急斜面、ガレ場での簡単で邪魔にならないストックの扱い方 ― 2024年05月22日 16:30
ストックは便利だが、ガレ場や急な下り斜面では手で直接木の根や岩をホールドしたくなることも多い。その際に、邪魔になるのもこの長いストックである。
いちいちザックに仕舞い込んだりしていては、時間がいくらあっても足りない。しかし、長く硬いストックを手首にぶら下げたままホールドを掴んでもストックがどこかに当たって邪魔になり、或いはひっかけて危険でもある。
そこで、、簡単にストックが邪魔にならない方法を考えた。必要になるのは、
(1)チェストベルト付きのザック(左右の肩紐の胸の部分をつなげるようにしてあるザック)
(2)ストック下部が通せる程度の中型のカラビナ(山やにはおいてある。)
だけである。(1)のベルトの代わりにカラビナが下に落ちないような手作り紐をつけても良い。
具体的な方法は、
(1)最近のストックは、簡単にストラップの長さが調整できるので、できるだけ長めにして置き、手首が自由に動くようにする。
(2)肩紐の下部に落ちて行かないように、チェストベルトの上部にカラビナを取り付ける。
(3)ガレ場などに近づいたら、ストックを空に向けて回転し、このカラビナにストック下部を通す。
これだけである。
ストックは、この構成により、逆さにして肩で担いだような配置になり、しかもカラビナの内部を通っているので上下にも自由に動く。
このため、手によるホールドの上下位置の相対変化がストックに邪魔される可能性はほぼなくなる。
このストックを回転させて胸付近にあるカラビナに通すという動作は数秒でできるだろう。ただ、周囲に人がいないことを確認してから行わないとストックをぶつける心配はあるので、注意する必要はある。
シングルならば利き手側のストックをこのような構造にしておけばよい。
ダブルストックの場合も利き手側をこのようにして、反対側はホールドには使わないという癖をつけておけば全体として時間節約になる。
いちいちザックに仕舞い込んだりしていては、時間がいくらあっても足りない。しかし、長く硬いストックを手首にぶら下げたままホールドを掴んでもストックがどこかに当たって邪魔になり、或いはひっかけて危険でもある。
そこで、、簡単にストックが邪魔にならない方法を考えた。必要になるのは、
(1)チェストベルト付きのザック(左右の肩紐の胸の部分をつなげるようにしてあるザック)
(2)ストック下部が通せる程度の中型のカラビナ(山やにはおいてある。)
だけである。(1)のベルトの代わりにカラビナが下に落ちないような手作り紐をつけても良い。
具体的な方法は、
(1)最近のストックは、簡単にストラップの長さが調整できるので、できるだけ長めにして置き、手首が自由に動くようにする。
(2)肩紐の下部に落ちて行かないように、チェストベルトの上部にカラビナを取り付ける。
(3)ガレ場などに近づいたら、ストックを空に向けて回転し、このカラビナにストック下部を通す。
これだけである。
ストックは、この構成により、逆さにして肩で担いだような配置になり、しかもカラビナの内部を通っているので上下にも自由に動く。
このため、手によるホールドの上下位置の相対変化がストックに邪魔される可能性はほぼなくなる。
このストックを回転させて胸付近にあるカラビナに通すという動作は数秒でできるだろう。ただ、周囲に人がいないことを確認してから行わないとストックをぶつける心配はあるので、注意する必要はある。
シングルならば利き手側のストックをこのような構造にしておけばよい。
ダブルストックの場合も利き手側をこのようにして、反対側はホールドには使わないという癖をつけておけば全体として時間節約になる。
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