県公安委員会は左折信号を右折信号より1秒遅れて出すべきだ2022年12月09日 06:14

 11月11日に下記の交通事故未遂についての記事を書いた。
「環状2号と横浜上麻生線の交差点である。夜7時であり、すでに暗くなっていた。私は環状2号の右折車線におり、右折信号がでたので、右折を開始したのであるが、その瞬間、交差する上麻生線側からバイクが飛び出してきて、目の前を通り過ぎて行った。その瞬間、ブレーキを2度踏みし、衝突、追突を防いだ。あと0.5秒、右側からのバイクに気づかなかったら悲劇的な事故になっていたであろう。バイクの速度は既に30キロにはなっていただろうから。」

 この未遂事故の原因が分かった。

 バイクの運転者は赤で飛び出したと思っていたのだが、実はバイクは青信号だと信じていたのである。
 その理由は、2点ある。
 一つは、環状2号線が右折信号に変わると同時に、横浜上麻生線の方は、左折信号の表示が出るのである。この左折信号の存在に、最近気が付いた。
 二つ目は、バイクは信号待ちでは隣の車と同時に発進し先に進もうとする傾向があることである。
 
 この状況で、真ん中の車線にいたバイクの運転者は 左隣の車線の車が左折のために発進しだした途端、正面が青になったと勘違いし、赤信号で直進したーと推定できる。それで、あれだけの速度で右折を始めた私の目の前を通り過ぎて行ったのである。

 交差点は危険な場所である。バイクや自転車、歩行者は車と衝突したら簡単に重傷以上のケガを負う可能性が強い。やはり、青信号ではまず止まるという感覚が重要であることを認識した。

 このような勘違い事故を防ぐために、公安委員会は、左折信号を交差する右折信号よりも1秒遅れて出すように警察に指示すべきだ。このような信号コントロールは簡単にできる。

 現に、歩行者の安全を守るため、ある交差点では、歩行者用青信号を並行する道路の車用の青信号よりも1秒早く出でるように調整されている。