ルールを作った体操協会が問題だ!2024年07月22日 06:43

体操のパリオリンピック代表をめぐり国論が二分しているそうだ。

だが、この問題で最も問題なのは、体操協会の規則である。

心理学を無視した規則を作った当事者だからである。


ストレスを抱えた人間が、その解消を図る最も一般的な方法はルールを破ることである。若ければ誰でも気晴らしにスピード違反となるような速度で車を飛ばしたことがあるだろう。なければ貴方は若者でもアスリートでもない。

そういうおっさんたちがこの体操協会の規則を作ったのである。
選手を子ども扱いして敢えて簡単に破れるルールを作ったのである。

そして、トップ選手がストレス解消に規則を破ってみた。それがストレスを与える指導者達への心理的な仕返しだからである。

それを見ていた仲間は、代わりに代表枠に入れるかも知れないと通報した。

つまらぬ規則があるから破りたくなる。これは、心理学の初歩である。

そして、その規則を無視するような選手がそのスポーツのトップなら、問題なのは規則を作った方だろう。そんな選手の自主性を無視し枠に嵌めようとしたのだから。

公的には、法律を破ったときに罰することができるのは、裁判制度に
よらなければならないはずだ。それを無視して体操協会は敢えて問題を発生させる規則を作った。(他にもこのようなコンプライアンス違反、心理学無視の規則は多いが)

このような選手の自主性を軽視した規則を早く解消しなければ、メダルはなかなか難しいだろう。