客室乗務員の被ばくとがん発生の相関関係 ― 2023年05月14日 06:36
米国での客室乗務員の被ばくやがん発生などの調査が下記のサイトにある。
https://ehjournal.biomedcentral.com/articles/10.1186/s12940-018-0396-8
これによれば、米国のCAの乳がんや皮膚がんの発生率は、一般人の2倍近い有意な増加が認められている。
一方、日本の場合、下記の保険物理学会サイトで航空機乗務員への被ばく基準として年間5mSv以下が推奨されているが、系統的な調査はされていないようである。この年間5mSvというのは、上記の米国での調査での平均被ばく線量と大差はない。
https://www.google.com/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=&ved=2ahUKEwik1Jn5ovP-AhXP4GEKHT0vCE0QFnoECAsQAQ&url=http%3A%2F%2Fwww.jhps.or.jp%2Fupimg%2Ffiles%2Faircraft-guideline.pdf&usg=AOvVaw2uJlhhrVM-xBafwbl6Qvbk
なぜ、米国で一般人と有意な差が生じているのだろうか。
私見だが、太陽フレア発生時のガンマ線被ばくが影響している可能性がある。上記の保険物理学会サイトでは、太陽フレアに対する注意の指摘はなされているが、規制方策は明確ではない。
太陽フレアはコロナ内での爆発的な核融合反応発生であり、その瞬間にガンマ線も発生している。そのガンマ線は防護も正確な測定も不可能に近い。なぜなら、地球に到達していることを事前に感知することは不可能だからである。
個人線量計を客室乗務員が装着していたとしても、長期のガンマ線線量にはカウントされるが、瞬間被ばく時の時間線量率は計測できないシステムである。
しかし、生体のがん発生メカニズムを考えると、時間積分線量は小さくても瞬間的な高線量率被ばくが最も危険だと思われる。
即ち、瞬間的高線量率被ばくでは、DNA損傷を修復するためのP53等の修復遺伝子の機能が働くための時間的余裕がないので、損傷が放置される可能性が低線量率被ばくに比べ増大すると考えられるからである。
また、太陽フレア時には、大量の中性子、陽子などの粒子線も地球に到達する。
これらの太陽フレアによる瞬間的ガンマ線、粒子線の高空における被ばくは、広島・長崎の原爆被ばく以外、人類は経験したことがない。即ち、免疫機能が働かない被ばくとなる。
(なお、地上での太陽フレア被ばくは1万mの大気層による遮へいがあるので、高空より10桁程度小さくなる。)
これは、客室乗務員だけでなく、乗客も同じ状況になる。2025年は太陽フレアが最も活発になる時期である。早急にこの問題の調査検討を行う必要がある。
https://ehjournal.biomedcentral.com/articles/10.1186/s12940-018-0396-8
これによれば、米国のCAの乳がんや皮膚がんの発生率は、一般人の2倍近い有意な増加が認められている。
一方、日本の場合、下記の保険物理学会サイトで航空機乗務員への被ばく基準として年間5mSv以下が推奨されているが、系統的な調査はされていないようである。この年間5mSvというのは、上記の米国での調査での平均被ばく線量と大差はない。
https://www.google.com/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=&ved=2ahUKEwik1Jn5ovP-AhXP4GEKHT0vCE0QFnoECAsQAQ&url=http%3A%2F%2Fwww.jhps.or.jp%2Fupimg%2Ffiles%2Faircraft-guideline.pdf&usg=AOvVaw2uJlhhrVM-xBafwbl6Qvbk
なぜ、米国で一般人と有意な差が生じているのだろうか。
私見だが、太陽フレア発生時のガンマ線被ばくが影響している可能性がある。上記の保険物理学会サイトでは、太陽フレアに対する注意の指摘はなされているが、規制方策は明確ではない。
太陽フレアはコロナ内での爆発的な核融合反応発生であり、その瞬間にガンマ線も発生している。そのガンマ線は防護も正確な測定も不可能に近い。なぜなら、地球に到達していることを事前に感知することは不可能だからである。
個人線量計を客室乗務員が装着していたとしても、長期のガンマ線線量にはカウントされるが、瞬間被ばく時の時間線量率は計測できないシステムである。
しかし、生体のがん発生メカニズムを考えると、時間積分線量は小さくても瞬間的な高線量率被ばくが最も危険だと思われる。
即ち、瞬間的高線量率被ばくでは、DNA損傷を修復するためのP53等の修復遺伝子の機能が働くための時間的余裕がないので、損傷が放置される可能性が低線量率被ばくに比べ増大すると考えられるからである。
また、太陽フレア時には、大量の中性子、陽子などの粒子線も地球に到達する。
これらの太陽フレアによる瞬間的ガンマ線、粒子線の高空における被ばくは、広島・長崎の原爆被ばく以外、人類は経験したことがない。即ち、免疫機能が働かない被ばくとなる。
(なお、地上での太陽フレア被ばくは1万mの大気層による遮へいがあるので、高空より10桁程度小さくなる。)
これは、客室乗務員だけでなく、乗客も同じ状況になる。2025年は太陽フレアが最も活発になる時期である。早急にこの問題の調査検討を行う必要がある。
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