ザポリージャ原発の核攻撃シミュレーション2024年04月10日 11:24

下記のリンクによれば、通常の原爆で原子炉を攻撃しても、攻撃された原子炉自体の放射能や爆発によりすぐに死者が出る可能性はほぼない。それよりも投下された原爆の核爆発による直接的被害が圧倒的に大きい。

即ち、恐れるべき対象は原発ではなく、原爆自体なのであるが、この混同をあえて行っている一部マスコミがあるようだ。

https://drive.google.com/file/d/1M6JZNz7TBhtppjQwjL5aWrOKc0Ti7DlR/view?usp=sharing

リニア新幹線問題解決法〜その22024年04月04日 00:26

 昨年7月に以下のブログを書いた。
ここで、ポイントは二軒小屋上流の田代ダムから発電のために大部分を富士川に横流ししている事である。

現知事はこれを知ってか知らずか県民を騙してJR東海に嫌がらせをしたのである。
下記の静岡県出身者も某大学卒であったが、この問題を全くしらなかった。牛を飼ったり、野菜を作ったりした事はない人であるが。
現知事は選挙民を騙す事には長けているのだろう。
基本、大井川は、その下流でも畑薙第一、第二ダムや井川ダムといった巨大なダムを連ねているので、50年前から水無川だった。
これらを選挙民を騙して現知事は当選したという彼の政治手法の典型である。

以下は23年7月のブログの再掲である。

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静岡出身の知人によれば、リニア新幹線トンネル掘削工事による大井川水系への影響についての静岡県知事の問題提起は水利権に関わる歴史的経緯を考慮すれば、故無きものではないということである。

 しかし、JR東海による静岡県民心理の読み違えが問題の本質であろう。これを解決するのはある意味簡単である。

 それは、静岡県内にリニア新幹線の駅を設置することである。リニア新幹線の静岡南アルプス駅候補としては静岡工区の千石川非常口の北にある二軒小屋付近に設ければよい。
現計画では静岡工区の千石川非常口は事故時の非常口のようだが、これを駅のある正式出口にすればいよい。これは比較的簡単に設計変更できるはずである。
 この新駅設置をJR東海に静岡県から申し込むだけで殆どの問題は解決するし、静岡県の面子も立つ。
 二軒小屋には元々静岡県の関連林業企業などが設置した宿泊施設があり、南アの中核的登山基地である。昔、ここに泊まって、大井川のイワナ釣りを楽しんだことがあるが、上高地に雰囲気が似ている。
 畑薙ダムから歩きだと丸一日かかるが、ここに東京から1時間で行けるとなると、日本有数の観光スポットになる。

 首都圏の登山人口比率を1%としても毎年少なくとも十万人がリニア新幹線の二軒小屋駅を訪れる。
 また、二軒小屋は今は休業しているが。上高地のように帝国ホテルなどを呼べば、南アルプスの屈指の観光地になる。
 更に、荒川岳にロープウエイなどを延ばせば、日本のグリンデルワルトにもなり得る。
地元では南アルプスの良さが分からないのかもしれないが、静岡県は県を挙げてこの新駅をJR東海に要求すればよい。

 大井川の水流問題などは、二軒小屋に隣接する田代ダムの水の富士川側への流量を減らせば簡単に解決する。富士川の発電所は東電所掌なのだから、JR東海にこの水利権交渉を任せれば簡単に解決する。

 ともかく、県知事も支持する県民も地元の観光資源の良さに気づいていない。JR東海は東京と名古屋しか頭にないので、更に悪い。スイス人の頭の良さを見習ってほしい。そして、最近の日本人の自然志向にちょっとは気づいてもらいたい。ビジネス客だけが乗客ではない。

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補足

二軒小屋に駅を作ると自然破壊だという意見があった。富士山であれだけ自然破壊をしている登山者からの意見である。単純に入山規制をすればいいだけである。いまでも畑薙ダムから二軒小屋まではディーゼルバスが大気汚染を広げながら登山者を運んでいるのである。

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春の足音が夏の襲来になる日2024年02月14日 06:49

 異常気象である。地球温暖化による日本での影響はすでに2月で20℃という高温状態を現実のものとしている。青森でも長野でもスキー場の閉鎖が続いている。スキー場だけなら関係者は少ないかもしれないが、積雪の減少は、春、夏、秋の貯水率の減少に直結する。要は食糧危機、電力危機でもある。

 テレビでキャスターが暖かいと喜んでいる場合ではない。花粉症の原因すら排気ガスから花粉にすり替えられている現状で、テレビを見ている我々の一億総白痴ぶりでは仕方ないのかもしれない。(昔の評論家がテレビの出現を称して一億総白痴と呼んだが、SNSでは100億総白痴とも呼べようか〇)

 この地球を救うには、鉄文化からの転換が重要である。

自動車、電車、工作機械はいずれもほとんどが鉄でできている。鉄の比重は約8であるが、アルミ(比重約3)で構成できれば、必要エネルギーは半分以下にできる。即ち、二酸化炭素排出量は半減する。そのためにはアルミの強度を上げられるレニウムとの合金化が研究されている。そこで、レニウムなど希少金属の確保が重要になるが、レアアースは地球に偏在している。これを大量に生産するため、タングステンの中性子照射でレニウムに変換する生成する方法がある。これらの新材料開発が地球温暖化を抑制するためのキーとなるかもしれない

震源の西進が始まったようだ2024年01月28日 09:19

 今朝、東京湾を震源とする地震があった。
先日の神奈川北部の地震を含め、普段の東葛地方から震源が西進しているように思える。関東大震災の震源が神奈川西部だとすると、かなり似たようなパターンになってきたように感じる。専門家はどう思っているのだろうか。

航空機でのリスク回避2024年01月06日 07:09

ある元ANA機長のはなしでは、事故回避で重要なのは、クルーの関係の心理的安定感だそうだ。

海上保安庁のOBと話をしたこともあるが、基本的に海の警察そしきである。

ドラマを見ていると 警察組織は縦関係が絶対的に強い。
それが今回の事故機の副機長の役割に影響していた可能性は無いだろうかと思う。

広島・長崎の被ばく者データを見直す必要性2023年12月23日 05:09

放射線に絡む全ての社会現象は、国際放射線防護委員会(ICRP)の被ばく防護に関わる勧告・指針に依拠した法律・基準に大きく影響されている。今回の福島事故処理水放出騒ぎも同じである。

この大元であるICRP勧告自体が間違っている可能性が大きい。その被ばく基準の科学的根拠は、広島・長崎の被ばく生存者のがん発生調査に大きく依存している。しかし、広島と長崎では、放射線量とがん発生率の関係が異なっている。それが単に定量的に違うだけならまだよいが、定性的にも違う。即ち、広島ではある線量範囲でがん発生率が減少するのに、長崎では増加しているのである。その時の比較対象者は、原爆投下時に各市の中心から20キロ以上離れた市外位置住民であり、被ばく線量は0と評価されている。

なぜこのようなことが生じるのか、原因は二つ考えられる。

一つは、調査データに不整合がある場合である。例えば、市外位置住民のがん発生データの見積もり方と被ばく住民ではがん発生数の評価方法が両市の間で異なっていた事が考えられる。
がん発生数と言っても単純では無い。そのがんが、同一人の別の場所から転移したものか、無関係に次のがんが発生したものかは、当時の医学レベルでは医師により判断が異なっていたことは大いにありうる。
被ばくゼロでのがん発生数が数倍異なれば、被ばく効果は逆転しうるのである。なぜなら、被ばく以外の効果が勝るからである。その多くは、喫煙によるもので当時は多くの日本人が、女性も含め喫煙習慣があった。がんが喫煙によるものか、被ばくによるものか、新陳代謝によるものかは今でも分からない。

更に両市で異なるのは、原爆のタイプである。広島は濃縮ウラン型で、長崎広島はプルトニウム型である。このため、原爆の構造が大きく異なる。ガンマ線の被ばくが線量の多くを占めるとはいえ、中性子の寄与がどのていどだったのか、地形の影響がどうなのか、今でも議論のあるところである。悲しいことに、軍事機密ということで、その評価の詳細は、米国から日本にはかいじされていない。当時はソ連との冷戦が予想されており、トルーマン大統領が、簡単に大量生産できると思ったプルトニウム型の実験を長崎ですかさずやりたがってのは理解できなくも無い。
しかし、線量評価の詳細、特に、ファットマン原爆の構造も含めて日本側に開示すべきだろう。今も、肝心の放射線線源データは簡単な1ページの表のみであり、担当は米国人に限られている。

もう一つの要因としては、被ばくデータやがん発生データが正しいとしても、その統計処理法が、間違っている場合である。

例えば、喫煙効果と放射線効果は個別のものとして評価されているいる。タバコには、燐酸肥料を通して花崗岩にあるポロニウム210という放射性物質が含まれている。この喫煙にがん発生は、喫煙効果なのか、被ばく効果なのか判然とはしない。仮に、両市の住民のタバコ原料に違いがあれば、原爆の被ばく影響と喫煙効果を混同した評価になっていても不思議ではない。

いずれにせよこのような疑問点だらけのICRP基準でマスコミや政府が福島事故や原発を議論している事態を見直すことから始めなければ日本に将来は無い。日本は科学技術しか頼れない資源小国なのだから。

JCO事故で中性子被ばくはどの程度だったか?2023年12月10日 05:45

 東海村役場に乗用車で突入した容疑者は1999年のJCO事故で体調を崩したと話しているという。

 原子力安全委員会のJCO事故の報告書では、

  「今回の作業は「常陽」の燃料用として、平成11年度に濃縮度18.8%、ウラン濃度380gU/㍑以下の硝酸ウラニル溶液を転換試験棟において製造することを目的としていた。
 作業は3人で実施され、29日から硝酸ウラニル溶液の製造を開始している。本来であればウラン粉末を溶解塔で硝酸を加えて溶解すべきところを、ステンレス容器(10㍑)でウラン粉末を溶解した後、作業手順書をも無視して、ステンレス容器(5㍑)及び漏斗を用いて、1バッチ(作業単位:2.4kgU)以下で制限して管理すべき沈殿槽に7バッチ(約16.6kgU)の硝酸ウラニル溶液を注入したとしている。
 上記の作業の結果、9月30日午前10時35分頃、沈殿槽内の硝酸ウラニル溶液が臨界に達し、警報装置が吹鳴した。この臨界は、最初に瞬間的に大量の核分裂反応が発生し、その後、約20時間にわたって、緩やかな核分裂状態が継続したものであった。10月1日午前2時30分頃から、沈殿槽外周のジャケットを流れる冷却水の抜き取り作業が開始され、午前6時15分頃、臨界状態は停止した。その後、ホウ酸水を注入し、午前8時50分には臨界の終息が最終的に確認された。
 この臨界による総核分裂数は、沈殿槽内の残留溶液の分析結果から、2.5×1018個と評価されている。 」

 これから即発臨界による瞬間被ばくであることがわかる。

 また、ガンマ線被ばくについては、
 
 「今回の事故により現場で作業をしていたJCO社員3名が重篤な被ばくをし、うち1名が12月21日に死去した。これら3名の線量はそれぞれ16~20グレイ・イクイバレント(GyEq)以上、6.0~10GyEq、1~4.5GyEq程度であった。このほか、56名の被ばくが確認された。そのうち36名についてはホールボディ・カウンタで検出され、その値は0.6~64mSv(暫定値)であった。また、フィルムバッジの測定結果により22名の被ばくが確認され、その値は0.1~6.2mSv(1cm線量当量)(ガンマ線)であった。なお、フィルムバッジで検出された22名のうち2名はホールボディ・カウンタでも検出されている。
また、臨界状態の停止のための作業等に従事したJCOの社員24名について、被ばくが確認され、ホールボディ・カウンタで検出された者の値は9.1~44mSv(暫定値)で、線量計(ポケット線量計)で測定された者の値は0.03~120mSv(1cm線量当量)(暫定値)であった。」

 とのことで、ガンマ線の被ばくは広島・長崎の被ばく者評価から、がん発症影響に関するしきい値(一部放医研研究者などの見解では150mSvと言われている)以下の値であったと考えられる。

 では、中性子被ばくはどうだっただろうか。

 容疑者は役場の対応に不満を持ったようだが、心理的影響だと切り捨てる前に、ICRP基準で、吸収線量当たりガンマ線の10倍程度の影響があると言われている中性子線に対する被ばく評価を正確に見積もる必要はあるだろう。

 Weinburg/WignerのThe Physical Theory of Neutron Chain Reactors、p.128によれば、U-235の核分裂当たりのエネルギ配分は、即発ガンマ線のエネルギーは6±1MeVで、中性子の運動エネルギーは5MeVである。
  
 一方、ICPRの線質係数は、ガンマ線1に対し、中性子約10(正確には線質係数には中性子エネルギー依存性があるが)である。

 これから、JCO関係生存作業者の中性子線による被ばく線量は、最大でおよそ

 120×5/5×10=1200(mSv)

となる。この報告書からは、ガンマ線を120mSv被ばくした作業者は、爆発時に室外にいたはずで、中性子はこれほどは被ばくしていないはずである。爆発時には室外(コンクリート壁の外側)にいたからである。

 では、容疑者はその時、どの程度被ばくしただろうか。最大1200mSvとして、JCO事業所からどの程度はなれていたかが問題となる。

 建屋や空気の遮へい効果を無視すれば、ほぼ距離の2乗の逆数で減衰する。容疑者はJCO社員ではないはずだから、敷地境界の外部にいたはずである。報告書図1からは事故のあった転換試験棟から県道連絡線まで約60mである。上記JCO社員が線源から10m位置で作業していたと仮定すると、容疑者が被ばくできる最大中性子線量は

 1200×(10^2/60^2)=33mSv

であり、上記のしきい値より十分小さい値となっている。
 ある情報では容疑者は久慈地区に住んでいたようであり、その場合には距離は1000m以上あるので0.1mSvとなり、飛行機で海外旅行をするよりも小さい。

 役場職員はこのような定量的評価値を容疑者に示した方が説得力はあったかもしれない。

 福島事故でも同じだが、放射線被ばくとは、物理化学的影響よりも心理的影響、即ち”放射線プラセボ”(放射線を浴びたという認識によるストレス影響)が効いてくるものである。今回のような思い込みによる悲劇の再発を防ぐには、放射線の人体影響及び人体の対放射線免疫機能に対する正確な知識習得と公報、ICRP基準と考え方の見直しが必要であろう。メディアも従来の報道姿勢を改め、まずは科学的な分析能力を身に着けるべきだ。

米国のクマ安楽死事情2023年11月15日 07:57

https://www.cnn.co.jp/fringe/35209210.html

によればコロラド州でもクマの食料は減っているようだ。
異常気象は世界的なものなのである。

 クマが米国で自然保護上どのように扱われているのか、デアハンターのように猟銃も一般的な米国では、動物によって駆除に対する態度が大きく変わるのかもしれない。以前、米国行きのフライトで、ある日本在住米国人が帰ったらデアハンティングをするのが楽しみだと言っていた。 日本ではシカは一般人の狩猟対象にはならないが、一部の州では一般人の趣味のようなものらしい。

 その米国で開かれたある夕食会で、日本人はクジラ肉を今でも食べていると名指しされたが、クジラ肉を食べる日本人を差別しながら、シカは保護に値しないと考える米国の平均的な人々の心情を理解はできなくもない。

 クマの駆除への態度も米国でも人によって様々だろう。

 ただ、この記事では飢えたクマを安楽死させたことになっている。

 日本も強力な麻酔銃などの使用をクマなどの野生動物駆除の際の手法として一般化させ、クマを安楽死させるシステムを構築すること、最近問題になっている一部動物保護団体による自治体へのクレームを和らげることはできるだろう。

関東大震災の震源と震源移動2023年11月14日 10:20

 関東大震災での震源は、相模湾だと思っていたら、最近の研究では神奈川県西部の大井松田IC付近のようだ。

 そこで気になるのは、11月10日午前の神奈川東部を震源とする地震だ。
今まで千葉県西部の地震は多かったが、ついに震源が西進してきたのではないかと心配になる。まあ、首都圏直下型地震はいつ来てもおかしくないと言われてから久しいが、震源の移動はかなり気になるところではある。

 ともかく、大震災に何時遭っても何とかなるような準備だけはしておくべきだろう。
 特に近年は異常気象で強い低気圧が時々発生する。地震と気圧の関係性がどの程度あるのか定説はないようだが、異常に強い低気圧の時は特に注意が必要に思う。

熊との遭遇2023年10月20日 20:28

 私はクマと実際に遭遇したのは1回、その気配を感じたのは3回ある。

 実際に遭遇したのは、約10年前、仙台市西北の北泉ヶ岳付近のスキー場敷地(但し、閉鎖後の春)である。北泉ヶ岳に近道しようと春のスキー場敷地を登っていたら、100メートル先に例の黒い熊影が見えた。そこで、どうするか判断に迷ったが、この距離ならいいだろうと大声を出した。そしたら、熊は逃げて行ったが、怖かったのはそのあとについていた子熊がいたのである。親子熊なら声を出さないほうが良かったのかもしれない。
 スキー場敷地はユリの花が咲いており、百合根の宝庫である。食料を得るには手ごろなところだった。

 慌てて山をおり、登山用品店で熊鈴を購入した。

 ほかに熊には直接はお目にかかっていないが、秋田の森吉山に秋に行った時には藪の向こうにガサゴソ音がして、確かに熊の気配がしたので、音を立てながら同行者と二人でその場を離れたことがあった。これも7,8年前のことである。

 さらに昔になるが、半世紀前に、単独行をしていて宮城ー山形県境の南面白山付近でも熊の気配を感じた。同じころ、北海道の知床半島の羅臼岳の登山路でもヒグマの気配を感じたことがある。この時は、二人だったが、熊鈴は携帯していなかった。

 いずれも、熊の気配を感じたのは、二人以下で静かな山行の時であった。数名なら、どうしても会話や動作音で、熊も近づかなかっただろうと思う。

 数名いるような集団で大きな音をだしたり、複雑な音(簡単に言えばラジオの音など)を鳴らしながら山を歩けば熊との遭遇は避けられるのだろう。

 
 仮に熊と直面した場合であるが、北海道で数回ヒグマと遭遇して生還したプロの話では、ヒグマも色々いるが、若いヒグマはヒトを恐れないので、戦いは避けられないとのことである。その戦いの方法は、ナタを持参し死に物狂いで戦う以外にないそうである。

 本州のツキノワグマも親子熊ならその可能性はあるのかもしれない。
熊鈴をつけていても単独行や数名以下なら、音響機器以外に、ある種の武器は持っていた方が良いだろう。ストックも役に立つのかもしれないがうまく使わなければナタほど相手にダメージを与えることはできない。
 
 マンションで野鳥がフンをしに来るので刺激性のあるカビキラーを撒いたらその後近づかなくなった。ひょっとしたらツキノワグマに効果があるのかもしれない。

 クマよけスプレー剤は市販されているが、唐辛子入りでかなり高い。カビキラーを誰か試してもらえないだろうか。(効果が無くても責任は負いかねるのでご了承ください。)

 一番効果的なのは、ハンター犬を同行することであろう。ご主人様のためならば、クマと戦ってくれる相棒を育てることである。

 もう一つの案は、クマの出没時期には九州の山を集中的に登ることである。

 九州にはクマモン以外の熊はいないと言われている。
(関門海峡トンネルや橋を不法侵入する熊は原理的に排除できないので保証はできないが。)