テレビドラマと現実の事件の関係性2022年06月20日 12:59

 昨日午後のTV東京の刑事ものテレビドラマは、関西の都市で起こった集団中毒事件を想起させる筋立てだった。母親と真犯人との関係性も一部で言われていたものと似ているように思った。
 しかし、現実は、冤罪事件ともいわれ、事件で使われた毒物も関係学会では死刑囚の家のものとは異なると判断されているようだ。また、ドラマと異なり、関係家族もバラバラとなり、戻らない家族もいる。関係者の被害感情は大きいままだ。
 このような冤罪といわれる事件は日本では数多い。それが米国が日米安保条約で、犯罪を犯した米軍人の裁判権は米側にあるとする地位協定を日本だけに要求し、同じような条約があるドイツには要求しなかった要因ともいわれている。
 このようなドラマは、見ていて苦しいものだが、関係者はなおさらであろう。しかし、無関係なものにも、このような冤罪事件の存在を思い出させるとともに、日米安保条約の見直しさえも考えさせてくれる貴重なものであると評価できる。
 できれば、警察関係者、法曹関係者にもこのドラマを鑑賞してもらい、冤罪事件を防止するための一助としてもらいたいものである。

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