神経パルスの伝達方向とボケの関係2026年05月20日 10:37

世に様々な認知症予防法がある。

読書会から運動まで、強弱男女なんでもある。

しかし、なぜそれが認知症予防に効くのかその因果関係を究明した論文を見たことがない。

確かに頭を使うのだが、ヒトは生きている限り多かれ少なかれ頭を使うのだから生きていれば認知症にはならないはずである。

認知症の定義もさだかでないのだからどのような活動がその防止に効果的かも良くわからない。

ではなにが認知症防止に効果的か。運動しながら考えた。

その結果、運動やコミュニケーションには方向性があるのだと思った。

即ち、末端の受容体から脳に信号を送る方向と、脳から神経末端に信号を送る方向の二つだ。

読書や受動的運動(例えばマッサージを受ける)などの場合は主として前者が働く。

これに対し、後者のほうは、脳が考えた信号を末端神経を通して外部に実現させる神経経路が働く。

例えば、好きな歌手の唄を聞くのと、カラオケで自分で歌うことの差である。

運動なら、頭を使わない単なる散歩のような機械的な運動と、複雑なダンスのような頭と体をフル回転しないと表現できない運動の差である。

この神経パルスの伝達方向を意識して、常に脳から人体末端に信号を送るようにどんな活動も行うようにすればボケないような気がする。

先日、皆に合わせて体操をしていたが、前日までは単に見た通りをまねした体操のやり方だった。

しかし、神経パルスの伝達方向を考慮し、まねせずに自分の意志で意識的に、即ち、末端まで神経を行き届かせながら、手足を動かすようにしてみた。

そうすると体操が正確にできるだけでなく、なぜか頭まではっきりしてきた。

このような能動的な活動が認知症予防により効果的なのではないだろうか。