皮膚病からの生還2024年04月26日 07:46

 生還というと大げさだが、個人的な感想としてはこの1か月、これまでに経験したことのない苦しい病気との戦いだった。(再発の可能性もあるので過去形にするのはまだ早いかもしれない。)

 異常に気が付いたのは3月30日朝である。太ももに多数の赤い発疹が生じていた。近くの皮膚科では、何らかの感染症によるものでかゆみ止めが処方された。その数日後、38度近い発熱があり、別の発熱外来に行ったら、コロナやインフルエンザではなく、IgA血管炎の可能性があるという。
これは免疫機能に関わる厄介な病気だそうだ。その後、皮膚の発疹が全身に広がり、痒み止めの塗り薬はしてみたが、全身の痒みでよく寝ることもできなくなった。その発熱外来に、大病院への紹介状を書いてもらい、予約できたのは更に一週間後の4月9日になっていた。大病院の皮膚科では、多型紅斑疑いという見立てで、より強力なステロイド入り痒み止め及び飲み薬を処方された。しかし、途中から顔も腫れてきて、瞼が良く開くこともできなくなった。顔用の塗り薬も処方してもらった。その間、食欲も無くなり、無理に食事をとったためか、胃炎も生じて、胸やけの状態が続くようになった。これは飲むヨーグルトでかなり抑えることができた。このような生活を2週間ほど続けて、やっと今日ほとんど発疹が消え、痒みもほぼなくなった。胃炎もかなり治まったようである。(体重は3kg減った。元の体重は敢えて秘すが所謂メタボ状態ではある。)

 反省するに、最初に発症した3日前に、生の牡蛎を食べ、前々日には空腹で酒をかなり飲み体調不良の上、粉末状の入浴剤を間違って吸い込み喉をやられていた。その状態で前日寒い中を2時間ほど散歩したのが免疫系には耐えられなかったのかもしれない。

 多型紅斑は原因不明の感染症による皮膚疾患だそうである。ふつうは1か月程度で自然治癒するらしいが、高齢者は命に係わる別のタイプの皮膚病になっている可能性もあるらしい。

 今のところ再発の気配はないが、今後は体調不良の時は無理しないで体を休めるようにし、医療費抑制に寄与するようにしたい。(反省)

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