AIが裁判官になった方がまだましな日本の裁判所 ― 2025年03月25日 18:15
患者のせん妄により9年間も被告の席に置かれ、家族も仕事も失った医師の冤罪事件は、裁判員裁判でもなく、基本的には検察と裁判官の精神病理学の無知さの結果だ。
裁判は裁判官の良心に従って判決を書くことになっているが、無知な、そして、検察警察と馴れ合った裁判官たちが日本の異常に多い冤罪事件の歴史を作ってきた。
今も多くの死刑囚や無期懲役囚が塀の向こうにいる。ある意味某専制国家よりも恐ろしい状態にある。ちょっと疑いを掛けられ、検察、警察のシナリオによって被告人にされると、あとは裁判官がどこまで常識的、科学的な判断が可能かで人生が決まってしまう。
痴漢事件にも多くの冤罪事件があるのだろう。そこで、冤罪になるくらいならと逃げて電車に跳ねられて死んでしまった事例もあった。
人は精神的に弱いものである。例えば仙台の北稜クリニック事件では、被疑者は、警察の誘導尋問で恋人が捕まるかもしれないという恐怖から、自白してしまったようだ。その物理的証拠である被害者の血液は大阪県警の科捜研ですべて使い切ってしまった(と検察側が言っている)ため、物理証拠は残っていない。結局、有罪判決を受け、無期懲役で刑務所のなかで長期間、今も服役している。
和歌山毒カレー事件でも、関係学会では、被疑者宅から押収されたヒ素と、カレーなべのヒ素は厳密に分析した結果、裁判当時の同一であるという結果は間違っていたというのが、関係者の共通認識となっている。
このような事例はいとまがない。裁判官はあんなに長い時間を掛けて何をしているのだろうか。
AIなら瞬時に妥当な結論を出すのではないだろうかとChatGPTを使いながら思ってしまう今日この頃である。
ChatGPTでも時々間違うことはあるが、証拠が曖昧な状況で少なくとも無罪を有罪とするような判断はしないだろう。疑わしきは被告の有利にという原則はAIはとっくに学んでいるのだから。
補足)裁判官だけが冤罪問題のキーではない。マスコミも同罪である。松本サリン事件の報道では、長野県警に疑惑を掛けられた松本市在住の被害者を犯人に仕立て上げて、地下鉄サリン事件が起こるまで冤罪だとも言えなかったマスコミの記者たちが警察の言うことをうのみにして冤罪の一因になったことを忘れてはならない。そのようなマスコミの警察や世論への迎合体質が、兵庫県知事選での逆転当選の経緯まで尾をひいているのである。
裁判官も検察官もマスコミ記者もAIの爪の垢でも飲んでもらいたいと思う今日この頃のおじさんであった。
裁判は裁判官の良心に従って判決を書くことになっているが、無知な、そして、検察警察と馴れ合った裁判官たちが日本の異常に多い冤罪事件の歴史を作ってきた。
今も多くの死刑囚や無期懲役囚が塀の向こうにいる。ある意味某専制国家よりも恐ろしい状態にある。ちょっと疑いを掛けられ、検察、警察のシナリオによって被告人にされると、あとは裁判官がどこまで常識的、科学的な判断が可能かで人生が決まってしまう。
痴漢事件にも多くの冤罪事件があるのだろう。そこで、冤罪になるくらいならと逃げて電車に跳ねられて死んでしまった事例もあった。
人は精神的に弱いものである。例えば仙台の北稜クリニック事件では、被疑者は、警察の誘導尋問で恋人が捕まるかもしれないという恐怖から、自白してしまったようだ。その物理的証拠である被害者の血液は大阪県警の科捜研ですべて使い切ってしまった(と検察側が言っている)ため、物理証拠は残っていない。結局、有罪判決を受け、無期懲役で刑務所のなかで長期間、今も服役している。
和歌山毒カレー事件でも、関係学会では、被疑者宅から押収されたヒ素と、カレーなべのヒ素は厳密に分析した結果、裁判当時の同一であるという結果は間違っていたというのが、関係者の共通認識となっている。
このような事例はいとまがない。裁判官はあんなに長い時間を掛けて何をしているのだろうか。
AIなら瞬時に妥当な結論を出すのではないだろうかとChatGPTを使いながら思ってしまう今日この頃である。
ChatGPTでも時々間違うことはあるが、証拠が曖昧な状況で少なくとも無罪を有罪とするような判断はしないだろう。疑わしきは被告の有利にという原則はAIはとっくに学んでいるのだから。
補足)裁判官だけが冤罪問題のキーではない。マスコミも同罪である。松本サリン事件の報道では、長野県警に疑惑を掛けられた松本市在住の被害者を犯人に仕立て上げて、地下鉄サリン事件が起こるまで冤罪だとも言えなかったマスコミの記者たちが警察の言うことをうのみにして冤罪の一因になったことを忘れてはならない。そのようなマスコミの警察や世論への迎合体質が、兵庫県知事選での逆転当選の経緯まで尾をひいているのである。
裁判官も検察官もマスコミ記者もAIの爪の垢でも飲んでもらいたいと思う今日この頃のおじさんであった。
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