態にして下げているということである。(2月6日付け本ブログ)

 この結果、前後の4つのタイヤの摩擦が効かなくなって、前方の軽自動車に追突し、そのまま押し続けて、前方の大型バスとの間に軽自動車を押し付けたのであろう。

 即ち、ここで主張したいのは、下り坂でスリップしたらハンドルとブレーキから一旦手足を離すことで、ハンドルとブレーキのコントロールが回復するのを一瞬待つべきということである。その方がより確実に止める可能性が出てくる。

 これは心理的には恐怖感から難しいことではあるが、追突まであれだけの時間があれば一度試してみる価値があった。 普段からタイヤの摩擦特性を意識し、雪道ではハンドルとブレーキに過度に頼らない運転に慣れておくことが重要だ。

下水道管陥没対策用ミューオン宇宙線検出装置2025年02月08日 11:49

 知人の土木工学専門家に聞いたところ、地下の空洞を検出するのはマイクロ波の反射波検出だそうである。

 下水道の内部に潜って、マイクロ波を放出、空洞検出するのも可能かもしれないが、マイクロ波は一般にも使用されている電磁波なのでノイズで精度良い映像が撮れない場合も多いのではないだろうか。

 一方、福島事故の燃料デブリの位置を検出する技術として開発されたミューオン(宇宙線の一種)検出装置を下水道管上部の空洞検出に応用するという案はどうだろうか。

 福島で対応したような大型装置もあるが、下記リンクのような超小型のものもあるようだ。

https://engineer.fabcross.jp/archeive/171204_cosmicwatch.html

 これなら、ドローンに載せて下水管上部の空洞を検出するのもそれほど難しくはない。東電も多額の予算を使った事故対応技術を多分野にも応用すれば、世間の批判も和らげられるかもしれない。