オートクルーズのある弱点2023年08月09日 09:32

 車種にもよるはずだが、先日高速で予測外の事態でヒヤッとした。
先行車を余裕をもって追従していた時、その先行車が車線変更をしたので、私の車は加速を始めた。その瞬間、右側からバイクが私の車の前に割り込んできた。そして、わずか数メートルまで接近した。

 バイクは私の車が急加速するとは予測せず、空いたスペースに割り込んできたのである。一方、私の車は最高速度を高めに設定していたためか、あるいはもともと加速性能だけは良かったためか、急加速を始めたのである。そして、ヒヤッとするほどの距離までバイクと近づいた。

 幸いバイクの加速性能のほうが良かったから接触しなかっただけである。仮に、某大型バイクのような普通の加速性能のバイクであれば事故っていただろう。

 この車は結構うれているはずだが、バイクの割り込みをAIに組み込んではいないであろう。これが考慮されていれば加速はしなかったはずだ。AIは人間よりもタイムラグが大きいのであまり信用してはいけない。

スマホ充電器によるバネ指症状発生疑惑2023年08月12日 19:08

 先日、長時間車を運転した際、突然右手の中指に痛みを感じ、指が硬直した状態になった。その後、帰宅した翌日も運転した途端に同じ個所が痛み出し、バネ指のような症状で、関節から音が出るとともに勝手に曲がったり、伸びたりした。

 それから三日後、同じ車を運転して、直ぐに同じ症状がでた。

 その時、気が付いたのである。この車のハンドルの右側に、スマホホルダーを兼ねた非接触型スマホ充電装置があり、電源が入れっぱなしであったこと、それが、右手から5㎝程度の距離に配置されていることをである。このスマホ充電装置からの電磁波が、右手中指の間接に作用し、痛みと誤動作の原因になったに違いない。

 そこで早速電源を切り、充電装置から電磁波がでないようにした。そしたら、右手中指の違和感が消えたのである。

 最初に右手中指の不調に気が付いたときは、前夜飲みすぎていたので、昔飲みすぎ後に感じたように中風気味になったのだろうと思い込んでいた。そして、酒を多少は控えようかなとも考えていたのである。

 しかし、スマホ充電装置の電源を切ったとたんに中指の不調が消えたのである。これは酒の影響も多少はあったのかもしれないが、主犯はスマホ充電装置からの電磁波だろう。

 いつもはスマホフォルダーとして、スマホを充電装置と右手の間に配置しているが、最初に痛みを感じたときも、今日もスマホはポケットにしまい込んだままで、電磁波をもろに右手の甲で受けていたのである。

 イージス艦は電磁波を発車する時にはアンテナの前から人員を排除するそうである。非接触型充電装置も人体を近づけると何らかの影響があるということである。もろに充電装置からの電磁波を受けないよう、注意が必要である。

 ヒトが最初に非接触型充電装置と接触したのは約10年前からであろう。まだまだこのような強力な電磁波に免疫は獲得していない。ある程度免疫を獲得している電離放射線よりも強力な電磁波のほうが注意が必要だ。

放射線によるヒト細胞の新陳代謝活性化条件2023年08月15日 05:18

 ある大学OB会誌に紹介されていた下記論文にはある意味で驚くべき結果が示されている。

https://journals.plos.org/plosone/article?id=10.1371/journal.pone.0199117

この論文での結果には、
「低線量 によって引き起こされる遺伝子発現の変化を調べるために、0.1 Gy の X 線に曝露し、その後 24 時間培養したヒトの U937 細胞のマイクロアレイ分析を実施した結果、試験管内のU937細胞におけるCARD9、HIST1H2BH、およびmir4497遺伝子の発現が増加(1.8倍以上の変化)する一方、減少を示す遺伝子は存在しなかった。」
と記載されている。
これらのヒト遺伝子(CARD9、HIST1H2BH、およびmir4497遺伝子)がタンパク質活性化に関わるものだそうで、新陳代謝の活性化のためのものである。

 この0.1Gy(100mGy)という放射線量は、一般人のガンマ線被ばく制限規制値1mSv/年の100倍、福島立ち入り制限地区設定値の20mSv/年の5倍である。
 (Gy値とSv値はガンマ線、X線では同じ値となる。ガンマ線は放射性物質からの放射線、X線は加速器などからの放射線であるが同じ電磁波である。)
即ち、一般人制限値の100倍被ばくしたほうが新陳代謝は活性化するということになる。

 この論文での照射した時間条件など詳細は不明だが、1年はかけていないだろう。即ち、がん治療などと同様の数時間程度の短時間照射による結果である。

 一方、福島など現規制値の元となっているICRP(国際放射線防護委員会)の基準値は、広島・長崎の原爆被ばく者の健康データから設定しているが、低線量領域(200mGy以下)での放射線影響は明確になっておらず、300mGy以上の高線量被ばく者データを単に0に外挿した値を用いているに過ぎない。

 原爆でのガンマ線照射時間は1ミリ秒以下の瞬間被ばくである。このような瞬間被ばくでの影響と数時間又は1年間のゆっくりした被ばくを同一視して設定していることに大きな問題がある。

 上記論文の研究者には被ばく時間を数秒レベルにした場合での影響の検討もしてもらいたいものである。

 なお、8月8日午後のTBSーBSの放送で「原爆直後に広島に入ったKGBの職員が放射線障害で死んだ旨ロシアの歴史学者がコメントした」そうだが、2022年8月9日 18時10分の朝日新聞デジタルの記事では、「最初にソ連のスパイ2人が広島、長崎に入ったのは1945年8月16、17日だ。日本の敗戦が発表された翌日で、原爆を投下した米国の調査団よりはるかに早い時期だった。
 うち1人は被爆地で残留放射線を浴びたためか、急死した。2人は報告書を当時のソ連の最高指導者スターリンらに上げたとされるが、現在は所在不明だ。」
 となっていて、死亡原因は不明である。おまけに他の一人は死んではいなかったということになる。
 このようにTBSは事実誤認したらしい歴史学者のコメントで、放射線影響の誤報を行ったのではないだろうか。朝日ですら正確に記載しているのに。
 これも瞬間被ばくと長時間被ばくの影響を混同しているためだろう。彼らはアルコールの一気飲みと通常の飲酒の影響の区別も同様につかないのかもしれない。

哺乳類の性の数は最大いくつか?2023年08月17日 09:07

 CNN報道によれば、レバノン政府が映画「バービー」について、同性愛を助長し国家の価値観に反するとして、映画館での上映を禁止したらしい。
 このような動きは、ヒトの性が男と女だけだという先入観や宗教観のよるものだと思う。

 二河成男「生物の進化と多様化の科学」(放送大学出版会)p.232によれば、遺伝的に性がきまるとされている哺乳類や昆虫でも、XY、YY染色体以外に様々な性染色体の組み合わせが発現するそうである。
 また、ある種の魚では6種類の性が環境に合わせて発現し、最適な増殖条件になるように自動調整されるらしい。

 ホモサピエンスがこれら生物進化の頂点にあるとするならば、これらの性変化におけるDNAの記憶はどこかに保存されているはずである。
 その候補は、通常の細胞核内の染色体ではなく、単性生殖の名残ともいえるミトコンドリア内のDNAによるものではないだろうか。即ち、精子と関係なく、女系遺伝で伝わるDNAが性染色体の発現のコントロールをしていると想定すれば、ヒトであってもXY、YY染色体の組み合わせで決まるといわれている性染色体内部のDNAに典型的な男、女以外の性をしている可能性は否定できないであろう。これらの染色体内のDNAを調査することで、今の男、女という性区分以外の性の多様性がDNAレベルで明らかになる日も遠くはないだろう。

 魚でも6種の性を持つ種が見つかっているのだから、ヒトの性は少なくとも6種はあるはずだ。この数は、偶然にもGLBTに符合している。

高度を下げれば太陽フレア被ばくリスクは避けられるのか?2023年08月18日 04:42

https://www.kyoto-u.ac.jp/sites/default/files/2021-08/20210902-yamashiki-775a07a81c9971d9973e87661b5ba0a1.pdf
によれば、航空機の巡航高度を現在の12キロメートルから9キロメートルにさげることで、太陽フレアによる危険な線量率(80μSv/h)の被ばくを避けられるらしい。

 しかし、問題はこの線量率の設定である。これは過去の巨大な太陽フレア発生時の「地表レベル」での線量率から評価したものである。

 一方、天文学事典図8-17では、太陽フレア発生時の詳細な観測結果として、インパルシブ相と称するフレア爆発の初期において、硬X線(高エネルギーX線)の1分程度の幅のピークがみられる。この線量率変化は秒速で変化する大きな値である。この初期ピークにおける線量率変化が上記80μSv/h(80μSv/時間)の制限では考慮されていない。これは、単位時間幅が3600倍(時間と秒の比)も異なることから明らかである。

 X線は大気層で3桁以上の減衰を受ける。

 上空ではこの硬X線のインパルシブ相における高線量率被ばくが地表の数千倍になり得る。これが、CA等の乳がん発症の主要因ではないかと考えられる。

 上記論文に関しては、この効果も含めて基準を見直してもらいたい。高度12キロから3キロ下がった程度では、空気によるX線遮へい効果には大差はないのである。

精神崩壊と神経崩壊2023年08月20日 09:00

 小倉智昭氏の闘病ニュースを読んで思った。三途の川はあるとのことだが、私もいろいろ思い当たることがある。それはともかく、最近は神経が崩壊しているのではないかと思えてきた。一月前は右目が突然半分見えなくなり、眼科に行ったらこれは内臓を治すしかないと言われた。最近は、右手がつって時々中指に痛みが出る。これはマウスが手にあっていないということなので古いマウスに戻してみたが、すぐに効果が現れるとも限らない。神経系がやられているのだろう。

 こんなことを思い悩むのは神経崩壊というより精神崩壊に近いのかもしれない。精神神経科というクリニックもあるのだからそのうち訪ねてみよう。ただその前に合法的なドラッグである美味しいワインと吟醸酒を嗜んでみたい。最近、信州ワインと手ごろな浦霞も手に入れた。この組み合わせでこれらの崩壊が防げるならば安いものだ。
 (実は前回の血液検査で肝臓の数値が30年ぶりにすべて正常に戻ったのでついアルコール飲料に気が緩んでしまったわけです。)

 それにしても、ヒトの体は神経系統も含め不可思議なものだ。ハトのように直感に従って生きれば良いのかもしれない。
 
 しかし、一昨日、散歩していたら、ハトが熱いアスファルトの道の上で身動きせず横たわっていた。この暑さでハトも神経系統がやられているのかもしれない。
 彼らにクーラーはないし、水辺で泳ぐというようなこともできないだろう。
 地下鉄構内に巣作りするツバメを保護しなければならないように、都会のハトも温暖化に対する保護が必要になるのかもしれない。

マウスのフィット感向上方法2023年08月22日 05:50

 マウスの使用が原因で、手根管症候群やバネ指になるようだ。
 これは主にマウスが手にフィットしていないからだろう。

 一般に売られている靴は足に合わないし、マウスも手にフィットしない。統計的に私の体型は日本人の平均値から3σ程度ずれているようだ。一般販売品を無理に使っていると、足は靴ずれになり、手は手根管症候群になるというわけだろう。

 かなり大きめのマウスでも、手に合うものは少ない。昔、厚めのPRIUSという三代目プリウスの断面形状をした有線マウスが一番フィットしたが、今は売られていない。このマウスの無線版をぜひどこかで発売してもらいたいところだ。

 靴の場合、百円ショップでは様々な補正パッドが売られている。どうしてマウス用の補正パッドはないのだろうか。

 というわけで、百均で購入した靴パッドの片割れを、大きめだが薄めのマウスの上面と側面に両面テープで貼り付けてみた。これはフィット感が十部ある。
 手根管症候群が主観的に改善するか試してみたい。

太陽フレアの本当の怖さ2023年08月23日 03:50

江戸川区のサイト
https://www.city.edogawa.tokyo.jp/e007/bosaianzen/bosai/oshirase/taiyou-furea.html
によれば、地球への影響は、

携帯電話やテレビなどの放送が視聴不可
カーナビゲーションシステムの機能不全
電力設備で誤作動が起き、広域停電の発生
等とされている。

 しかし、図をよく見れば、太陽フレア発生後8分後にX線や電磁波が最初に地球に到達することが分かる。これはインパルシブ相と呼ばれ、光と同じ速度で到達するので、事前の予測ができなければ、その被ばくは防ぎようがない。

 現在、宇宙天気予報などと騒がれてはいるが、太陽フレアの発生頻度が11年周期であることなどが分かっているだけで、正確な発生日時が予測できないのは台風の発生日時が事前よそくできないのと同じである。即ち、現在の宇宙天気予報では、太陽フレアを地球で観測した後の放射線による影響の身を対象としてその影響が予報できるだけである。

 (この図の放射線は、陽子や中性子などの素粒子、プラズマは荷電粒子や電子と称している。これらは、電磁波よりも遅れて地球に到達する。即ちX線や電磁波は光の速度で到達するので、その発生は、発生日時の正確な事前予測ができなければ、X線の被ばくは防ぐことが不可能である。)

 特に上空にいるヒトは、地球大気による遮へい効果の恩恵を受けられないので、X線をもろに被ばくすることになる。

 天文学事典 図8-17によれば、このX線は硬X線(高エネルギーX線)なので、上空のヒト(飛行中の旅行者、パイロット、CA等)はかなりの被ばくを受ける。

 パイロットは太陽フレア発生時に飛行していたことが分かると、所謂勤務調整を受けるので、年間平均被ばく量はそれほど増加しない。問題は頻回旅行者やCAである。米国ではCAの乳がん発生率が一般人の1.5倍であることが報告されている。

https://www.arpansa.gov.au/cancer-prevalence-among-flight-attendants-compared-general-population

 このインパルシブ相は太陽における核融合爆発から発生する高エネルギーX線被ばくであり、広島・長崎の原爆爆発によるガンマ線被ばくと同じものである。(ガンマ線は核分裂生成物から発生する高エネルギー電磁波、X線も高エネルギー電磁波であることに留意)

 2025年は平均年数回発生する太陽フレアの頻度増加の次回ピーク年に当たる。広島・長崎の被ばく者のがん発生増加が観察されているように、今後も頻回飛行機旅行者やCAにおけるがん発生の増加がみられるだろう。

 インド南西部やブラジルの一部などの地上での「年間」線量は、事故後の福島東部の「年間」線量よりも一桁高いが、がん発生率は世界平均を下回っている。
 一方、「単位時間線量率」(1秒あたりの被ばく線量率)は、太陽フレア発生時にCAが受ける「単位時間線量率」の約5桁程度下であると見積もれる。広島・長崎の被ばく者が受けた「最大単位時間線量率」もCAが太陽フレア発生直後に受ける「最大単位時間線量率」と同程度であると考えられる。

 アルコールの一気飲みの害と年間アルコール摂取の害(量に依っては益)を一緒にすることは大きな誤解を生むが、どのマスコミも政府(放射線安全規制検討会等)も国際放射線防護委員会(ICRP)もきちんとその差を認識していない。これは免疫学の知識の不足によるものではないだろうか。

騒音から高校球児を守る方法2023年08月24日 05:48

 昨日の甲子園は異様な雰囲気に近い騒音に包まれていた。
このような騒音の中で野球をしなければならない球児はやはり正常な心理状態にはなれないだろう。耳に常に刺激を受けるのである。

 解決策は簡単だ。

 耳栓をすればよいのである。

 野球規則を調べても耳栓をしていけないとは書いていないようだ。

 最近は耳に密着する良い耳栓が売られている。厚労省の労働者規則でも騒音化の作業では耳栓を義務付けている。育ち盛りの球児が耳栓をつけるのは当然の保護策だろう。

 どうせ、球場の騒音で選手間の音声によるコミュニケーションは難しいのである。外野の2選手がフライを取ろうとして衝突したことからも明らかである。タイムの時は耳栓を外せばよい。

 単に耳栓だけでなく、耳の部分を完全にカバーするヘルメットの守備時の着用という手も考えられる。これは騒音をほぼ遮断できるが、何らかのコミュニケーション方法をヘルメットに内蔵しているとみなされ、規制されるかもしれない。しかし、攻撃側には着用を許しているのだから守備側にも着用を認めるべきだろう。

 いずれにせよ、騒音から球児を守る手段を公認することは高野連の責務である。来年以降も大都市圏の高校が甲子園で勝ち上がれば今年と同じような騒音公害の発生が予想されるからである。

ネットリンク書籍は可能か?2023年08月28日 09:50

 ここでいうネットリンク書籍とは、本の内部にurlやQRコードが書かれている書籍のことではない。書籍の印刷された文字をタッチ或いは読みあげることで、その関連リンクが目の前のIT機器(パソコンでもスマホでもいい)に表示されるような書籍である。

 実際、何か難しい内容あるいは記憶力が必要な内容の情報を系統的に理解する(即ち高度な学習)のためには、ITよりは書籍のほうが楽である。書き込みもできるし、目にも優しい。ITで読むと、その時は理解した気になるが、復習ができない。簡単には目的の個所にたどり着けない。書籍なら、ページをくくるだけなので簡単だ。IT機器を起動して目的の個所を検索するのが面倒なのである。

 しかし、書籍での最大の問題は、どこかを読んでいて、わからない単語があるとその検索が大変なことである。索引を見てそこのページにたどり着ければまあ良いが、索引に出ていないことも多い。教科書などは索引自体がないことも多い。

 このような、ネット記事では簡単にリンク先を見つけられるシステムが紙の書籍でできれば、最高である。今のところ、可能性としては、主要なキーワードに小さなQRコードを付けて印刷し、スマホでそのQRコードを読み取ってスマホ又はパソコン画面にリンク先を表示するシステムである。

 即ち、Googleレンズを用いて、書籍に印刷されたurlをIT機器を通してリンクする方法に似ている。この場合、urlが読書の邪魔になるが、QR
コードが気にならないほど小さければ、通常の読書の邪魔にはならないだろう。

 さらに進んだ方法としては、音声認識ソフトを用い、今読んでいる書籍の番号をあらかじめ登録しておき、読んでいる途中で、わからない単語が出てきたらその単語にリンクされた結果がIT機器に表示され、あるいは音声で回答されるようなシステムである。

 このようなシステムとリンクした紙の書籍ができたら、現在の出版業界、書店業界の復興に寄与するのではないだろうか。学習の効率も大幅に向上するはずである。