オーケストラを奏者の後方から聴いてみたら2024年03月24日 06:44

 昨日、オーケストラを大ホールで聴いた、或いは拝見したともいえる。
その座席がオーケストラの後ろの2階席である。

 初めての経験なので、いろいろ面白かった。
打楽器奏者が良く見えるのである。あの撥さばき(瞬間的に撥を取り換えないと追い付かないし、一瞬の手の滑りが演奏には致命的な影響を与える。その見ていての緊張が臨場感を高める。

 また、金管奏者は、時折、管の一部を外して、床に向けて振っている。これは中にたまった水分を切っているのではないだろうか。それも演奏の合間なので、結構緊張感がある。

 打楽器も、金管も迫力を持って、弦楽器よりも大きな音で聞こえるので普段とは違って、寝ることはなかった。(済みません、これまでは気持ちが良かったので寝てしまっただけです。)

 そういうわけで、素晴らしい経験だった。指揮者の表情や身振りもよくわかり見ていて楽しい。

 ただ、次回もその席で聞きたいかと言えば、やはり、音のバランスが通常の前方の席とは異なっていて違和感があった。指揮者が聞いている音とは異なるのだから、指揮者が意図した音楽にはなっていないのかもしれない。

 次回は前方、上部の席で聞いてみようと思う。

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