ストリートビューの素早い対応とマップスパムへの遅い対応2024年10月16日 17:14

 今朝、横浜市で殺人事件が発生したが、グーグルストリートビューでは現場の家のビューが白塗りになっていた。これは恐らく当局からの指示によるものと思われるが、自主的にGoogleが行ったとすれば素早い対応である。野次馬が集まる可能性も減るし、今後の捜査への悪影響も低減できる。

 残念なのは、10月1日のブログに書いたようなマップスパム対策が進んでいるようには思えないことである。

 Googleはあれだけいろいろ宣伝しているのだから、マップスパムのような簡単な詐欺商法をチェックする程度のことに費用をかけてもそれほど負担にはならないだろう。

 Googleは全国の隅々まで画像を取っているほどの広域大企業である。一方、マップスパムをするような企業は小規模で全国の各地の知識がないからこそマップスパムで全国規模に見せかけようとGoogleに金を払っているのである。

 Googleは、マップスパムのチェックは容易であるはずだ。しかし、手抜きが多すぎることは先のブログに書いたとおりである。大企業がお金欲しさに間接的に詐欺商法を支援しているように見える。その金がGoogleの資金源にもなるからである。

 当局に指摘される前に、マップスパムポイントもGoogleが自主的に削除すべきだ。