ある不審者への対応 ― 2026年06月03日 19:42
私はかなり隙だらけに見えるらしい、変な出来事だった。
先日のある昼下がり、時間が余ったので、ターミナル駅の広いコンコースのベンチで一人考え事をしていた。右側から30歳くらいの若い男が手には小さなメモをもってこれを読んでくれと話しかけてきた。
そこにはこのような意味のことが書かれていた。
「私は知的障がい者です。むかし骨折させられ働くことができません。
おなかが空いて困っています。昼食代を頂けませんか。」
そして、お金を無心してきた。
あまり知的障がい者とは思えぬ筋道だった語り口に、無視するのも悪いと思って、警官を友人に持つ知人を思い浮かべながらこのように返事してみた。
わたし:「骨折させられるとは大変でしたね。知り合いの警察関係者に知らせて相手を捕まえたほうがいいでしょう。誰に骨折させられたのですか。」
かれ:「骨折は昔のことなのでもういいです。少しでいいからお金もらえませんか。」
わたし:「それだと一回限りになるので継続的な支援をしたい。知り合いに福祉関係者がいるので。」
かれ:「それはいいです。お金が今必要なだけです。」
わたし:「ちょうど今から福祉関係の県のトップに合うのでぜひ住所とお名前を教えてもらいたい。すぐに対応してくれるはずなので。」
(実際にその日の午後に、ある集まりで福祉関係の知り合いに会う予定だったので嘘には聞こえなかったはずだ。)
それを聞いて諦めたのか彼は突然私の前から居なくなった。
それから1時間後、同じ駅前でバスを待っているとその彼が全く同じように「このメモを読んでもらえませんか」
と言ってきた。
仕方なく、わたしは
「それはさっき読みましたよ」
と返したら、彼はさっと目の前から消えた。
私は、本当に隙だらけのカモになりやすい人に見えるのだと深く反省したのだった。
ただ、彼がこれを機会に公的な機関に助けを求めるきっかけになれば、このような出会いとその対応も無駄にはならないだろう。
先日のある昼下がり、時間が余ったので、ターミナル駅の広いコンコースのベンチで一人考え事をしていた。右側から30歳くらいの若い男が手には小さなメモをもってこれを読んでくれと話しかけてきた。
そこにはこのような意味のことが書かれていた。
「私は知的障がい者です。むかし骨折させられ働くことができません。
おなかが空いて困っています。昼食代を頂けませんか。」
そして、お金を無心してきた。
あまり知的障がい者とは思えぬ筋道だった語り口に、無視するのも悪いと思って、警官を友人に持つ知人を思い浮かべながらこのように返事してみた。
わたし:「骨折させられるとは大変でしたね。知り合いの警察関係者に知らせて相手を捕まえたほうがいいでしょう。誰に骨折させられたのですか。」
かれ:「骨折は昔のことなのでもういいです。少しでいいからお金もらえませんか。」
わたし:「それだと一回限りになるので継続的な支援をしたい。知り合いに福祉関係者がいるので。」
かれ:「それはいいです。お金が今必要なだけです。」
わたし:「ちょうど今から福祉関係の県のトップに合うのでぜひ住所とお名前を教えてもらいたい。すぐに対応してくれるはずなので。」
(実際にその日の午後に、ある集まりで福祉関係の知り合いに会う予定だったので嘘には聞こえなかったはずだ。)
それを聞いて諦めたのか彼は突然私の前から居なくなった。
それから1時間後、同じ駅前でバスを待っているとその彼が全く同じように「このメモを読んでもらえませんか」
と言ってきた。
仕方なく、わたしは
「それはさっき読みましたよ」
と返したら、彼はさっと目の前から消えた。
私は、本当に隙だらけのカモになりやすい人に見えるのだと深く反省したのだった。
ただ、彼がこれを機会に公的な機関に助けを求めるきっかけになれば、このような出会いとその対応も無駄にはならないだろう。
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