美女木ジャンクションの異常性と当面の対応方法 ― 2024年05月15日 04:23
首都高で右折をするために、信号を設置しているのは美女木ジャンクションだけであろう。
道に慣れたドライバーならば驚かないだろうが、私が最初に美女木を通過したときは、その突然の赤信号出現にビックリしたことがある。その手前だけが恒常的に渋滞して危険でもある。
ほかに高速道路内で信号(トンネルや危険個所以外)を見たのは、長野の飯山インターの料金所付近だけである。飯山インターの信号機は、料金所を通過した直後にあるので速度は出ていないため焦りはしなかった。
一方、美女木ジャンクションの信号は、池袋のくねった区間を過ぎ、直線的で見通しの良い荒川の河川敷の上の橋を渡った直後に突然現れる。そして、その信号の手前はほぼいつも渋滞している。誰もが高速を出しているので、慌ててブレーキを踏むことになる。
もちろん、いろいろ注意書きはあるだろうが、疲れ切ったトラックドライバーには無意味である。今回の大事故でもドライバーは居眠りをしていたように思う。
東北自動車道では、特に直線的な区間では、居眠りしやすいので、居眠り防止のために敢えて道にカーブを付けていたという話があった。山間部を走る区間が多いので、カーブにならざるを得ないのだろうが、確かに、居眠り防止にも役立つ構造ではある。その分遅くはなるが。
ところで、美女木の場合、道路計画と区画整理の調整に齟齬があり、結果的に右折車線用の道路の敷地が確保できずに、世界でも珍しい、高速道路(制限速度が低くても、一応首都高速と謳っているので高速で走っていいと誰もが信じている)内での信号設置となった。非常識に過ぎる構造である。
掲示を事前に書いて注意喚起をしたとしても、常識(慣れた習慣)と異なる特殊な個所では、不注意なドライバーは一定数いるので、事故は必ず発生することになっている。
この、道路事業者の不作為問題へn短期的な解決策としては、右折を禁止し、信号を撤去することだろうが多くの人が困る。
渋滞するのは池袋方面及び浦和方面からの外環への右折車の多さであろう。
池袋方面からの車は板橋ジャンクションから右折し、外環に入るようにすれば美女木での右折は不要になる。浦和方面からの右折車は美女木で左折し、江北ジャンクション、板橋ジャンクション、経由で再度外環に戻るようにすればよい。もちろん走行距離は長くなるが、殆どの車はETCを装着しているので迂回料金処理は簡単である。例外者は特別申請をして迂回ルートを使えるようにすればよい。
外環から池袋方面への右折、浦和方面への右折も同じように江北ジャンクション、板橋ジャンクション経由の迂回で対応可能である。
あとは関係役人の決断次第だろう。これまでの美女木ジャンクションの成立経緯を考えると彼らにどれだけ常識が通じるかやや不安ではあるが、今後も今回のような悲惨な事故が起こるのは確実なので早急な対応を期待したい。
道に慣れたドライバーならば驚かないだろうが、私が最初に美女木を通過したときは、その突然の赤信号出現にビックリしたことがある。その手前だけが恒常的に渋滞して危険でもある。
ほかに高速道路内で信号(トンネルや危険個所以外)を見たのは、長野の飯山インターの料金所付近だけである。飯山インターの信号機は、料金所を通過した直後にあるので速度は出ていないため焦りはしなかった。
一方、美女木ジャンクションの信号は、池袋のくねった区間を過ぎ、直線的で見通しの良い荒川の河川敷の上の橋を渡った直後に突然現れる。そして、その信号の手前はほぼいつも渋滞している。誰もが高速を出しているので、慌ててブレーキを踏むことになる。
もちろん、いろいろ注意書きはあるだろうが、疲れ切ったトラックドライバーには無意味である。今回の大事故でもドライバーは居眠りをしていたように思う。
東北自動車道では、特に直線的な区間では、居眠りしやすいので、居眠り防止のために敢えて道にカーブを付けていたという話があった。山間部を走る区間が多いので、カーブにならざるを得ないのだろうが、確かに、居眠り防止にも役立つ構造ではある。その分遅くはなるが。
ところで、美女木の場合、道路計画と区画整理の調整に齟齬があり、結果的に右折車線用の道路の敷地が確保できずに、世界でも珍しい、高速道路(制限速度が低くても、一応首都高速と謳っているので高速で走っていいと誰もが信じている)内での信号設置となった。非常識に過ぎる構造である。
掲示を事前に書いて注意喚起をしたとしても、常識(慣れた習慣)と異なる特殊な個所では、不注意なドライバーは一定数いるので、事故は必ず発生することになっている。
この、道路事業者の不作為問題へn短期的な解決策としては、右折を禁止し、信号を撤去することだろうが多くの人が困る。
渋滞するのは池袋方面及び浦和方面からの外環への右折車の多さであろう。
池袋方面からの車は板橋ジャンクションから右折し、外環に入るようにすれば美女木での右折は不要になる。浦和方面からの右折車は美女木で左折し、江北ジャンクション、板橋ジャンクション、経由で再度外環に戻るようにすればよい。もちろん走行距離は長くなるが、殆どの車はETCを装着しているので迂回料金処理は簡単である。例外者は特別申請をして迂回ルートを使えるようにすればよい。
外環から池袋方面への右折、浦和方面への右折も同じように江北ジャンクション、板橋ジャンクション経由の迂回で対応可能である。
あとは関係役人の決断次第だろう。これまでの美女木ジャンクションの成立経緯を考えると彼らにどれだけ常識が通じるかやや不安ではあるが、今後も今回のような悲惨な事故が起こるのは確実なので早急な対応を期待したい。
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