フィジカルAIの暴走をノーベル賞作家が描きかったのか2026年07月23日 04:58

フィジカルAIは体を持ったAI、即ち、疑似人間だが、ノーベル賞作家カズオ イシグロはSF「クララとお日さま」で太陽光をエネルギーとして動く高度フィジカルAIが暴走ともいえる状況に陥った様子をAIの視点で描いている。

クララAをこのAIとすると、クララAはフィジカルAIの並ぶロンドンの店内で顧客を待っていた。太陽光が欲しいこと、早く顧客に見つけてもらいたいことからお日さまの当たる窓際にいることが望ましいのだが、クララAは内向的なAIだったので、店の奥に置かれても店主に不平は言わなかった。

ある日、難病の少女が母親に連れられて来店し、自分に似たクララを見つけ、母親に購入することを頼んだのである。フィジカルAIなので、クララは少女の家で母親に言われた通り、少女の家庭教師兼看護婦として働き始める。

そして、クララAと少女は親友になっていくのである。

しかし、ある日、少女は病気をこじらせ生命の危機に陥る。クララAは世界中の知識を検索してあらゆる情報を得ていたので、クララA自身の体内にある小型モーターの潤滑用特殊液体がその病気を救う唯一の薬であることを知る。

そして、クララAは少女を救おうとある行動に走ろうとする。それは人間でいえば自殺にあたるものなのである。これはフィジカルAIにとって許される行動なのだろうか。

人間に許された?自殺行動が、人間に奉仕するために生まれてきたはずのフィジカルAIには許されない暴走なのだろうか。

そういう主題を含む科学的哲学的SFなのだが、クララAの結末は私も未読である。

流石にノーベル賞作家である。

なお、その後彼女たちがどうなったか、私はまだ読んでいない。

天皇制の意義は宗教と一寸異なる(その2)2026年07月18日 17:13

「天皇制の意義は宗教と一寸異なる」
と以前書いたが、その真意は、宗教はこの世にない教祖や教義を信じることであり、天皇制は生身のヒトが象徴となることである。
ともに、国家や社会の統一の原動力にはなるが、宗教と異なり、生身のヒトが象徴の役割を果たすのは当人の多大な犠牲の精神に依存しているのであり、その役割を負う生身の人々の意向を無視することはその制度の存続を毀損することになる。

男系男子論者は2千年間続いたという教義を信じる信者ではある。但しその信心には女性天皇が8代あったという歴史を無視した教義、即ち、妄信に近い教義を信じているとしか思えない。

生身のヒトが教祖となっている宗教、例えば、自民党が頼っていた旧統一教会の教祖様は男性から女性に性を転換をしている。
そのような宗教を頼って政治家になった人々が、天皇の性別にこだわるとということは自己矛盾しているのではないだろうか。

まして、国事行為という厳しい役割を担う生身の天皇の性を民間人が決めるということ自体が天皇制の教義に反するようなものだろう。2000年の伝統というイリュージョンに拘るのは単なる郷愁ではないだろうか。

天皇制の役割は日本国民の統一の象徴としての役割であり、その統一の原動力が一部の人の郷愁で毀損されようとしているのが現状だろう。



上野千鶴子氏は象徴天皇制に反対なので、天皇制の維持がより容易な女性天皇も当然反対だそうだ。用紙案ならより早く天皇制が維持できなくなるというアイロニー的考えだ。
民主主義国に天皇制のような例外があるのはおかしいと考えるのは正論かもしれない。しかし、それならば日本は現在、共和制に移行できるのだろうか。それは民主主義の理想だが、宗教に代わるものが日本の統合として必要なことは各国の状況を見てもわかる。あのソ連でさえ、ロシア正教が必要だったのである。残念ながら立憲君主性が日本の現在の民度としては相応しい。天皇制にかわる統一の象徴を持たない限り、日本はソ連崩壊以上の大混乱になるだろう。それは韓国の大統領制を見ていれば容易に想像できる。

天皇制を維持するには性に拘らないことが現在最も重要なことである。現在の皇室の構成や国民の人気がどうであろうと。

サッカー選手が錯覚したワケ2026年07月09日 20:46

サッカーと錯覚は日本語では一字違いなのでJOKEと錯覚するかもしれないが、真面目な話である。

現在、私は放送大学の錯覚の科学(テキストは菊池聡「錯覚の科学」放送大学出版会)を受講している。この錯覚について、詳しくはそのテキストを参照するか、または放送大学のネット配信(最低約1万円を支払い、入学すればだれでも見られる)を見てもらいたい。

この講義の主要な結論で印象的だったものは下記の2項目である。

(1)錯覚とは社会生活を営む上で効率的に、即ち、簡単に結論を出すために必要な感覚であり、人は通常そういう感覚を持って判断する。これは物事を効率的に処理うえで重要な感覚であり、必ずしもネガティブなものではない。
(2)一般的な業務については誰もが他人よりも多少は優れていると錯覚している。

このうち、(1)は事故を起こしたサッカー選手が赤信号で交差点に入った(自転車の被害者も同じように赤信号で入ったのだが)ことである。これは要するに歩行者用信号が青なら自動車も青になるだろうという常識を信じた(これが錯覚なのだが)結果である。こんな小さな交差点が渋谷のようなスクランブル交差点形式にしているはずはないという錯覚(効率的な思考)に従ったまでである。

(2)は心理学的な調査によれば、人は誰でも、一般的な作業に関して、平均的な他人よりは優れていると回答する比率が8割程度あるということである。現実は5割であるはずだが、運転でもなんでも人よりは優れていると錯覚するのがヒトの心理の真実らしい。(他人事ではないのは胸に手を当てれば良く理解できる。)

今回の事故では(1)が第一の原因である。

歩行者用信号が青なら、同じ向きの自動車用信号も青になるはずだと信じ込んでいるのである。更に自動車用信号は高い位置にあり、視線を通常よりかなり上に向けないと見ることができない、そこで歩行者用信号を見て信じてしまったのであろう、狭い住宅街の道路ではよくあることだ、



海外から日本に戻ってきた人は特に道路標識や道路システムが錯覚を起こさせるように作ってあると考えて運転しなければならないようだ。常識が通じない事例や例外が多いのが日本の道路である。

この前、ニュースでやっていたが、仙台には進入禁止と進入可能の標識が時間で変わるようにできているものがある。ある時間になると表示板の中心部が自動的に回転することで、進入禁止の横棒表示が、普通車が進入可能となる表示に変わるのである。初めてこの交差点に来たヒトには何らかの錯覚を生じさせ、事故原因にもなるかもしれない。

一方、(2)も誰もが心当たりがある。自分の運転が上手いと信じて危険な動きをする車も多い。

昨日、危うくバイクがBMWに追突しそうになる現場を見た。それはとある交差点の先にある道路左側の店の前にある駐車場にBMWがバックで止めようとしたときである。BMWだからハンドルは軽快である。交差点を過ぎ店の前の駐車場も過ぎたBMWがちょっと左にハンドルを切ってすぐに右にハンドルを戻し道路上でブレーキをかけた。後ろには車がいないのは分かっていたのだ。しかし、その瞬間、交差点の信号が変わり、交差する道路からバイクが右折して、そのBMWに迫ってきたのである。その結果、店の前でブレーキをかけて止まっていたBMWに危うく追突しそうになった。BMWの運転手もバイクの運転手も運転が上手いと過信していた結果のヒヤリハットであった。

道路を管理する側はこのような錯覚があることを考慮して各種信号や道路構造を整備する必要がある。上記のような錯覚を生じる恐れがある交差点では、公安委員会など関係機関が注意書きを工夫し、特殊な状況であることを目立つように表示することである。

また、道路の利用者側、運転者側は常に自分が何か錯覚してないか疑うという心構えを持つ必要がある。運動神経を働かせるだけではなく、状況をよく見極める冷静な配慮と気配りが必要である。

天皇制の意義は宗教と一寸異なる2026年07月01日 09:45

2021年にモスクワを訪れた際、ある日曜の朝、衝撃的な光景を見た。

宗教は麻薬だという共産主義のソ連が100年近くも続いた後にもかかわらず、市の中心部にあるロシア正教のモスクワ大聖堂には数千人の信者がモスクワ川の堤防沿いに列を作って並んでいたのである。ところどころには臨時トイレも置かれているのだから、数時間待つのは普通のことなのだろう。

ソ連崩壊にも関わらず、ロシアが国としてまとまっていたのは実は民衆が信じていた宗教の力だと思い知ったのである。

では、日本はどんな宗教が国民をまとめているのかといえば、仏教か神道なのかもしれないが、その根底には天皇がおられる。日本を統一し、どんな時代も為政者ですらその権威の認証を形式的であっても天皇から得ていたのだから、日本の統一の象徴であることに間違いはない。

ただ、諸外国の宗教と異なり、天皇は物理的に存在しているヒトでもある。一般的な宗教では神は物理的な存在ではないので神の生存の心配はする必要がない。スピノザは神はすべての事物の原因と位置付けていたそうだから、何物にも影響されない存在、即ち、物理的な実在の上位に存在するものである。

しかし、天皇はヒトでもあるので、その継続性を物理的にも保証できなければ、日本の統一の象徴が消えるのである。

終戦後まもなく公布された日本国憲法は昭和天皇のことしか考えなかったように思える。基本的人権が保障されていないように見える天皇の位置づけが日本の法律の離島と言われるのであろう。

現在、皇室典範の変更が現政権の一部の思惑で優先課題にされているが、その前にこの日本国憲法の矛盾を解決することこそ議論の最優先課題にすべきことだろう。

そして、皇室の人々の基本的人権をどう守るのかから後継論議を始めないと数十年後には皇室は消えてしまう可能性も十分にあるだろう。現在皇室典範の変更を急いでいる一部の権力者はこの基本的人権の問題をどう考えているのか、答えてもらいたいものだ。

また、皇室典範を変更しなければならないとするならそれは天皇家の意向に沿ったものでなければならない。それが現憲法の趣旨に沿ったものであるはずだ。それを保証し、推進するのが国事行為をお願いしている政府の義務でもある。現時点の政府の行動はそれとはまったく反対の方向にあるように見える。

防火扉の危険性2026年06月21日 08:28

王子の小学校の火災では、防火扉の作動が問題を大きくしたようだ。

音楽準備室の外廊下から階下に降りる階段入り口の防火扉が閉まっていたため、廊下が煙で充満し、逃げ場を失った音楽室の先生、生徒が窓から脱出せざるを得なくなったようだ。

安全設備の不適切な運用やその情報の欠如が被害を増大する方向に働くのはよくあることである。

安全設備というものは通常は見えないし、機能試験も通常の状態でしか行わない。

一方、安全設備があるというだけで安全だと思い込む管理者、関係者も多い。また、その情報を公開することに後ろ向きの管理者、関係者も多い。その欠陥を指摘されるのが不安なのか、詳しい情報を持たないのかわからないが、完全な安全設備はあり得ないという事実を認めたくないという心理もあるだろう。

現在、大規模施設の中で生活しているが、この施設の防火扉の構造、運用の実態はどうなっているのだろうか。

避難訓練は年に1回程度であり、防火扉の作動の実施や構造の説明を入居者に開示されたことはない。単に3枚の写真が公開されているだけであり、その作動状況や操作についての解説がない。閉じ込められた時や煙に巻かれたときにどうすればいいのか不安が募る。

ベランダに避難した場合、隣家のベランダを伝って約100m先に地上に降りられそうな梯子まで到達できることは確認したが、居住者がそこに殺到した際はどうなるのかは神のみぞ知るということだろう。

従って、ネット情報や想像でしか対処ができない。

仕方なく、最近信頼性が揺らいでいるが広告表示も予定しているというChatGPTに防火扉について聞いてみた。多少の参考にはなるだろうが、あとは有事の機転の利き方で運命は変わるということだろう。

せめて閉じ込められる居住者、非居住者に防火扉が閉じられる前に閉鎖と扉の開き方を知らせるシステムを追加する必要がある。


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Q:防火扉の閉じ込め対策はどんなものですか

ChatGPT:防火扉(火災時に自動で閉まる扉)は、火や煙の拡大を防ぐために重要ですが、人が閉じ込められないようにいくつかの安全対策が施されています。

主な対策は次のとおりです。

手動で開けられる構造

多くの防火扉は閉まった後でも、避難方向へは手で押して開けられます。

非常時に電源が切れても開放できる機構が採用されています。

パニックバー(押し棒)

商業施設や病院などでは、扉の内側に横長のバーが付いており、押すだけで解錠できます。

避難者が鍵の操作をしなくても脱出できます。

挟まれ防止装置

扉が閉まる途中で人や物に当たると停止したり、閉まる速度を遅くしたりする機構があります。

自動ドアほど高度ではありませんが、強く挟み込まないよう配慮されています。

常時開放・火災時自動閉鎖

普段は電磁石などで開いた状態に保持され、火災報知設備が作動すると自動的に閉まります。

突然閉じ込められるリスクを減らしています。

防火シャッターの危害防止装置

大型商業施設の防火シャッターでは、人を検知して停止する装置や、下部に避難用くぐり戸が設けられている場合があります。

法令による規制

日本では建築基準法や消防法に基づき、防火設備が避難の妨げにならないことが求められています。

ただし、古い建物では防火扉が重く、閉まると開けにくい場合があります。病院や介護施設では、認知症患者の無断退出防止システムと防火扉が組み合わされていることもあり、火災時の解錠方法が別途定められています。

もしマンション、病院、オフィスビルなど、特定の建物の防火扉について知りたいのであれば、その種類に応じて詳しく説明できます。

認知症患者の無断退出防止システムと防火扉が組み合わされているーとはどういう仕組みですか

病院や介護施設では、認知症患者が気づかないうちに施設外へ出てしまう「徘徊(はいかい)」を防ぐために、出入口や防火扉に入退室管理システムを組み合わせることがあります。

一般的な仕組みは次のようなものです。
平常時

防火扉や出入口は電気錠で施錠されている。

職員は暗証番号、ICカード、職員証などで解錠できる。

患者が扉に近づくと警報が鳴るシステムもある。

患者が身に付けたタグ(ICタグ、RFIDタグなど)を検知して警報を出す場合もある。

火災時

火災報知器が作動すると、

電気錠が自動的に解錠される。

防火扉は防火区画を形成するため閉まる。

しかし扉自体は手で開けられる状態になる。

避難経路は確保される。

つまり、
「認知症患者の無断退出防止」と「火災時の避難確保」を両立するため、火災信号が入ると施錠機能が解除されるのが基本です。

例えば病院では、

通常は病棟出口の扉が電気錠で管理されている。

火災時には自動解錠。

看護師が患者を誘導して避難。
という運用が行われます。

なお、日本の消防法令や建築基準法では、火災時に避難できなくなるような施錠は原則認められていません。そのため、非常ボタンを押せば解錠できる、火災報知設備と連動して解錠する、といった安全対策が義務付けられています。

国旗損壊罪の実社会での役立て方2026年06月19日 05:11

国旗損壊罪とは何のために創設するのかという議論が起こっているようだ。

ところで、MINIクーパーの前期モデルにはブレーキランプをユニオンジャックを模したものがあった。

これを応用し日章旗を同じように利用したらどうだろうか。

白いバックライトの中心にやや大きな丸い赤ランプを組み合わせたブレーキランプを2個配置したデザインを各メーカーに強制するのである。

これは日章旗が車に付いたのと同じであると見做せる。

即ち、追突したら国旗損壊罪になるのである。

国旗損壊罪は刑罰であり、追突事故のような減点・過料で済むような微罪とは異なる。

運転者はこの刑罰を恐れ、追突事故は大幅に減少するーーという国旗損壊罪利用法はどうだろう?

誤審排除のための野球への再プレー仕組みの勧め2026年06月11日 04:23

阪神ーソフトバンクの試合でリプレー検証でも2塁タッチアウトの判定が覆らず抗議した藤川監督の退場にSNSが炎上している。

そのコメントの多くが、リプレーセンターの審判が現場の審判に忖度したか配慮したためだろうとしている。

ここで思い出すのは、相撲の判定での取り直しである。
こちらでもビデオ判定は取り入れられているが、行司判定への勝負審判親方への配慮はありうる。行司は各相撲部屋に所属しているためである。

しかし、微妙な勝負では取り直しとなることが多い。それで双方が納得するのである。

この仕組みを野球に取り入れることは実は可能である。

阪神ーソフトバンクの場合は、そのワンプレー前まで戻ればよい。
野球では、投手が投げることでプレーは開始されるのだから、ボール、ストライクのカウントを維持したまま、投手が投げる前の状態から再プレーすればいいのである。

この場合、守備側が投手の投球回数が増えるために、やや不利になるかもしれないが、このような微妙な判定が生じるのは数十試合に一回程度だろう。全試合に対する主催チーム数は平等に割り当てられているので、守備側が不利になるか攻撃側が不利になるか、平均すれば関係なくなるはずである。

AI判定導入もいいが、それでも結局はAI判定への疑問は付きまとう。画像処理や判断をAIが間違う確率は0ではないことは、ChatGPTの回答を調べれば良く理解できる。AI判断はモンテカルロ解析と同じで統計確率論に従っているのだから。

日本の国技の仕組みが、欧米由来のスポーツに取り入れられれば、文化交流の良い前例になるだろう。

カウントを

ある不審者への対応2026年06月03日 19:42

私はかなり隙だらけに見えるらしい、変な出来事だった。

先日のある昼下がり、時間が余ったので、ターミナル駅の広いコンコースのベンチで一人考え事をしていた。右側から30歳くらいの若い男が手には小さなメモをもってこれを読んでくれと話しかけてきた。

そこにはこのような意味のことが書かれていた。

「私は知的障がい者です。むかし骨折させられ働くことができません。
おなかが空いて困っています。昼食代を頂けませんか。」

そして、お金を無心してきた。

あまり知的障がい者とは思えぬ筋道だった語り口に、無視するのも悪いと思って、警官を友人に持つ知人を思い浮かべながらこのように返事してみた。

わたし:「骨折させられるとは大変でしたね。知り合いの警察関係者に知らせて相手を捕まえたほうがいいでしょう。誰に骨折させられたのですか。」
かれ:「骨折は昔のことなのでもういいです。少しでいいからお金もらえませんか。」

わたし:「それだと一回限りになるので継続的な支援をしたい。知り合いに福祉関係者がいるので。」
かれ:「それはいいです。お金が今必要なだけです。」
わたし:「ちょうど今から福祉関係の県のトップに合うのでぜひ住所とお名前を教えてもらいたい。すぐに対応してくれるはずなので。」
(実際にその日の午後に、ある集まりで福祉関係の知り合いに会う予定だったので嘘には聞こえなかったはずだ。)

それを聞いて諦めたのか彼は突然私の前から居なくなった。

それから1時間後、同じ駅前でバスを待っているとその彼が全く同じように「このメモを読んでもらえませんか」
と言ってきた。

仕方なく、わたしは
「それはさっき読みましたよ」
と返したら、彼はさっと目の前から消えた。

私は、本当に隙だらけのカモになりやすい人に見えるのだと深く反省したのだった。

ただ、彼がこれを機会に公的な機関に助けを求めるきっかけになれば、このような出会いとその対応も無駄にはならないだろう。

生成AIと立体錯視の困難な関係2026年06月02日 06:02

あるプログラム作成問題で、3次元データのZ方向データのみ入れ替えられるようPythonスクリプトを作成するようChatGPTに依頼してみた。

こちらの指示が不適切だったためか何度もデータの関係を誤解して、意図した結果にならない。

しばらくして、これは立体錯視をAIが起こしているのではないのかという考えに至った。

立体錯視とは立体を2次元表示する場合に奥行き方向のデータが正しく認識できない問題で、ヒトが良く勘違いする場合である。

この良く知られた例はエッシャーのだまし絵だが、
https://masterpiece-shop.jp/news/sp/2018-06.html

これほど複雑でなくても正四面体の12の辺を紙に書いた場合も錯視と同じ現象は生じる。

即ち、上から正四面体を見た図なのか下から見た図なのか、ヒトは決めることができない。経験から普通は上から見た図と認識(錯視でもある)するだけだ。

AIも同じである。AIは2次元の図をメッシュ切りし、各メッシュの明暗などのデータを配列として、メモリーに記憶する。

この2次元図から正しいと思われる3次元立体を定めるには、ヒトの目のような物理的な装置が必要になる。しかし、現在のAIにはそのような装置はついてはいない。二つの視点も焦点深度の認識もないのである。

これが生成AIで3次元物体をなかなか理解できないように見える理由だろう。

生成AIが自由に扱うことができる言語というものは1次元データの羅列とみることができる。3次元データを適正に処理するには何らかの改良が必要だと思う。

グラウンドでは乱闘参加が推奨されるが家でなら解雇される2026年05月27日 03:11

今回の巨人軍の1件で最大の問題はオーナーの解任判断である。

(辞表を受け取っただけという主張に対しては、会見でのあの涙をみれば実態は解雇であることは誰でも分かることだ。)

プロ野球では試合中の両軍で小競り合いがあるとよく殴りあいがあり、他の選手はそれに参加しないと叱られるという社会であった。オーナーもそれを黙認していて誰も罰さなかった。

https://www.youtube.com/watch?v=1cbRGsZp_hc

https://www.youtube.com/watch?v=4IDktrRQuTU

NPBがお手本としているはずのMLBでは今年も乱闘騒ぎを起こしているが、NPBがMLBに何らかのコメントをしたという話は聞かない。World Baseball Classicにも引き続き参加するという。乱闘は黙認ということだろう。

だが今回オーナーは家庭内で、殴ってもいない体罰事件を起こしただけで解雇した。

これは明らかな二重基準といえる。
恐ろしい会社だし業界だ。


時代が変わったというなら、いつオーナー会は過去の乱闘事件への反省や基準変更を周知したのだろうか?お手本のはずのMLBにも何か注意したりコメントしたりしたのだろうか。

良識ある弁護士は、テレビでつまらぬ解説やコメントを出していないで是非不当解雇と訴えて欲しい。



社会の雰囲気と自分への悪影響だけ見て関係者を処分する権力者がいるのはどこかの国で好ましからぬ国民を微罪、えん罪で断罪、抹殺するのと同じく、非法治国家、未成熟国家の特徴だ。