新年の誓い ― 2024年01月01日 05:14
(1)体重を5kg落とすこと。
(2)統計論をマスターすること。
(3)ピアノを左手で弾けること。
2024年1月1日 新道
(2)統計論をマスターすること。
(3)ピアノを左手で弾けること。
2024年1月1日 新道
帰無仮説と対立仮説 ― 2024年01月05日 04:27
両方とも統計用語であるが、分かりにくい日本語訳である。
単純に偶然仮説と必然仮説と訳せば良かったのだ。
い
ある事象が基準から外れた場合、それが偶然だと思う事が帰無仮説(きむかせつ)である。
それが必然だと思う事が対立仮説である。
ここでポイントは偶然でなければ、必然なのだが、統計論では、必然という事は統計論の本質上使えないので仕方なく対立ーalternative-という用語を使ってしまったことである。alternativeにそれほど哲学的な意味は無いと思うが、なぜか学者はもっともらしい四文字熟語を使いたがるものである。
もう少し正確に言えば、観測結果が偶然に生じたと考える事が帰無仮説で、ほほ必然的に生じたと考えるのが対立仮説である。
そこで、どちらの仮説でも採用すれば、過誤ー真実から外れる事ーが発生する。 それぞれ第一の過誤(α)と第二の過誤(β)である。
ここは翻訳ができなかったようだ。統計論のテキストではギリシャ文字がそのまま書かれている。どちらを採用するにしても過誤は必ず発生する。
統計論では真実は分からないことになっている。
だからと言って、用語も分かりにくくする必然性は無い。
それでもいいと認める事を虚無仮説と名付けたい。
ところで、通常の統計処理では、データ数や得られた平均値、分散を用いた数値ー対象条件によりz値またはp値と呼ばれるーをまず計算する。次に、帰無仮説が正しいとして中心極限定理で想定される分布を設定し、この分布の端5パーセント以内にその計算値がある事を確認する事で、その結果は帰無仮説とは両立しない、即ち帰無仮説は棄却できると結論する。即ち、その結果が得られた事は必然性が有る、統計的に有意であるという手順を踏む。なぜこんな面倒な分かりにくく手順が標準になっているのか、偶然なのかもしれない。p値は現代統計論の祖フィッシャー先生も単なる目安だと話されていたようで、人によっては、意味はあまり無いーというくらいだ。
単純に偶然仮説と必然仮説と訳せば良かったのだ。
い
ある事象が基準から外れた場合、それが偶然だと思う事が帰無仮説(きむかせつ)である。
それが必然だと思う事が対立仮説である。
ここでポイントは偶然でなければ、必然なのだが、統計論では、必然という事は統計論の本質上使えないので仕方なく対立ーalternative-という用語を使ってしまったことである。alternativeにそれほど哲学的な意味は無いと思うが、なぜか学者はもっともらしい四文字熟語を使いたがるものである。
もう少し正確に言えば、観測結果が偶然に生じたと考える事が帰無仮説で、ほほ必然的に生じたと考えるのが対立仮説である。
そこで、どちらの仮説でも採用すれば、過誤ー真実から外れる事ーが発生する。 それぞれ第一の過誤(α)と第二の過誤(β)である。
ここは翻訳ができなかったようだ。統計論のテキストではギリシャ文字がそのまま書かれている。どちらを採用するにしても過誤は必ず発生する。
統計論では真実は分からないことになっている。
だからと言って、用語も分かりにくくする必然性は無い。
それでもいいと認める事を虚無仮説と名付けたい。
ところで、通常の統計処理では、データ数や得られた平均値、分散を用いた数値ー対象条件によりz値またはp値と呼ばれるーをまず計算する。次に、帰無仮説が正しいとして中心極限定理で想定される分布を設定し、この分布の端5パーセント以内にその計算値がある事を確認する事で、その結果は帰無仮説とは両立しない、即ち帰無仮説は棄却できると結論する。即ち、その結果が得られた事は必然性が有る、統計的に有意であるという手順を踏む。なぜこんな面倒な分かりにくく手順が標準になっているのか、偶然なのかもしれない。p値は現代統計論の祖フィッシャー先生も単なる目安だと話されていたようで、人によっては、意味はあまり無いーというくらいだ。
航空機でのリスク回避 ― 2024年01月06日 07:09
ある元ANA機長のはなしでは、事故回避で重要なのは、クルーの関係の心理的安定感だそうだ。
海上保安庁のOBと話をしたこともあるが、基本的に海の警察そしきである。
ドラマを見ていると 警察組織は縦関係が絶対的に強い。
それが今回の事故機の副機長の役割に影響していた可能性は無いだろうかと思う。
海上保安庁のOBと話をしたこともあるが、基本的に海の警察そしきである。
ドラマを見ていると 警察組織は縦関係が絶対的に強い。
それが今回の事故機の副機長の役割に影響していた可能性は無いだろうかと思う。
誤解を招く統計用語 ― 2024年01月06日 09:44
95%信頼区間という用語がある。信頼性があるほど広がると勘違いする。この英語は95% confidence intervalである。直訳すれば、95%信頼間隔である。
得られた結果の95%のこの間隔内に入るという意味である。即ち、信頼性がないほど広がることになる。全く逆である。
まだ、直訳のほうが誤解を招かない。数学者の聞こえの良い4文字熟語愛好のためだろうか。なぜかこの用語となっている。
得られた結果の95%のこの間隔内に入るという意味である。即ち、信頼性がないほど広がることになる。全く逆である。
まだ、直訳のほうが誤解を招かない。数学者の聞こえの良い4文字熟語愛好のためだろうか。なぜかこの用語となっている。
前立腺がん治療の選択方法 ― 2024年01月08日 13:18
ある知り合いが前立腺がんの診断を受け、近く手術をするそうである。親戚が前立腺がんになったのだが、IMTRという放射線治療で緩解したので、放射線治療のほうがいいのではないのか、という話をしたら、放射線は怖いというのである。
ちょっとデータが古いが、
https://www.jstage.jst.go.jp/article/radioisotopes1952/52/7/52_7_363/_pdf
によれば、例えば子宮頸がんは日本では8割以上が手術だが、日本では2あり程度である。東大の中川先生の言われるように原爆による放射線アレルギーが強いようだ。どこかの音楽関係者もそのような発言をしていたように思う。
では、原爆による放射線とがん治療による放射線は同じなのだろうかーという話になる。実は、原爆よりも放射線がん治療のほうが被ばく放射線量は1桁程度高いのである。広島・長崎の被爆者生存者の最大線量は約4Gyである(これより多く被ばくした人は原爆時に亡くなっているのである)が、例えば前立腺がんでは通常60Gy程度照射する。
だからがんになりやすいのかと言えば事実は逆である。広島・長崎の生存者で4Gy程度被ばくした男性の約6割はがんを発症している。しかし、前立腺がんで放射線治療をした人の8割は治癒し5年以上せいぞんしている。
これはどうなっているのかーという問題である。その理由は、単純に言えば、原爆の被ばくは原爆の爆発時間約1ミリ秒で被ばくした瞬時被ばくであり、がん治療での被ばくは10時間程度での被ばくの結果なのである。
即ち、被ばく線量は問題ではなく、被ばくした時の時間線量率が重要なのである。上記の例でいえば、単位時間当たり線量率は、
原爆 :4000Gy/秒
がん治療:0.0016Gy/秒
ということになる。この差がなぜ大きいのかと言えば、細胞の免疫機能に関係してくる。
原爆では瞬時に被ばくし、DNA損傷を瞬間的に生じたので、がん抑止機能が十分機能しなかったのである。免疫とは化学反応であり、DNA修復には有限の時間がかかるので、損傷を受けた細胞がどうしても残ってしまう。
このような瞬時被ばくは人類が発生して以来一度も受けたことがない線量率なのだから、免疫機能が機能しなくても当然である。
一方、がん治療では、がん細胞以外の通常細胞に被ばくさせないように工夫しているとはいえ、X線の透過力は強くどうしても通常細胞も被ばくしてしまう。それでも明確ながん発症は見られていないのである。これは、生物、人類が数億年の期間に蓄えてきた低線量率放射線に対する免疫機能故のことである。がん細胞の方は、がん免疫機能を失った細胞であり、細胞サイクルが短いので、分裂時にDNAが損傷しやすく(分裂時はDNAが不安定な1本鎖になるので)、がん組織だけが選択的に損傷することになる。
これらのメカニズムを含めて、がん患者に説明すれば、日本も放射線治療を受ける割合が欧米並みになるだろうが、医学界の様々な事情で時間はかかるのかもしれない。
一方、がん細胞の位置を検査するためのPET検査で使われるテクネチウム-99mは体内に注入されたのち、テクネチウム‐99という半減期20万年の放射性物質に崩壊する。この放射性物質は年間2×10の12乗ベクレルという量が、注入された患者の排泄物から市中に拡散している。放射線がん治療が嫌な患者はこちらの方はなぜ問題にしないのだろうか。不思議な国である。医学界ではこのテクネチウム₋99は安定核種として扱われているようだが、れっきとした長半減期放射性核種である。原発使用済み燃料の中のテクネチウム‐99は長寿命核種として、使用済み燃料を地中処分したとしても、将来漏れ出てくる核種として問題にされている。不思議な国である。
ちょっとデータが古いが、
https://www.jstage.jst.go.jp/article/radioisotopes1952/52/7/52_7_363/_pdf
によれば、例えば子宮頸がんは日本では8割以上が手術だが、日本では2あり程度である。東大の中川先生の言われるように原爆による放射線アレルギーが強いようだ。どこかの音楽関係者もそのような発言をしていたように思う。
では、原爆による放射線とがん治療による放射線は同じなのだろうかーという話になる。実は、原爆よりも放射線がん治療のほうが被ばく放射線量は1桁程度高いのである。広島・長崎の被爆者生存者の最大線量は約4Gyである(これより多く被ばくした人は原爆時に亡くなっているのである)が、例えば前立腺がんでは通常60Gy程度照射する。
だからがんになりやすいのかと言えば事実は逆である。広島・長崎の生存者で4Gy程度被ばくした男性の約6割はがんを発症している。しかし、前立腺がんで放射線治療をした人の8割は治癒し5年以上せいぞんしている。
これはどうなっているのかーという問題である。その理由は、単純に言えば、原爆の被ばくは原爆の爆発時間約1ミリ秒で被ばくした瞬時被ばくであり、がん治療での被ばくは10時間程度での被ばくの結果なのである。
即ち、被ばく線量は問題ではなく、被ばくした時の時間線量率が重要なのである。上記の例でいえば、単位時間当たり線量率は、
原爆 :4000Gy/秒
がん治療:0.0016Gy/秒
ということになる。この差がなぜ大きいのかと言えば、細胞の免疫機能に関係してくる。
原爆では瞬時に被ばくし、DNA損傷を瞬間的に生じたので、がん抑止機能が十分機能しなかったのである。免疫とは化学反応であり、DNA修復には有限の時間がかかるので、損傷を受けた細胞がどうしても残ってしまう。
このような瞬時被ばくは人類が発生して以来一度も受けたことがない線量率なのだから、免疫機能が機能しなくても当然である。
一方、がん治療では、がん細胞以外の通常細胞に被ばくさせないように工夫しているとはいえ、X線の透過力は強くどうしても通常細胞も被ばくしてしまう。それでも明確ながん発症は見られていないのである。これは、生物、人類が数億年の期間に蓄えてきた低線量率放射線に対する免疫機能故のことである。がん細胞の方は、がん免疫機能を失った細胞であり、細胞サイクルが短いので、分裂時にDNAが損傷しやすく(分裂時はDNAが不安定な1本鎖になるので)、がん組織だけが選択的に損傷することになる。
これらのメカニズムを含めて、がん患者に説明すれば、日本も放射線治療を受ける割合が欧米並みになるだろうが、医学界の様々な事情で時間はかかるのかもしれない。
一方、がん細胞の位置を検査するためのPET検査で使われるテクネチウム-99mは体内に注入されたのち、テクネチウム‐99という半減期20万年の放射性物質に崩壊する。この放射性物質は年間2×10の12乗ベクレルという量が、注入された患者の排泄物から市中に拡散している。放射線がん治療が嫌な患者はこちらの方はなぜ問題にしないのだろうか。不思議な国である。医学界ではこのテクネチウム₋99は安定核種として扱われているようだが、れっきとした長半減期放射性核種である。原発使用済み燃料の中のテクネチウム‐99は長寿命核種として、使用済み燃料を地中処分したとしても、将来漏れ出てくる核種として問題にされている。不思議な国である。
太陽フレアの本当の怖さ(2) ― 2024年01月11日 20:54
昨年8月23日の時点では、太陽フレアの認識は以下の*****以下
に囲まれた内容だった。これは2025年における航空機利用への警告である。
しかし、これはまだ甘かった。
下のリンクのyahooニュースによれば今年2024年においても太陽フレアの発生回数は増加するとのことだ。
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6487698
空気層による減衰がない高空では地上の3ケタX線強度が増大するが、下記のように瞬間被ばくで防ぎようがない。また、人類が受けたことがない被ばく形態で、免疫もないので発がん性が疑われる。
しばらく、航空機の利用は考え直したほうが良いだろう。
*****************************
江戸川区のサイト
https://www.city.edogawa.tokyo.jp/e007/bosaianzen/bosai/oshirase/taiyou-furea.html
によれば、地球への影響は、
携帯電話やテレビなどの放送が視聴不可
カーナビゲーションシステムの機能不全
電力設備で誤作動が起き、広域停電の発生
等とされている。
しかし、図をよく見れば、太陽フレア発生後8分後にX線や電磁波が最初に地球に到達することが分かる。これはインパルシブ相と呼ばれ、光と同じ速度で到達するので、事前の予測ができなければ、その被ばくは防ぎようがない。
現在、宇宙天気予報などと騒がれてはいるが、太陽フレアの発生頻度が11年周期であることなどが分かっているだけで、正確な発生日時が予測できないのは台風の発生日時が事前よそくできないのと同じである。即ち、現在の宇宙天気予報では、太陽フレアを地球で観測した後の放射線による影響の身を対象としてその影響が予報できるだけである。
(この図の放射線は、陽子や中性子などの素粒子、プラズマは荷電粒子や電子と称している。これらは、電磁波よりも遅れて地球に到達する。即ちX線や電磁波は光の速度で到達するので、その発生は、発生日時の正確な事前予測ができなければ、X線の被ばくは防ぐことが不可能である。)
特に上空にいるヒトは、地球大気による遮へい効果の恩恵を受けられないので、X線をもろに被ばくすることになる。
天文学事典 図8-17によれば、このX線は硬X線(高エネルギーX線)なので、上空のヒト(飛行中の旅行者、パイロット、CA等)はかなりの被ばくを受ける。
パイロットは太陽フレア発生時に飛行していたことが分かると、所謂勤務調整を受けるので、年間平均被ばく量はそれほど増加しない。問題は頻回旅行者やCAである。米国ではCAの乳がん発生率が一般人の1.5倍であることが報告されている。
https://www.arpansa.gov.au/cancer-prevalence-among-flight-attendants-compared-general-population
このインパルシブ相は太陽における核融合爆発から発生する高エネルギーX線被ばくであり、広島・長崎の原爆爆発によるガンマ線被ばくと同じものである。(ガンマ線は核分裂生成物から発生する高エネルギー電磁波、X線も高エネルギー電磁波であることに留意)
2025年は平均年数回発生する太陽フレアの頻度増加の次回ピーク年に当たる。広島・長崎の被ばく者のがん発生増加が観察されているように、今後も頻回飛行機旅行者やCAにおけるがん発生の増加がみられるだろう。
インド南西部やブラジルの一部などの地上での「年間」線量は、事故後の福島東部の「年間」線量よりも一桁高いが、がん発生率は世界平均を下回っている。
一方、「単位時間線量率」(1秒あたりの被ばく線量率)は、太陽フレア発生時にCAが受ける「単位時間線量率」の約5桁程度下であると見積もれる。広島・長崎の被ばく者が受けた「最大単位時間線量率」もCAが太陽フレア発生直後に受ける「最大単位時間線量率」と同程度であると考えられる。
アルコールの一気飲みの害と年間アルコール摂取の害(量に依っては益)を一緒にすることは大きな誤解を生むが、どのマスコミも政府(放射線安全規制検討会等)も国際放射線防護委員会(ICRP)もきちんとその差を認識していない。これは免疫学の知識の不足によるものではないだろうか。
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に囲まれた内容だった。これは2025年における航空機利用への警告である。
しかし、これはまだ甘かった。
下のリンクのyahooニュースによれば今年2024年においても太陽フレアの発生回数は増加するとのことだ。
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6487698
空気層による減衰がない高空では地上の3ケタX線強度が増大するが、下記のように瞬間被ばくで防ぎようがない。また、人類が受けたことがない被ばく形態で、免疫もないので発がん性が疑われる。
しばらく、航空機の利用は考え直したほうが良いだろう。
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江戸川区のサイト
https://www.city.edogawa.tokyo.jp/e007/bosaianzen/bosai/oshirase/taiyou-furea.html
によれば、地球への影響は、
携帯電話やテレビなどの放送が視聴不可
カーナビゲーションシステムの機能不全
電力設備で誤作動が起き、広域停電の発生
等とされている。
しかし、図をよく見れば、太陽フレア発生後8分後にX線や電磁波が最初に地球に到達することが分かる。これはインパルシブ相と呼ばれ、光と同じ速度で到達するので、事前の予測ができなければ、その被ばくは防ぎようがない。
現在、宇宙天気予報などと騒がれてはいるが、太陽フレアの発生頻度が11年周期であることなどが分かっているだけで、正確な発生日時が予測できないのは台風の発生日時が事前よそくできないのと同じである。即ち、現在の宇宙天気予報では、太陽フレアを地球で観測した後の放射線による影響の身を対象としてその影響が予報できるだけである。
(この図の放射線は、陽子や中性子などの素粒子、プラズマは荷電粒子や電子と称している。これらは、電磁波よりも遅れて地球に到達する。即ちX線や電磁波は光の速度で到達するので、その発生は、発生日時の正確な事前予測ができなければ、X線の被ばくは防ぐことが不可能である。)
特に上空にいるヒトは、地球大気による遮へい効果の恩恵を受けられないので、X線をもろに被ばくすることになる。
天文学事典 図8-17によれば、このX線は硬X線(高エネルギーX線)なので、上空のヒト(飛行中の旅行者、パイロット、CA等)はかなりの被ばくを受ける。
パイロットは太陽フレア発生時に飛行していたことが分かると、所謂勤務調整を受けるので、年間平均被ばく量はそれほど増加しない。問題は頻回旅行者やCAである。米国ではCAの乳がん発生率が一般人の1.5倍であることが報告されている。
https://www.arpansa.gov.au/cancer-prevalence-among-flight-attendants-compared-general-population
このインパルシブ相は太陽における核融合爆発から発生する高エネルギーX線被ばくであり、広島・長崎の原爆爆発によるガンマ線被ばくと同じものである。(ガンマ線は核分裂生成物から発生する高エネルギー電磁波、X線も高エネルギー電磁波であることに留意)
2025年は平均年数回発生する太陽フレアの頻度増加の次回ピーク年に当たる。広島・長崎の被ばく者のがん発生増加が観察されているように、今後も頻回飛行機旅行者やCAにおけるがん発生の増加がみられるだろう。
インド南西部やブラジルの一部などの地上での「年間」線量は、事故後の福島東部の「年間」線量よりも一桁高いが、がん発生率は世界平均を下回っている。
一方、「単位時間線量率」(1秒あたりの被ばく線量率)は、太陽フレア発生時にCAが受ける「単位時間線量率」の約5桁程度下であると見積もれる。広島・長崎の被ばく者が受けた「最大単位時間線量率」もCAが太陽フレア発生直後に受ける「最大単位時間線量率」と同程度であると考えられる。
アルコールの一気飲みの害と年間アルコール摂取の害(量に依っては益)を一緒にすることは大きな誤解を生むが、どのマスコミも政府(放射線安全規制検討会等)も国際放射線防護委員会(ICRP)もきちんとその差を認識していない。これは免疫学の知識の不足によるものではないだろうか。
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厚い本のストレスのない読書法 ― 2024年01月15日 06:31
ここで、読書法といっても読み方の方法ではない。
厚手の本をどのようにストレスなく、開いておくかという問題である。
一般に、厚い本は開くのが大変である。開いておくにも、力がいるし、すぐに閉じようとする方向に力が働く。また、厚いがために机と目と手の位置関係も最適化が難しい。
ここでは、ゴムとクリップ、本が乗せられる大きさのプレートを用いて、手を添えずに厚い本(数㎝以上)を開く方法を示す。
1. 先ず、ばね式のペーパークリップ(黒い色の断面三角のばね状の板を二つのU字状の針金で開く形式のクリップ)を二つ用意する。
2. 長さ50㎝程度のゴムを用意し、二つのクリップのU字状針金の片方にゴムを通し、結ぶ。
3. リング状になったゴムを板にはめる。
4. クリップで、開いた本の両側を挟む。
これだけで、手を添えずに本を開いたままの状態にできる。
もし、ノートパソコン冷却用のパッドがあれば、これをプレート代わりにすれば、斜めに本を保持することもでき、パソコン画面を見ながら本を読むことも可能になる。全費用は2000円以下でできる。
厚手の本をどのようにストレスなく、開いておくかという問題である。
一般に、厚い本は開くのが大変である。開いておくにも、力がいるし、すぐに閉じようとする方向に力が働く。また、厚いがために机と目と手の位置関係も最適化が難しい。
ここでは、ゴムとクリップ、本が乗せられる大きさのプレートを用いて、手を添えずに厚い本(数㎝以上)を開く方法を示す。
1. 先ず、ばね式のペーパークリップ(黒い色の断面三角のばね状の板を二つのU字状の針金で開く形式のクリップ)を二つ用意する。
2. 長さ50㎝程度のゴムを用意し、二つのクリップのU字状針金の片方にゴムを通し、結ぶ。
3. リング状になったゴムを板にはめる。
4. クリップで、開いた本の両側を挟む。
これだけで、手を添えずに本を開いたままの状態にできる。
もし、ノートパソコン冷却用のパッドがあれば、これをプレート代わりにすれば、斜めに本を保持することもでき、パソコン画面を見ながら本を読むことも可能になる。全費用は2000円以下でできる。
郵便局事件は日本では起こっていないだろうか? ― 2024年01月17日 17:10
https://www.ucl.ac.uk/news/2023/apr/landmark-study-post-office-scandal-seeks-prevent-future-injustice
によれば、昨年春にはイギリス国内で郵便局事件冤罪がコンピュータエラーによるものであることが明らかにされているが、そのシステムを作成した会社から日本の親会社のIT大手には何も情報が入ってこなかったのだろうか。信じられない。
もしかすると、日本国内でも金融システムに同様のscandalが隠されているのかもしれない。
昔、電卓も一般的でなかった東北地方のある金融機関で、帳簿よりも現金が1円足りないだけで、支店行員全員が夜遅くまで残業し、結局支店長が1円出したという事件があったが、このようなアナログシステムの方が、市民の幸福という観点からは良かったことになる。
ソフトの完全な検証というものはほぼ不可能であろう。システムがダウンしたほうがまだ分かりやすい。
問題なのは、バグが見つからないままで、デジタルは信用でき、人間は信用できないという思い込みである。yahooニュースでは、この英国の郵便局scandalでは700人が冤罪に泣き、4人の自殺者がでたそうだが、このような悲劇が日本でも起こったと明らかになる前に、このようなシステムエラーを防ぐ安全策の整備こそデジタル庁の役割ではないだろうか。(その親会社が主取引先では見通しは暗いが)
によれば、昨年春にはイギリス国内で郵便局事件冤罪がコンピュータエラーによるものであることが明らかにされているが、そのシステムを作成した会社から日本の親会社のIT大手には何も情報が入ってこなかったのだろうか。信じられない。
もしかすると、日本国内でも金融システムに同様のscandalが隠されているのかもしれない。
昔、電卓も一般的でなかった東北地方のある金融機関で、帳簿よりも現金が1円足りないだけで、支店行員全員が夜遅くまで残業し、結局支店長が1円出したという事件があったが、このようなアナログシステムの方が、市民の幸福という観点からは良かったことになる。
ソフトの完全な検証というものはほぼ不可能であろう。システムがダウンしたほうがまだ分かりやすい。
問題なのは、バグが見つからないままで、デジタルは信用でき、人間は信用できないという思い込みである。yahooニュースでは、この英国の郵便局scandalでは700人が冤罪に泣き、4人の自殺者がでたそうだが、このような悲劇が日本でも起こったと明らかになる前に、このようなシステムエラーを防ぐ安全策の整備こそデジタル庁の役割ではないだろうか。(その親会社が主取引先では見通しは暗いが)
楽に排泄する方法 ― 2024年01月19日 11:28
寒くなってきた。この季節に力むと血圧にも良くない。
最近は大抵洋式だろう。和式でも同じ方法がある。
それは座り込まないで、中腰で排泄する事である。
中腰だと直腸と肛門が直線的になり、腹圧が便本体から下方に掛かった時に、容易に押し出される。
多少の個人差はあるが、試してみる価値はある。
動物にとって座るという体勢は不自然なものなのだろう。
ヒトも排泄するときは動物の姿勢に戻らなければならない。
最近は大抵洋式だろう。和式でも同じ方法がある。
それは座り込まないで、中腰で排泄する事である。
中腰だと直腸と肛門が直線的になり、腹圧が便本体から下方に掛かった時に、容易に押し出される。
多少の個人差はあるが、試してみる価値はある。
動物にとって座るという体勢は不自然なものなのだろう。
ヒトも排泄するときは動物の姿勢に戻らなければならない。
震源の西進が始まったようだ ― 2024年01月28日 09:19
今朝、東京湾を震源とする地震があった。
先日の神奈川北部の地震を含め、普段の東葛地方から震源が西進しているように思える。関東大震災の震源が神奈川西部だとすると、かなり似たようなパターンになってきたように感じる。専門家はどう思っているのだろうか。
先日の神奈川北部の地震を含め、普段の東葛地方から震源が西進しているように思える。関東大震災の震源が神奈川西部だとすると、かなり似たようなパターンになってきたように感じる。専門家はどう思っているのだろうか。
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