乱視でもピントの合う本の読み方2024年12月21日 11:52

 左右の視力が異なり、乱視が強いと、どんなメガネを付けても本がぼやけて見える。文字が2重に見えるのである。

 試しに本を机の上に置かず、小学生の朗読宜しく、本を立ててみてみた。なぜか2重に文字が見えることがなくなった。

 これは要するに水晶体と硝子体の曲率が年齢とともに不整合となるために、下方向に視線を向けると焦点がうまく網膜に合わないためだろう。

 網膜中心付近で見る分には、これらの曲率のずれがあまり問題にならず、焦点が合わせやすいのだろうと思う。

 焦点が合えば、読書の際のストレスはほぼなくなる。問題は、その立てた本をどうやって支えるかである。書見台という専用の装置もあるが、ここでは、100円ショップで買った品々の組み合わせで私用書見台を作ってみた。

 まずベースは、木製で三脚の写真立てである。(330円)そのベースの隙間に2㎝×2㎝×45㎝の角材を挟む。(110円)あとは角材の上に本を開いて本の両下端を模型固定用の金属クリップ2個で挟む。(220円)これで十分書見台になる。本の厚さに合わせクリップを変えればよい。すべて含めても1000円以下で作ることができる。

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