オートロックの罠2023年07月10日 17:51

 オートロック付きマンションの入居者は安全だと思って、各戸のドアを開けっぱなしでゴミ捨てに行ったりすることが一般的かもしれない。
 しかし、それはかなり危険な行為である。
 
 最近、知見したケースでは、マンション関連業者を装い、近くで工事をするので、事前に騒音のお詫びに来たという名目で、マンション内に侵入した者がいた。適当な部屋番号を押し、オートロックの鍵を開けさせ、マンション内に入り込み、各戸を適当に挨拶に回るのである。丁寧な語り口なので、つい油断するが、その丁寧さがくせ者である。時間をかけて室内の様子を探るのである。

 その後、どの部屋でもいつまで経っても工事は始まらない。そして、このあいさつ回りで不用心だと目星をつけた部屋に適当な時期に押し入り、悪事を働くという算段である。

 厄介な犯行手口を考えつくものである。

 マンションの住民は共用スペースには誰が来るか分からないという前提で生活せざるを得ない時代になったようだ。
オートロックは単なる自動ドアだと思って生活するしかないだろう。人は見た目では判断がつかないものなのである。

 マンション業者のいうオートロックの安心感については、感じでしかない。実際には安心と安全のいずれも満足はしていないのである。

横浜市民向け連休散歩コース2023年05月01日 04:13

横浜の観光地といえば、桜木町から関内、石川町付近の海岸沿いがメインだろう。この地区は名所も多いが、人出も多くゆっくり散歩という気分にはなれない。

おすすめは、横浜市の西部を南北に流れる境川水系の川沿いの散歩道である。境川本流は八王子から江ノ島までの大きな川で、長いが、サイクリング族が煩い。散歩を楽しむなら、その支流の和泉川か、宇田川であろう。どちらも起点は湘南台駅だが、和泉川なら下飯田やいずみ中央駅、いずみ野駅から上流に向かい三ツ境までのコースが楽しい。
川沿いの公園はよく整備されており、ちょっと変わった橋や神社仏閣も点在する。天気が良ければ丹沢も望める。地元の人に独占されるのは勿体無いほどの休日が楽しめる。

東横線から相鉄線に直通運転ができたので、東京方面からも短時間で来れる。そのうちメディアで紹介され混雑する前に、尋ねてみたいスポットである。

ChatGPTによる論文審査はどの程度正確かが問題だ2023年04月17日 12:42

 大学など論文で資格審査をする場合、ChatGPTの利用による不正をどうするかが問題になっている。一般教官はChatGPT以下の記憶能力しかないので不正を見破ることはできない。

 では、ChatGPTに論文を入力し、学生の提出論文を審査してもらって、どの程度ChatGPTが作成した文章、ロジック、アルゴリズムが論文に入っているかを審査してもらえばよいということになる。(ChatGPTは、それまでの会話履歴を覚えているし、相当長い文章でも処理してくれる。)

 しかし、そのChatGPTの回答がどの程度正確で、どこまでChatGPTの回答を信頼するかが、次に問題になるだろう。

 その審査基準もChatGPTに尋ねることになるのだろうか。

 このように大学等の教官は深刻な問題に巻き込まれる可能性が大きい。少なくとも従来の論文審査形式では今年度からトラブルが続発するだろう。

 以前に書いたことがあるが、卒業、修了等の資格審査では、論文審査だけではなく、ゼミなどの直接会話形式での審査に重点を移す必要がある。

エイプリルフール2023年04月01日 15:54

 今日は、横浜桜木町野毛の本格中華で有名な桂林飯店でランチを頂いた。

 いつもの週末のように、店の中はテレビ中継に齧りつく競馬ファンで一杯だった。(注:野毛には場外馬券売り場があります。)
















店内をよく見たら
「お客様へ

 たまには競輪も宜しくお願いします。(競輪ファン店 店主より)」

との掲示板が脇においてあった。

都会生活者向け雨の日の散歩方法2023年03月25日 08:36

 結論から言えば、ご想像の通り地下街の利用である。
大都市には大きな地下街が駅周辺には必ずある。
その地下街をできるだけ大きく一周或いは数周することである。

メリットは多い。
(1)手ぶらでカッパ無しで歩ける。
(2)信号がないので長時間一定速度で歩け、持久力が付く。
(3)信号がないので各周回ごとの速度を正確に測定できる。
(4)時たま階段の上下があるので筋力も付く。
(5)急いでいる人々や改札でカードが見つからず焦っている若者を余裕を持って見守ることもできる。

しかし、ディメリットもある。
(1)つい喫茶店に入りたくなってしまう。
(2)飲み屋を見て、今晩はここで一杯やろうなどという邪心を起こしてしまう。
(3)地下街なので、海が近いと津波リスクがある。
(4)地下街までの交通費が掛かる。

なお、(4)については片道200円とすると朝に雨の場合は月5回程度だろうから月2000円で済むだろう。
 如何だろうか。

確定申告(e-tax)でトラブらない秘訣2023年03月09日 07:26

 結論から言えば、臨時収入があった人は、昨年度データの利用を諦め、すべて、最初から入力することである。

 マイナカードを使えば住所氏名などは自動入力になる。
しかし、昨年度データをコピーして使うことになると、臨時収入があった人はトラブル可能性が強い。

 それは、e-taxのソフトに問題があり、分離課税と総合課税の連携がうまくできていないので先に進まないのである。その問題を窓口に問い合わせようとしても電話がつながる確率は宝くじ並みであろう。待ち時間による電話代のほうが還付金よりも高くなりそうだ。

 e-taxソフトのみの問題ではなく、税制が複雑怪奇であり、そのソフト化は多分専門家でもかなり難しいのであろう。まして、年に一回しか税金のことを考えない一般人は一旦ソフトの使い方でトラブったら、説明書きを読んでも、量子コンピュータの説明を受ける非専門家よりもチンプンカンプンな状態に陥る。

 これを避けるには、多少手間が増えるが、昨年度データの読み込みは避け、今年が最初の入力であるという手順を選ぶべきだろう。

 勿論、今年の入力データならば、一旦中断したのちにそのデータの再利用は問題なくできるのだから。

マンションでの簡単な防寒対策2023年02月01日 11:19

 マンションの場合、外気の冷気が室内に侵入する主な経路は鉄製の玄関ドアであろう。
 (熱伝導率к[W/m・K]を比較すると、鉄は83.5、ガラスは0.55~0.75、木材0.15~0.25です。)

 従って、ドアに木材の板などを張ればいいのだが、見栄え良く作るにはかなりの費用が掛かる。玄関から居間に通じる廊下に防寒用アコーディオンドアを付けるのが事前の策だが、それも1万円では済まないし、手間もかかる。

 そこで、もっとも簡単でほぼ0円の対策として、夏に部屋の入口にかけていた幅約1m長さ約1mの暖簾を付属の伸縮式突っ張り棒ごと廊下の途中に付けた。手が届かないので、上部には約10㎝の隙間ができている。しかし、重要なのは、その下に大きな風呂敷を繋げ、床面に引きずる程度の長さになるよう、暖簾にクリップ止めすることである。すべて手持ちなので、費用は0円だった。(突っ張り棒は100円ショップで入手したものである。)やることはこれだけである。

 その結果、玄関と居間、風呂場の間には仕切りができ、玄関からの冷気はぼぼ遮断できた。よく見ると、暖簾の下にクリップ止めした風呂敷が玄関から居間方向になびいているが、風が侵入するほどではない。重い冷気が暖く軽い居間側の暖気と混合しないようにこの費用0円の仕切りが作用しているのである。

 これだけで、ヒートショックを全く感じないようになった。また、この仕切りは玄関からも見えない位置に配置できたので、見栄えも気にならない。早くこの方法に気づくべきだった。

 工業用赤外線温度計での測定結果

 玄関ドア内側:13.8℃
 仕切り外側廊下壁:16.0℃
 仕切り内側廊下壁:17.6℃

 以上

パソコンによる足元暖房方法2023年01月27日 07:18

 この寒さと電気代高騰、パソコン利用のトリレンマを解決するため、パソコン発熱を利用した足元暖房をトライした。

 その結果、これまで使用していた小型ヒーターが不要になった。

 パソコンからの側面からの熱風は、ヘビーユーザーなら良くわかるところでもある。最近、計算の機会が増え、かなりCPUがらの発熱がふえている。一方、足元は寒くてしょうがない。

 そこで、脚の脇に台を置き、パソコンを机上から、机下に移動してみた。

 問題は配線である。電源は、何とかなった。画面は、外付けモニターのみに頼ることに決めたが、モニター配線がやや短い。机の背面を何とか通し、つなげることができた。パソコン底面に置いていたファンのUSB電源は、ファンを前後逆に配置することで、延長コード無しで繋げられた。LANと入力機器用USBも同様である。

 足を延ばすとちょうどパソコンの吹き出しからの熱風が足首に当たり、程よい暖かさである。

 消費電力はパソコン約300W,これまで使用してた小型ヒーターは約1000Wなので、700Wの節電となった。

 これを全パソコンが実施したら、原発何基分だろうか。
(AIやり過ぎで頭が単純化してきたようだ。)

スタッドレス靴とスパイクゴム底2023年01月25日 05:09

 東北地方に住む友人がスタッドレスゴム底の靴を持っているという。
ネットで調べたら、スタッドレスブーツと称して、クルミ入りのゴム底のシューズが多数ある。車のスタッドレスにもクルミ入りのタイヤがあったので、靴への応用だろう。靴底もクルミ無しのものもあるようだ。

 私は靴底に付けられるゴムに小さな金属スパイクの付いたスパイクゴム底の滑り止めを持っているが、路面を傷めないためにはスタッドレス靴のほうが良いだろうか。

 調べたら、スタッドレスゴム底という両者の良い所取りのような商品もあった。

 優劣比較をすると以下のようになる。(個人の感想です。)

        スタッドレス靴  スパイクゴム底  スタッドレスゴム底

価格      数千円以上   500~1000円  1000~2000円
 
滑り止め性能(氷)  〇       ◎          〇

滑り止め性能(雪)  ◎       〇          〇

環境性能        〇       △          ◎

今朝はどうなるだろうか。

どうもワークマンにも滑り止め用品があるようだ。
(なお、ワークマンとは利益相反はありません。)

選択式試験問題でのウッカリ回答ミスの防ぎ方2023年01月24日 10:47

 大学試験など計算機処理される選択式試験問題が最近は普通のようだ。
 困ったことに、この形式では、正しい記述ではなく、間違っているものを選べという設問が多い。
 
 人間心理として、正しいものを選択するのが習慣になっている。ウッカリすると間違っているものではなく、正しいものをチェックしがちである。(これまで数回やってしまった実績がある。)

 そこで、どうするか。

 紙があるとして、選択肢の番号を縦に書き、その右に順番に〇、×を書く。

この手間は大したことはないだろう。

 次に、おもむろに解答用紙にある×の選択肢番号にチェックをいれる。

 それだけでミスはゼロになる(はずだ)。

 人間の習慣はなかなか治らない。特に、試験のような時間に追われた状況では、うっかりミスが出やすい。

 上記のような段取りで回答することを習慣化しておけば、心理な余裕ができるので、うっかりミスを容易に防ぐことができる(はずだ)。