人を刺せない包丁の開発 ― 2024年12月22日 06:27
最近の日本の通り魔的殺人事件の多くは包丁によるものだろう。拳銃や刀剣は規制が厳しいためもある。絞め殺すのには時間がかかるので通り魔的な事件にはならない。
精神障害を無くす努力も重要だが、今後もストレスの増加や格差拡大で米国化の影響を脱するのは難しそうだ。次善の策として包丁構造の改良を考えてみた。
基本的な考え方として、人体は周囲の環境よりも約10℃高温になっているので、その温度差を利用する。温度が高いものに対しては包丁の刃先が向かないようにする。従って、温度センサーと刃先の変動構造が必要になる。
温度センサーは簡単な工業用温度センサーが利用できる。2千円程度で購入できる。寸法は5㎜φ×50㎜L程度である。これはグリップに内蔵できる。
刃先の変動構造はやや面倒だが、グリップの直線方向から直角に折れ曲がる構造が簡単だろう。センサーが一定温度以上になると刃先を直線方向に支えていたピンの支持部が外れ、グリップと直角方向(下向き)になる。この構造だと簡単には刺さることはない。
これなら、現在の一般的な包丁の価格の2倍以下で製造が可能だろう。
このような包丁の採用を強制することはできないだろうが、使用間違いによる傷害防止や、事件、事故が起こりそうな施設、家庭などでの安全対策として有効だろう。購入可能な価格帯に抑えることは無理ではない。
温度センサーの高度化、感度向上、刃先収納構造の改良など開発項目は多そうだが、家庭用商品販売企業等で開発を検討する価値はあるのではないだろうか。
問題は高温の揚げ物などを切る際に使用できなくなる可能性だが、それらの食材は美味しくするためにかなりの高温になっており、人体の温度範囲(40℃以下)よりは必ず高くなるので、センサーの稼働設定範囲を制御することで簡単に対応できるだろう。低温食材も同様、生きているヒトの温度(服のうえでも25℃以上)よりは必ず低いのでセンサー高度化で対応可能だろう。
精神障害を無くす努力も重要だが、今後もストレスの増加や格差拡大で米国化の影響を脱するのは難しそうだ。次善の策として包丁構造の改良を考えてみた。
基本的な考え方として、人体は周囲の環境よりも約10℃高温になっているので、その温度差を利用する。温度が高いものに対しては包丁の刃先が向かないようにする。従って、温度センサーと刃先の変動構造が必要になる。
温度センサーは簡単な工業用温度センサーが利用できる。2千円程度で購入できる。寸法は5㎜φ×50㎜L程度である。これはグリップに内蔵できる。
刃先の変動構造はやや面倒だが、グリップの直線方向から直角に折れ曲がる構造が簡単だろう。センサーが一定温度以上になると刃先を直線方向に支えていたピンの支持部が外れ、グリップと直角方向(下向き)になる。この構造だと簡単には刺さることはない。
これなら、現在の一般的な包丁の価格の2倍以下で製造が可能だろう。
このような包丁の採用を強制することはできないだろうが、使用間違いによる傷害防止や、事件、事故が起こりそうな施設、家庭などでの安全対策として有効だろう。購入可能な価格帯に抑えることは無理ではない。
温度センサーの高度化、感度向上、刃先収納構造の改良など開発項目は多そうだが、家庭用商品販売企業等で開発を検討する価値はあるのではないだろうか。
問題は高温の揚げ物などを切る際に使用できなくなる可能性だが、それらの食材は美味しくするためにかなりの高温になっており、人体の温度範囲(40℃以下)よりは必ず高くなるので、センサーの稼働設定範囲を制御することで簡単に対応できるだろう。低温食材も同様、生きているヒトの温度(服のうえでも25℃以上)よりは必ず低いのでセンサー高度化で対応可能だろう。
東海道新幹線と東北新幹線を直通にすべきこれだけの理由 ― 2024年12月22日 08:07
日本には糸魚川―静岡構造線(フォッサマグナ)という東日本と西日本を分ける境界線があるが、他にも並行して電力供給の境界線がある。それは、東北電力、東京電力より東側の電力会社は50ヘルツ、中部電力、北陸電力より西側では60ヘルツの交流となっていることである。この結果、東西の電力需給バランスが崩れても相互に融通できる電力量には制約がある。それで、電気モーターで走る東海道新幹線と東北、関越新幹線の直通は難しいのかと思っていたら、すでに北陸新幹線には両地域を直通運転できる、即ち、周波数変換装置(インバータ)のついた新幹線車両が走っているそうである。
即ち、物理的には東京駅構内で19番線と20番線を繋いでいるあのレールのポイントをちょっと動かすだけで、北海道から九州まで直通運転が可能になっているのである。
それを阻んでいるのは、JR東日本とJR東海の競合関係くらいではないだろうか。お互いに東京駅での折り返しが難しく、品川駅を増強したり、折り返し時間の短縮のために、清掃人員などを増加して無駄経費を使い、運賃で回収するという無駄比べをしているのである。
JR東海はリニア新幹線の開業延期が確実な状況である。JR東日本は両区間を直通できる車両をすでに所有している。
なぜ、直通運転をすれば、両者の無駄をなくし、日本全体の活性化、東海地域への人口集中の抑制にもなり、北陸新幹線の活用も更に強化される。静岡から北陸地方への旅行も便利になり、静岡県ーJR東海リニア新幹線問題への解決の決め手にも使える。
首都圏では各私鉄、JRの相互乗り入れが一般化し静岡県である熱海から群馬県高崎まですでに直通運転が可能となっている。即ち、部分的にはJR東海と、JR東日本の直通運転は十分可能な体制ができているのである。
肝心の東海道新幹線と東北新幹線の直通運転ができない理由はないし、直通運転をすることでより多くのメリットが生まれる。
東西の国内線飛行機利用者もその多くが新幹線利用に変わるだろう。
両社の関係者の、過去の経緯を忘れ、無駄な競争から、効率的で利用者の立場に立って、両新幹線の直通運転の早期実現に向けて協議を開始してもらいたい。
(新横浜ー東京―仙台の経路の内、乗り換えだけで所要時間の30%を占める神奈川在住住民より)
即ち、物理的には東京駅構内で19番線と20番線を繋いでいるあのレールのポイントをちょっと動かすだけで、北海道から九州まで直通運転が可能になっているのである。
それを阻んでいるのは、JR東日本とJR東海の競合関係くらいではないだろうか。お互いに東京駅での折り返しが難しく、品川駅を増強したり、折り返し時間の短縮のために、清掃人員などを増加して無駄経費を使い、運賃で回収するという無駄比べをしているのである。
JR東海はリニア新幹線の開業延期が確実な状況である。JR東日本は両区間を直通できる車両をすでに所有している。
なぜ、直通運転をすれば、両者の無駄をなくし、日本全体の活性化、東海地域への人口集中の抑制にもなり、北陸新幹線の活用も更に強化される。静岡から北陸地方への旅行も便利になり、静岡県ーJR東海リニア新幹線問題への解決の決め手にも使える。
首都圏では各私鉄、JRの相互乗り入れが一般化し静岡県である熱海から群馬県高崎まですでに直通運転が可能となっている。即ち、部分的にはJR東海と、JR東日本の直通運転は十分可能な体制ができているのである。
肝心の東海道新幹線と東北新幹線の直通運転ができない理由はないし、直通運転をすることでより多くのメリットが生まれる。
東西の国内線飛行機利用者もその多くが新幹線利用に変わるだろう。
両社の関係者の、過去の経緯を忘れ、無駄な競争から、効率的で利用者の立場に立って、両新幹線の直通運転の早期実現に向けて協議を開始してもらいたい。
(新横浜ー東京―仙台の経路の内、乗り換えだけで所要時間の30%を占める神奈川在住住民より)
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