解説書の用語集と翻訳小説の登場人物リストの役割 ― 2025年07月01日 00:26
例えばトルストイの「戦争と平和」など、海外の長編小説の文庫本では、登場人物が多い場合が普通で、また、その名前も慣れない長い名前ばかりなので、最初の部分に、簡単な登場人物リストが記載されていることが多い。
読者は小説を読みながら、このリストを頼りに、登場人物の複雑な人間関係を安心して構築できるようになっている。
では、自分の専門外の解説書を読み進める場合は何に頼るかといえば、Glossary(用語集)というものがある。
専門の論文ではページ数制限などを考慮して用語集は一般的ではないが、略語集(List of abbreviation)なら許容される。
これらがあると、読者のみではなく、著作者自身がその解説書又は論文を書きやすくなる。これらはある専門用語を定義するものなので、その用語の著作物内の意味のブレが無くなるという科学技術文書での論理的一貫性を保つのに役立つのである。
この用語集の役割に気づいてから、どんな文書も最初に用語集を作成し、最終ページに添付することにした。
自分自身も専門外の読者もこの用語集や略語集を見ることで、この著作物がどのような専門的背景をもとに記述されたのかを、読み返した時に推測できる。自分自身もその時の専門的な背景、事情を忘れることがあるので、その際にも役立つと思う。
読者は小説を読みながら、このリストを頼りに、登場人物の複雑な人間関係を安心して構築できるようになっている。
では、自分の専門外の解説書を読み進める場合は何に頼るかといえば、Glossary(用語集)というものがある。
専門の論文ではページ数制限などを考慮して用語集は一般的ではないが、略語集(List of abbreviation)なら許容される。
これらがあると、読者のみではなく、著作者自身がその解説書又は論文を書きやすくなる。これらはある専門用語を定義するものなので、その用語の著作物内の意味のブレが無くなるという科学技術文書での論理的一貫性を保つのに役立つのである。
この用語集の役割に気づいてから、どんな文書も最初に用語集を作成し、最終ページに添付することにした。
自分自身も専門外の読者もこの用語集や略語集を見ることで、この著作物がどのような専門的背景をもとに記述されたのかを、読み返した時に推測できる。自分自身もその時の専門的な背景、事情を忘れることがあるので、その際にも役立つと思う。
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