マスコミの負けは太田氏のコメントに表れている ― 2024年11月25日 07:23
昨日のサンデージャポンでMCの太田光氏が
「何のことを言っているのかわからないかもしれませんがーーー」
と前置きで、兵庫県知事を告発した関係者の死亡原因に言及していた。
その主旨は確かに分かりにくいのだが、マスコミがある原因の一つと考えられるものを意図的に隠していたのではないかというものである。それが暗黙のマスコミ間の了解になっていたらしい。
それは昨日リンクした下記のリンク部分である。
https://gendai.media/articles/-/139743?page=2
これがどこまで事実に近いのか遠いのかわからないが、大手マスコミは意図的に隠していたと太田氏は言いたいのだが、その一員なので最初のコメントのように分かりにくい言い方になってしまったのだろう。
私も少なくとも10月時点ではこのような情報に気が付かなかった。しかし、民衆は敏感なものである。マスコミの情報にだけ頼っているわけではない。逆に、その一部であれ疑問を持ったら、検索は容易にできる。それが事実かどうかにかかわらず、マスコミの報道への信頼が一挙に反転するのである。
現在でも関東に住む多くの知人はこの情報を知らないのだろう。齋藤氏の再選に驚き、兵庫県民はどうなっているのかという反応が多い。
しかし、もし、このような情報がSNSを通して流れたら、事実かどうかにかかわらず、兵庫県民、特にSNSを使い慣れ、テレビ情報よりもSNSに依存している世代の投票行動に大きな影響を及ぼしたことは想像に難くない。
昨日ですら、あの太田氏ですら言いよどむのであるから、大手マスコミの情報判断は大きく間違っていたのだろう。
齋藤知事と関係のある地元のSNS関連業者の選挙活動違反疑いを報道するのなら、この太田氏が言いよどんだ情報も同様に伝えるべきだろう。そうしないとますます若いSNS依存国民はマスコミ情報を信用しなくなり、米国のトランプ再選と同様、国民の中の情報格差が政治に反映される例が増えるだろう。
「何のことを言っているのかわからないかもしれませんがーーー」
と前置きで、兵庫県知事を告発した関係者の死亡原因に言及していた。
その主旨は確かに分かりにくいのだが、マスコミがある原因の一つと考えられるものを意図的に隠していたのではないかというものである。それが暗黙のマスコミ間の了解になっていたらしい。
それは昨日リンクした下記のリンク部分である。
https://gendai.media/articles/-/139743?page=2
これがどこまで事実に近いのか遠いのかわからないが、大手マスコミは意図的に隠していたと太田氏は言いたいのだが、その一員なので最初のコメントのように分かりにくい言い方になってしまったのだろう。
私も少なくとも10月時点ではこのような情報に気が付かなかった。しかし、民衆は敏感なものである。マスコミの情報にだけ頼っているわけではない。逆に、その一部であれ疑問を持ったら、検索は容易にできる。それが事実かどうかにかかわらず、マスコミの報道への信頼が一挙に反転するのである。
現在でも関東に住む多くの知人はこの情報を知らないのだろう。齋藤氏の再選に驚き、兵庫県民はどうなっているのかという反応が多い。
しかし、もし、このような情報がSNSを通して流れたら、事実かどうかにかかわらず、兵庫県民、特にSNSを使い慣れ、テレビ情報よりもSNSに依存している世代の投票行動に大きな影響を及ぼしたことは想像に難くない。
昨日ですら、あの太田氏ですら言いよどむのであるから、大手マスコミの情報判断は大きく間違っていたのだろう。
齋藤知事と関係のある地元のSNS関連業者の選挙活動違反疑いを報道するのなら、この太田氏が言いよどんだ情報も同様に伝えるべきだろう。そうしないとますます若いSNS依存国民はマスコミ情報を信用しなくなり、米国のトランプ再選と同様、国民の中の情報格差が政治に反映される例が増えるだろう。
マスコミのSNSへの逆襲方法 ― 2024年11月25日 09:49
兵庫県知事選ではSNSにやられたテレビを主体とするマスコミではあるが、逆襲方法はある。
齋藤知事のパワハラ問題では、マスコミはあるシナリオで動いてきた。それが、内部通報制度自体の問題というより、裏にある既存権力や関係者のプライベートな情報などをある程度無視して最初のシナリオ通りに動かなければならないという結果となり、サンデージャポンの昨日の太田氏のコメントにみられるように不透明で分かりにくい状況を自ら生んだのである。それがSNSユーザーの不信感を生んだ。そして、ある種の陰謀論も信じられるようになりあの選挙結果となった。
モーニングショーなどで、今頃SNSでのPR業者の勇み足選挙運動を問題にしても枝葉末節の議論で選挙結果がひっくり返すことは無理である。
では、どうすればマスコミはSNS逆襲できるか。それは、マスコミ自体の透明度を上げることである。
これまで勝手にテレビ局の報道と大新聞社が忖度しあってパワハラシナリオを作ってきたが、そこには、ある種の取捨選択があった。その取捨選択をやめることである。ただ、マスコミ側もプライバシー問題という言い訳があるだろう。どんな事件、政治問題であってもプライバシーをどうするかは、すべてが人間間の関係性の問題である以上常に問題になる。今回の関係者の死亡原因についてもそこがあいまいになってSNSユーザーのマスコミへの不信感が生まれた。
そのプライバシー問題を回避する方法は、比較的簡単である。NHK、テレ朝などがやっているように、テレビ画面上に問題となるリンクのQRコードを貼ればよい。今回の場合は、先に挙げた週刊現代の暴露記事リンクである。これを画面上に挙げ、「このような情報も出ているが、真偽は定かでないので本局は報道ではコメントしない」とコメントを付けるのである。このようにしておけば、SNSユーザーは自分で真偽を調べに行くので、マスコミが不信感を持たれることは無くなる。また、マスコミもその関係者の記事に直接コメントするわけではないので、プライバシー問題も回避できる。
SNSユーザーとテレビのコメンテータとの情報交換、議論の場をどうするかは今後の問題だが、このようなマスコミ側からの情報公開により今回のようなマスコミ不信による選挙結果の逆転現象はなくなるはずである。
そして、
齋藤知事のパワハラ問題では、マスコミはあるシナリオで動いてきた。それが、内部通報制度自体の問題というより、裏にある既存権力や関係者のプライベートな情報などをある程度無視して最初のシナリオ通りに動かなければならないという結果となり、サンデージャポンの昨日の太田氏のコメントにみられるように不透明で分かりにくい状況を自ら生んだのである。それがSNSユーザーの不信感を生んだ。そして、ある種の陰謀論も信じられるようになりあの選挙結果となった。
モーニングショーなどで、今頃SNSでのPR業者の勇み足選挙運動を問題にしても枝葉末節の議論で選挙結果がひっくり返すことは無理である。
では、どうすればマスコミはSNS逆襲できるか。それは、マスコミ自体の透明度を上げることである。
これまで勝手にテレビ局の報道と大新聞社が忖度しあってパワハラシナリオを作ってきたが、そこには、ある種の取捨選択があった。その取捨選択をやめることである。ただ、マスコミ側もプライバシー問題という言い訳があるだろう。どんな事件、政治問題であってもプライバシーをどうするかは、すべてが人間間の関係性の問題である以上常に問題になる。今回の関係者の死亡原因についてもそこがあいまいになってSNSユーザーのマスコミへの不信感が生まれた。
そのプライバシー問題を回避する方法は、比較的簡単である。NHK、テレ朝などがやっているように、テレビ画面上に問題となるリンクのQRコードを貼ればよい。今回の場合は、先に挙げた週刊現代の暴露記事リンクである。これを画面上に挙げ、「このような情報も出ているが、真偽は定かでないので本局は報道ではコメントしない」とコメントを付けるのである。このようにしておけば、SNSユーザーは自分で真偽を調べに行くので、マスコミが不信感を持たれることは無くなる。また、マスコミもその関係者の記事に直接コメントするわけではないので、プライバシー問題も回避できる。
SNSユーザーとテレビのコメンテータとの情報交換、議論の場をどうするかは今後の問題だが、このようなマスコミ側からの情報公開により今回のようなマスコミ不信による選挙結果の逆転現象はなくなるはずである。
そして、
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