小説国宝で読み解く長崎原爆被爆データの特異性 ― 2026年01月01日 21:20
話題の映画「国宝」の原作、吉田修一著「国宝」朝日文庫のP.50 に主人公喜久雄の恋人春江とその母親との3人の会話が描かれている。喜久雄が母親に対し、「3人でスパスパ吸えば(タバコは)直ぐなくなるさ。」といっている。昭和40年ごろの長崎の花街での会話である。
被ばく者データで疑問に思っていたのは女性の喫煙率の高さである。喫煙はがん発生の主要因のため、喫煙効果と被ばく効果が混在する被ばく者発がんデータでは喫煙履歴を詳細に調べ、非喫煙者の発がんデータとの比較から放射線被ばくの影響を分離するのだが、喫煙者割合が多ければ、同じ発がん率であっても放射線影響が大きいと分析されることになる。
放射線影響協会の公表した被ばく者関連データLSS-14の中に両都市の女性被ばく者の喫煙分類データが含まれている。その値を集計すると
(1)人数
喫煙状況不明者 非喫煙者 過去喫煙者 現在喫煙者
長崎女性 8615人 6048人 5331人 9954人
広島女性 11661人 7585人 12588人 51787人
(2)人数割合(%)
喫煙状況不明者 非喫煙者 過去喫煙者 現在喫煙者
長崎女性 28.8% 20.2% 17.8% 33.2%
広島女性 22.5% 14.7% 24.3% 38.5%
となっている。
即ち、長崎女性調査者のうち、喫煙経験者は約51%であるが
広島女性は約63%であり、10%以上大きい。
そこで、小説「「国宝」の背景の話となるのだが、もともと長崎は工場が多く、花街も大規模だったので、女性喫煙者割合が多いのが自然だと思われる。この小説の喜久雄や春江などの会話の描写は納得できる。戦前は進歩的な女性ほど喫煙していたようなので、長崎のほうが一般的な都市よりも喫煙者比率が多いと思われる。
ではなぜ、長崎女性で喫煙データが不正確になったのか。
それは、長崎の若年層の多さだと考えられる。未成年者が法律に違反しているという喫煙申告をするものだろうか。それも女性である。「国宝」の菊枝のように未成年者でも喫煙するものは実際には当時多かったが、その通り申告することは勇気がいる。上記の表で喫煙状況不明者が長崎のほうが約6%多いのは未成年者が多かったということの傍証でもある。
同じRERFのデータを用いて、20歳未満の女性比率を比較すると
20歳未満/全調査対象女性
長崎女性:15473人/29948人(51.7%)
広島女性:22459人/51787人(43.4%)
となり、長崎女性が約10%未成年者割合が大きい。
喫煙者比率が、実際には、長崎の女性が多いのに、上記のような理由で広島より小さめになるようにLSS-14データができていたとすれば、がん発生に対する被ばくの寄与が大きくなり、詳細な統計解析の結果、広島女性に比べ、長崎女性のほうが被ばくによる発がんリスクが大きくでることになる。(下記参考記事1参照)
更に、長崎と広島の原爆のガンマ線スペクトル特性差から女性特有の乳がん発症率の差も加わるのである。(下記参考記事2参照)
その結果、ほとんど被ばくしていない女性も発がんリスクが大きくなり、放射線に対する発がんリスクの閾値が現れないという結果になったと考えられる。これが各国政府が採用している国際放射線防護委員会ICRPのベースデータになっているが、福島の事故被害者が有害無益な避難を強いられているとすれば、大きな問題だろう。
(参考記事1)
本ブログ2024年8月7日、8月8日、10月18日、12月6日、2025年6月5日記事
(参考記事2)
本ブログ2025年12月16日記事
被ばく者データで疑問に思っていたのは女性の喫煙率の高さである。喫煙はがん発生の主要因のため、喫煙効果と被ばく効果が混在する被ばく者発がんデータでは喫煙履歴を詳細に調べ、非喫煙者の発がんデータとの比較から放射線被ばくの影響を分離するのだが、喫煙者割合が多ければ、同じ発がん率であっても放射線影響が大きいと分析されることになる。
放射線影響協会の公表した被ばく者関連データLSS-14の中に両都市の女性被ばく者の喫煙分類データが含まれている。その値を集計すると
(1)人数
喫煙状況不明者 非喫煙者 過去喫煙者 現在喫煙者
長崎女性 8615人 6048人 5331人 9954人
広島女性 11661人 7585人 12588人 51787人
(2)人数割合(%)
喫煙状況不明者 非喫煙者 過去喫煙者 現在喫煙者
長崎女性 28.8% 20.2% 17.8% 33.2%
広島女性 22.5% 14.7% 24.3% 38.5%
となっている。
即ち、長崎女性調査者のうち、喫煙経験者は約51%であるが
広島女性は約63%であり、10%以上大きい。
そこで、小説「「国宝」の背景の話となるのだが、もともと長崎は工場が多く、花街も大規模だったので、女性喫煙者割合が多いのが自然だと思われる。この小説の喜久雄や春江などの会話の描写は納得できる。戦前は進歩的な女性ほど喫煙していたようなので、長崎のほうが一般的な都市よりも喫煙者比率が多いと思われる。
ではなぜ、長崎女性で喫煙データが不正確になったのか。
それは、長崎の若年層の多さだと考えられる。未成年者が法律に違反しているという喫煙申告をするものだろうか。それも女性である。「国宝」の菊枝のように未成年者でも喫煙するものは実際には当時多かったが、その通り申告することは勇気がいる。上記の表で喫煙状況不明者が長崎のほうが約6%多いのは未成年者が多かったということの傍証でもある。
同じRERFのデータを用いて、20歳未満の女性比率を比較すると
20歳未満/全調査対象女性
長崎女性:15473人/29948人(51.7%)
広島女性:22459人/51787人(43.4%)
となり、長崎女性が約10%未成年者割合が大きい。
喫煙者比率が、実際には、長崎の女性が多いのに、上記のような理由で広島より小さめになるようにLSS-14データができていたとすれば、がん発生に対する被ばくの寄与が大きくなり、詳細な統計解析の結果、広島女性に比べ、長崎女性のほうが被ばくによる発がんリスクが大きくでることになる。(下記参考記事1参照)
更に、長崎と広島の原爆のガンマ線スペクトル特性差から女性特有の乳がん発症率の差も加わるのである。(下記参考記事2参照)
その結果、ほとんど被ばくしていない女性も発がんリスクが大きくなり、放射線に対する発がんリスクの閾値が現れないという結果になったと考えられる。これが各国政府が採用している国際放射線防護委員会ICRPのベースデータになっているが、福島の事故被害者が有害無益な避難を強いられているとすれば、大きな問題だろう。
(参考記事1)
本ブログ2024年8月7日、8月8日、10月18日、12月6日、2025年6月5日記事
(参考記事2)
本ブログ2025年12月16日記事
放射線に関わる宇宙と人類の歴史 ― 2026年01月08日 05:22
https://drive.google.com/file/d/1Ehn02gQ8vx_-s_vMdlkOvIFtxkHeE4Ke/view?usp=sharing
このファイルのChatGPTによる要約
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あなた:
1011放射線に関わる宇宙の歴史と人類の歴史r3r1.pdf
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このファイルの内容を要約して
ChatGPT:
この資料(「放射線に関わる宇宙の歴史と人類の歴史」2023.9.14)は、放射線を宇宙史・地球史・生物進化・近代史の流れの中で位置づけ、現行の放射線防護基準(ICRP)への問題提起と新基準案を示すことを目的とした講演資料です。要点を整理して要約します。
全体の主旨
放射線は本来、宇宙と地球の誕生以来存在してきた自然現象であり、生物はその中で進化してきた。
20世紀の**原爆による「瞬時・高線量率被ばく」**を基に作られた基準を、慢性・低線量率被ばくにも一律適用している点に問題がある。
「がん治療では高線量を許容するのに、低線量環境被ばくを過度に恐れる」というがんパラドックスが生じている。
時間線量率と総線量を同時に考慮した新しい放射線防護基準が必要だと提案している。
1. 地球になぜ放射線があるのか
地球の放射線の起源は
ビッグバン
超新星爆発
中性子星合体
などの宇宙現象に由来。
地球は超新星由来の重元素(ウラン・トリウムなど)から形成され、
地殻・マントル中の放射性元素の崩壊が現在も続いている。
地熱の約95%は放射性崩壊由来。
約20億年前には、ガボンのオクロ天然原子炉が実際に稼働していた。
世界には自然放射線量が高い地域(ケララ、ラムサールなど)が存在。
2. 生物はなぜ放射線の中で生存できたのか
放射線は水を分解し活性酸素を生む → DNA損傷の原因。
しかし生物は進化の過程で
DNA修復機構
がん抑制遺伝子(p53など)
を獲得。
重要な点:
修復は時間を要する化学反応。
瞬間的な高線量被ばく(原爆)には対応できないが、
低線量・低線量率の慢性被ばくには対応可能。
多数のがん抑制遺伝子の具体例が提示されている。
3. 20世紀になって人類の被ばくが変わった
原爆(広島・長崎)は
ミリ秒以下
数千ミリシーベルト
という極端な高線量率被ばく。
放射線影響研究所(RERF)のデータは、**軍事目的(兵士・民間人の被害評価)**として整備された。
そのデータが、後に
原子力施設
医療
福島事故対応
などの平和利用の基準に流用された。
ICRP設立の歴史的背景(米国資金、Atoms for Peace)にも言及。
4. がんパラドックスと問題提起
現実には:
放射線治療:数十Gy(=数万mSv相当)
一般被ばく規制:1mSv以上でリスクあり
同じ放射線なのに、扱いが矛盾している。
問題の核心:
瞬時被ばく基準を慢性被ばくに適用していること
時間線量率を考慮していないこと
太陽フレア問題
大気は通常、宇宙線・X線を遮蔽。
しかし:
航空機搭乗中
宇宙飛行
では遮蔽が弱く、太陽フレアの硬X線を直接被ばく。
太陽フレアの「インパルシブ相」は
予測不能
原爆ガンマ線と類似した被ばく形態。
CA(客室乗務員)の乳がんリスク増加報告に言及。
結論・提案
現行ICRP基準は
核戦争を想定した瞬時被ばく基準に強く依存。
福島のような慢性・低線量率被ばくに単純適用するのは不適切。
日本には放射線治療という長時間・高線量被ばくの豊富な医療データがある。
提案:
総線量 × 時間線量率を同時に考慮する新基準
活性酸素生成量と生体修復能力のバランスを基準化
太陽フレア頻発期(2025年前後)の航空被ばく対策にも有効。
一言まとめ
「放射線は本来、生命と共存してきた。問題は線量そのものではなく、“どれだけの速さで浴びたか”である」
という立場から、現行の放射線防護基準の再考を強く主張する資料です。
必要であれば
科学的主張と一般的コンセンサスとの差
ICRP批判の妥当性
LSS(被爆者データ)との関係整理
なども詳しく解説できます。
ChatGPT の回答は必ずしも正しいとは限りません。重要な情報は確認するようにしてください。cookie の設定を参照してください。
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この資料(「放射線に関わる宇宙の歴史と人類の歴史」2023.9.14)は、放射線を宇宙史・地球史・生物進化・近代史の流れの中で位置づけ、現行の放射線防護基準(ICRP)への問題提起と新基準案を示すことを目的とした講演資料です。要点を整理して要約します。
全体の主旨
放射線は本来、宇宙と地球の誕生以来存在してきた自然現象であり、生物はその中で進化してきた。
20世紀の**原爆による「瞬時・高線量率被ばく」**を基に作られた基準を、慢性・低線量率被ばくにも一律適用している点に問題がある。
「がん治療では高線量を許容するのに、低線量環境被ばくを過度に恐れる」というがんパラドックスが生じている。
時間線量率と総線量を同時に考慮した新しい放射線防護基準が必要だと提案している。
1. 地球になぜ放射線があるのか
地球の放射線の起源は
ビッグバン
超新星爆発
中性子星合体
などの宇宙現象に由来。
地球は超新星由来の重元素(ウラン・トリウムなど)から形成され、
地殻・マントル中の放射性元素の崩壊が現在も続いている。
地熱の約95%は放射性崩壊由来。
約20億年前には、ガボンのオクロ天然原子炉が実際に稼働していた。
世界には自然放射線量が高い地域(ケララ、ラムサールなど)が存在。
2. 生物はなぜ放射線の中で生存できたのか
放射線は水を分解し活性酸素を生む → DNA損傷の原因。
しかし生物は進化の過程で
DNA修復機構
がん抑制遺伝子(p53など)
を獲得。
重要な点:
修復は時間を要する化学反応。
瞬間的な高線量被ばく(原爆)には対応できないが、
低線量・低線量率の慢性被ばくには対応可能。
多数のがん抑制遺伝子の具体例が提示されている。
3. 20世紀になって人類の被ばくが変わった
原爆(広島・長崎)は
ミリ秒以下
数千ミリシーベルト
という極端な高線量率被ばく。
放射線影響研究所(RERF)のデータは、**軍事目的(兵士・民間人の被害評価)**として整備された。
そのデータが、後に
原子力施設
医療
福島事故対応
などの平和利用の基準に流用された。
ICRP設立の歴史的背景(米国資金、Atoms for Peace)にも言及。
4. がんパラドックスと問題提起
現実には:
放射線治療:数十Gy(=数万mSv相当)
一般被ばく規制:1mSv以上でリスクあり
同じ放射線なのに、扱いが矛盾している。
問題の核心:
瞬時被ばく基準を慢性被ばくに適用していること
時間線量率を考慮していないこと
太陽フレア問題
大気は通常、宇宙線・X線を遮蔽。
しかし:
航空機搭乗中
宇宙飛行
では遮蔽が弱く、太陽フレアの硬X線を直接被ばく。
太陽フレアの「インパルシブ相」は
予測不能
原爆ガンマ線と類似した被ばく形態。
CA(客室乗務員)の乳がんリスク増加報告に言及。
結論・提案
現行ICRP基準は
核戦争を想定した瞬時被ばく基準に強く依存。
福島のような慢性・低線量率被ばくに単純適用するのは不適切。
日本には放射線治療という長時間・高線量被ばくの豊富な医療データがある。
提案:
総線量 × 時間線量率を同時に考慮する新基準
活性酸素生成量と生体修復能力のバランスを基準化
太陽フレア頻発期(2025年前後)の航空被ばく対策にも有効。
一言まとめ
「放射線は本来、生命と共存してきた。問題は線量そのものではなく、“どれだけの速さで浴びたか”である」
という立場から、現行の放射線防護基準の再考を強く主張する資料です。
必要であれば
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LSS(被爆者データ)との関係整理
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それでもなぜ、トランプは支持されるのか ― 2026年01月08日 06:20
下記はChatGPTの要約だが本書は格差社会になりつつある日本の将来を暗示しているように思える必読書だ。
Q;それでもなぜトランプは支持されるのか という本の要約は
ChatGPT:
こちらが 『それでもなぜ、トランプは支持されるのか ― アメリカ地殻変動の思想史』(会田弘継 著 、東洋経済新報社) の**要約(日本語)**です:
📘 概要
この本は、ドナルド・トランプが刑事訴追や民主主義への批判にも関わらず、なぜアメリカで強い支持を受け続けているのかを、単なる人物評価にとどまらず、アメリカ社会の深層にある構造的・思想的背景から解き明かそうとする政治思想史の分析書です。
🧠 本書の主要な主張
トランプは現象であり、原因ではない
トランプ支持の根底には個人としての魅力や言動以上に、アメリカ社会の二極化・不満・絶望といった「地殻変動」(社会構造の大変動)があると著者は見る。つまりトランプはその結果として支持されているに過ぎず、社会の深刻な問題の象徴でもある。
経済的格差と階層の分断が支持の基盤をつくる
トランプ支持地域を調べると、経済的にも大きな格差があることが示され、中間層や不満を抱える層が政治的不満を強めている。そこで直接的政策よりも、「これまでの政治体制からの破壊・再出発」を望む声が支持へとつながっている、と分析される。
「革命的」な政治への憧れとしてのトランプ現象
トランプ支持は単なる保守票ではなく、既存の政治システムへの怒りと失望の表れとして捉えられ、著者はこれを「革命」と表現する。既存の政党(民主・共和)の共犯的な新自由主義路線が階層格差を拡大し、多くの人々を政治的不満へと導いた、とする見方が展開されている。
思想史的背景の掘り下げ
トランプ支持は単に感情的なものではなく、米国の保守思想や歴史的伝統とも関係があるという視点から、保守主義思想家(例えばラッセル・カーク)の考えが挙げられ、アメリカの思想潮流として現象を理解する枠組みが提示されている。
📚 結論 — なぜトランプは支持されるのか?
単にカリスマやポピュリズムのせいではない
トランプの支持は社会構造の問題や思想的背景によるものであり、アメリカ社会の「病状」として理解するべきだ、と著者は強調します。
支持は個人への熱狂ではなく社会の反映
格差や政治への失望、不満が強い層がトランプ現象を支持することで、既存体制への挑戦として受け取られていると解釈されるのです。
もし「もっと詳しい章ごとの要点」や、「本書で紹介されている思想家・例証」「日本にとっての示唆」という観点でもまとめたい場合は、それもできますよ。希望があれば教えてください。
ChatGPT の回答は必ずしも正しいとは限りません。重要な情報は確認するようにしてください。
Q;それでもなぜトランプは支持されるのか という本の要約は
ChatGPT:
こちらが 『それでもなぜ、トランプは支持されるのか ― アメリカ地殻変動の思想史』(会田弘継 著 、東洋経済新報社) の**要約(日本語)**です:
📘 概要
この本は、ドナルド・トランプが刑事訴追や民主主義への批判にも関わらず、なぜアメリカで強い支持を受け続けているのかを、単なる人物評価にとどまらず、アメリカ社会の深層にある構造的・思想的背景から解き明かそうとする政治思想史の分析書です。
🧠 本書の主要な主張
トランプは現象であり、原因ではない
トランプ支持の根底には個人としての魅力や言動以上に、アメリカ社会の二極化・不満・絶望といった「地殻変動」(社会構造の大変動)があると著者は見る。つまりトランプはその結果として支持されているに過ぎず、社会の深刻な問題の象徴でもある。
経済的格差と階層の分断が支持の基盤をつくる
トランプ支持地域を調べると、経済的にも大きな格差があることが示され、中間層や不満を抱える層が政治的不満を強めている。そこで直接的政策よりも、「これまでの政治体制からの破壊・再出発」を望む声が支持へとつながっている、と分析される。
「革命的」な政治への憧れとしてのトランプ現象
トランプ支持は単なる保守票ではなく、既存の政治システムへの怒りと失望の表れとして捉えられ、著者はこれを「革命」と表現する。既存の政党(民主・共和)の共犯的な新自由主義路線が階層格差を拡大し、多くの人々を政治的不満へと導いた、とする見方が展開されている。
思想史的背景の掘り下げ
トランプ支持は単に感情的なものではなく、米国の保守思想や歴史的伝統とも関係があるという視点から、保守主義思想家(例えばラッセル・カーク)の考えが挙げられ、アメリカの思想潮流として現象を理解する枠組みが提示されている。
📚 結論 — なぜトランプは支持されるのか?
単にカリスマやポピュリズムのせいではない
トランプの支持は社会構造の問題や思想的背景によるものであり、アメリカ社会の「病状」として理解するべきだ、と著者は強調します。
支持は個人への熱狂ではなく社会の反映
格差や政治への失望、不満が強い層がトランプ現象を支持することで、既存体制への挑戦として受け取られていると解釈されるのです。
もし「もっと詳しい章ごとの要点」や、「本書で紹介されている思想家・例証」「日本にとっての示唆」という観点でもまとめたい場合は、それもできますよ。希望があれば教えてください。
ChatGPT の回答は必ずしも正しいとは限りません。重要な情報は確認するようにしてください。
ChatGPTの手なづけ方 ― 2026年01月08日 10:41
放射線物理関係の研究をしているため、中性子物理のための計算コードをよく使う。しかし、無料版のせいか、ChatGPTに質問しても十分な回答が得られないことが多かった。あまりに専門的すぎてそこまでマスターしていないのかもしれないと思っていた。
しかし、Q&Aのやり方を変えたところ、かなり専門的なことも対応してくれるようになった。それはある核変換計算コードのデータ作成にかかわることである。
その具体的なQ&Aの段取りは以下のとおりである。
(1)Q:私から「当該コードは理解しているか」と尋ねる。
(2)A:ChatGPTは当然のごとく「知っている」と応答する。
(3)Q:私から「そのコードの必要データの一部を変更追加したいと質問する。
(4)A:ChatGPTは有名な類似コードの同様データを用いた回答を表示する。(注)それは当該コードでは読み取れないデータ形式である。))
(5)Q:私から「その形式は使えない。添付のデータファイルを学習してくれ」と返答し、当該コードでのデータファイル例(但し、データの変更追加はされてないもの)を添付して送る。
(6)A:ChatGPTからは「先ほどの回答と私から送ったデータ形式は物理的には同じものだ」と言い訳をしてきた。
(7)Q:私からは「送ったデータ形式で回答してくれ」と改めてコメントした。
(8)A:数分待ったのち、ChatGPTから私が希望した通りの形式で必要な修正追加データが送られてきた。また、更に関連部分の詳細化したデータも作れるとの応答があった。
このように、ChatGPTとのやり取りの中で、ChatGPTがまだ学習していないと思われる関連情報を添付ファイルなどで送ってやると、これまで不可能だった又は適合していなかった回答を修正して、適切な作成できるようになる。
これは新発見だった。これまでは単純にChatGPTに詳細データ作成を依頼していたが、途中で有料バージョンに誘導されるか時間切れになって1日待ってから次の質問をするよう応答されることが多かったが、こちらからできるだけ関連情報を送ったうえでQする方が早く結果が得られるようです。
しかし、Q&Aのやり方を変えたところ、かなり専門的なことも対応してくれるようになった。それはある核変換計算コードのデータ作成にかかわることである。
その具体的なQ&Aの段取りは以下のとおりである。
(1)Q:私から「当該コードは理解しているか」と尋ねる。
(2)A:ChatGPTは当然のごとく「知っている」と応答する。
(3)Q:私から「そのコードの必要データの一部を変更追加したいと質問する。
(4)A:ChatGPTは有名な類似コードの同様データを用いた回答を表示する。(注)それは当該コードでは読み取れないデータ形式である。))
(5)Q:私から「その形式は使えない。添付のデータファイルを学習してくれ」と返答し、当該コードでのデータファイル例(但し、データの変更追加はされてないもの)を添付して送る。
(6)A:ChatGPTからは「先ほどの回答と私から送ったデータ形式は物理的には同じものだ」と言い訳をしてきた。
(7)Q:私からは「送ったデータ形式で回答してくれ」と改めてコメントした。
(8)A:数分待ったのち、ChatGPTから私が希望した通りの形式で必要な修正追加データが送られてきた。また、更に関連部分の詳細化したデータも作れるとの応答があった。
このように、ChatGPTとのやり取りの中で、ChatGPTがまだ学習していないと思われる関連情報を添付ファイルなどで送ってやると、これまで不可能だった又は適合していなかった回答を修正して、適切な作成できるようになる。
これは新発見だった。これまでは単純にChatGPTに詳細データ作成を依頼していたが、途中で有料バージョンに誘導されるか時間切れになって1日待ってから次の質問をするよう応答されることが多かったが、こちらからできるだけ関連情報を送ったうえでQする方が早く結果が得られるようです。
中性子を用いたインフラ健全性検査の改良案 ― 2026年01月13日 15:14
今朝のNHKニュースで、理化学研究所(理研)などが開発した中性子を用いたインフラ健全性検査技術の開発について報道されていた。
理研は得意の加速器技術を用いて、下水管などの構造物の劣化を中性子照射と中性子検出の組み合わせで、計測する技術を開発している。システムはRANSと呼ばれている。陽子加速器で発生させた中性子を構造物(下水管の場合はコンクリートなど)に照射し、その反射強度を測定する。中性子なので反射した中性子は後方散乱中性子と呼ばれている。中性子の原子核による散乱は、玉突きでのボールと似ていて360度方向のどの角度にも散乱可能である。入射した方向に戻る散乱が後方散乱と呼ばれている。これを測定することで、散乱体の厚さが推定できる。散乱中性子を中性子検出器で測定してその強度から下水管のコンクリートの厚みを測定したりできる。
このような検査方法は放射線非破壊検査と呼ばれており、よく使用されている方法は、イリジウムなどの放射性物質から発生するガンマ線を検査対象の構造物に透過させてその透過率から構造物の残った厚さを測定することである。しかし、この方法では下水管の厚さを測るには下水管の下に検出器を置かなければならない。
RANSでは中性子の反射強度を測るので中性子線源、中性子検出器共に下水管内に配置できることが売りになっている。
問題は、陽子加速器である。近年小型化が進んだとはいえ、小型でも加速器の全長は5m程度ある。
https://www.riken.jp/press/2019/20191118_4/index.html?utm_source=chatgpt.com
これは、BNCTという中性子を用いたがん治療装置と同様、中性子を発生させるために、陽子を当てるターゲットを、従来用いられてきたベリリウムからリチウムに変更することで、中性子発生率を向上させたことによる。
しかし、5mでも日本の入り組んだ道路下の下水管内にこのシステムを潜り込ませたり移動させたりするのは困難だろう。
そこで、別の中性子源を利用することを考えたらどうだろうか。
一般には軽水炉ではカリフォルニウム中性子源という自発的に核分裂をする中性子源が用いられているが、RANSチームもそれは検討したらしい。しかし、中性子線源強度が弱く、米国から大量に輸入する必要があるが陽子加速器並みに強くするには軽く数百億はかかるという。また、被ばくを避けるための遮へいや、RANSで用いるための線源のパルス化も難しいという欠点がある。
ここで改良提案は以下のとおりである。
(1)アンチモン-ベリリウム中性子源を用いる。
(2)パルス化装置については、エネルギーが決まった単色中性子なので、不要となる。
(1)のアンチモン-ベリリウム中性子源とは、アンチモンの金属棒を原子炉で照射して、その棒をベリリウムの円筒容器の内部に挿入すると放射化したアンチモンからガンマ線がベリリウムと反応して中性子を発生する装置である。したがって、挿入しない限り中性子は発生しないので遮へいは容易である。ただ、照射したアンチモンは発熱するので適当な徐熱装置が必要だが、ブロワーで空気冷却すれば良い。アンチモン棒は長さが0.5m程度なので、都市空間での下水管への適用は容易だ。
(2)については、ガンマ線エネルギーが決まっているのでパルス化もエネルギー測定に必要なTOF装置も必要なく、十分な精度で散乱中性子を測定できる。
問題はアンチモンのガンマ線強度をいかに上げるかだが、これは実用レベル原子炉の中性子束を使えば十分可能であろう。
理研は原子炉を所有していないので、加速器のみで何とかしようとしているのかもしれないが、ALL JAPANでJAEAや電力などの協力も含めてRANSの高度化、実用化を図ってもらいたいものだ。
理研は得意の加速器技術を用いて、下水管などの構造物の劣化を中性子照射と中性子検出の組み合わせで、計測する技術を開発している。システムはRANSと呼ばれている。陽子加速器で発生させた中性子を構造物(下水管の場合はコンクリートなど)に照射し、その反射強度を測定する。中性子なので反射した中性子は後方散乱中性子と呼ばれている。中性子の原子核による散乱は、玉突きでのボールと似ていて360度方向のどの角度にも散乱可能である。入射した方向に戻る散乱が後方散乱と呼ばれている。これを測定することで、散乱体の厚さが推定できる。散乱中性子を中性子検出器で測定してその強度から下水管のコンクリートの厚みを測定したりできる。
このような検査方法は放射線非破壊検査と呼ばれており、よく使用されている方法は、イリジウムなどの放射性物質から発生するガンマ線を検査対象の構造物に透過させてその透過率から構造物の残った厚さを測定することである。しかし、この方法では下水管の厚さを測るには下水管の下に検出器を置かなければならない。
RANSでは中性子の反射強度を測るので中性子線源、中性子検出器共に下水管内に配置できることが売りになっている。
問題は、陽子加速器である。近年小型化が進んだとはいえ、小型でも加速器の全長は5m程度ある。
https://www.riken.jp/press/2019/20191118_4/index.html?utm_source=chatgpt.com
これは、BNCTという中性子を用いたがん治療装置と同様、中性子を発生させるために、陽子を当てるターゲットを、従来用いられてきたベリリウムからリチウムに変更することで、中性子発生率を向上させたことによる。
しかし、5mでも日本の入り組んだ道路下の下水管内にこのシステムを潜り込ませたり移動させたりするのは困難だろう。
そこで、別の中性子源を利用することを考えたらどうだろうか。
一般には軽水炉ではカリフォルニウム中性子源という自発的に核分裂をする中性子源が用いられているが、RANSチームもそれは検討したらしい。しかし、中性子線源強度が弱く、米国から大量に輸入する必要があるが陽子加速器並みに強くするには軽く数百億はかかるという。また、被ばくを避けるための遮へいや、RANSで用いるための線源のパルス化も難しいという欠点がある。
ここで改良提案は以下のとおりである。
(1)アンチモン-ベリリウム中性子源を用いる。
(2)パルス化装置については、エネルギーが決まった単色中性子なので、不要となる。
(1)のアンチモン-ベリリウム中性子源とは、アンチモンの金属棒を原子炉で照射して、その棒をベリリウムの円筒容器の内部に挿入すると放射化したアンチモンからガンマ線がベリリウムと反応して中性子を発生する装置である。したがって、挿入しない限り中性子は発生しないので遮へいは容易である。ただ、照射したアンチモンは発熱するので適当な徐熱装置が必要だが、ブロワーで空気冷却すれば良い。アンチモン棒は長さが0.5m程度なので、都市空間での下水管への適用は容易だ。
(2)については、ガンマ線エネルギーが決まっているのでパルス化もエネルギー測定に必要なTOF装置も必要なく、十分な精度で散乱中性子を測定できる。
問題はアンチモンのガンマ線強度をいかに上げるかだが、これは実用レベル原子炉の中性子束を使えば十分可能であろう。
理研は原子炉を所有していないので、加速器のみで何とかしようとしているのかもしれないが、ALL JAPANでJAEAや電力などの協力も含めてRANSの高度化、実用化を図ってもらいたいものだ。
スキーモと歩くスキーによるスキー場の再興策 ― 2026年01月17日 15:49
報道によれば、スキー場の閉鎖が続いている。新潟のあるスキー場では老朽化したリフトの架け替えに数億掛かるがその費用を回収できる見通しが得られないため、再興策に悩んでいるらしい。
ところで、2月からのミラノ・コルチナ冬季五輪ではスキーモという新競技が採用されている。スキーとマウンテニアリング(登山)の合成語のようである。スキーを担いだり、シールという滑り止めをつけて登ったりして、頂上についたら滑り降りるという単純だがスリルのある競技である。
これならば、リフトもゴンドラも不要である。
ではスキー場はどうして運営するか。レストランと温泉である。特に山頂付近にレストランは絶対に欲しい。汗をかいて登ってきて一息ついて食事をする場所は冬山では必須である。温泉はスキーで疲れた体を休めるのに最適だ。今の日本なら主要スキー場には近場に温泉は多い。
スキーモほど体力がない客のためには、スキー場周辺の既存の林道などを使った歩くスキーコースを用意して、ノルディックスキーが楽しめるようにする方法もある。これもコース整備に費用は掛からないだろう。
日本のスキー場の多くは森林を切り開いて開設されているが、スキーモであれ、ノルディックスキーであれ、コース整備は比較的容易だ。
都会ではウオーキングやジョギングが流行っている。冬の雪の中でのスキーモや歩くスキーはそれらの愛好者の冬のアクティビティとして、今後急成長が期待できる。それはイタリアなど欧州のスキーの発展傾向を観察していればよく分かると思う。アルペン種目とジャンプだけがスキーではない。
ところで、2月からのミラノ・コルチナ冬季五輪ではスキーモという新競技が採用されている。スキーとマウンテニアリング(登山)の合成語のようである。スキーを担いだり、シールという滑り止めをつけて登ったりして、頂上についたら滑り降りるという単純だがスリルのある競技である。
これならば、リフトもゴンドラも不要である。
ではスキー場はどうして運営するか。レストランと温泉である。特に山頂付近にレストランは絶対に欲しい。汗をかいて登ってきて一息ついて食事をする場所は冬山では必須である。温泉はスキーで疲れた体を休めるのに最適だ。今の日本なら主要スキー場には近場に温泉は多い。
スキーモほど体力がない客のためには、スキー場周辺の既存の林道などを使った歩くスキーコースを用意して、ノルディックスキーが楽しめるようにする方法もある。これもコース整備に費用は掛からないだろう。
日本のスキー場の多くは森林を切り開いて開設されているが、スキーモであれ、ノルディックスキーであれ、コース整備は比較的容易だ。
都会ではウオーキングやジョギングが流行っている。冬の雪の中でのスキーモや歩くスキーはそれらの愛好者の冬のアクティビティとして、今後急成長が期待できる。それはイタリアなど欧州のスキーの発展傾向を観察していればよく分かると思う。アルペン種目とジャンプだけがスキーではない。
自由川柳 ― 2026年01月23日 01:53
これはAIが作ったものではありません。
幸せは 歩いてこない 生ビール
楽しみは 歩いた後の 生ビール
新道
幸せは 歩いてこない 生ビール
楽しみは 歩いた後の 生ビール
新道
原子炉による金の作り方 ― 2026年01月24日 01:45
核融合炉による金の作り方については下記サイトに記載されている。
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2507/23/news084.html#utm_source=yahoo_v3&utm_medium=feed&utm_campaign=20260123&utm_term=072&utm_content=rel4-0
これは錬金術といっても関係者にとっては核融合炉発生中性子の核変換反応であり、あまり現実味はない。
しかし、現在実用化されている原子炉を使えば実際に水銀から金を生産することは可能である。即ち、水銀を容器に入れて原子炉内で中性子を照射すれば、(n,2n)反応という中性子を2個放出する核反応を利用して生成される水銀同位体が崩壊し、金の安定同位体が生成される。
(n,2n)反応は高速中性子でしか生じないので、高速炉というもんじゅタイプの原子炉を用いれば十分な生成率を得ることが可能である。このタイプの原子炉は、ロシアや中国では実用化されている。古くなった現在の原子炉を高速炉に置き換えるだけで電気だけでなく、大量の金やレアアース、レアメタルも同時に生産できるようになる。
これらの核変換技術が今後の日本の経済安保上重要で緊急性の高い開発対象となる。原子炉は電気だけを生み出すわけではない。同時に中性子も大量に生じるのでその核変換利用による新元素生産のための技術開発が日本の生きる道であろう。
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2507/23/news084.html#utm_source=yahoo_v3&utm_medium=feed&utm_campaign=20260123&utm_term=072&utm_content=rel4-0
これは錬金術といっても関係者にとっては核融合炉発生中性子の核変換反応であり、あまり現実味はない。
しかし、現在実用化されている原子炉を使えば実際に水銀から金を生産することは可能である。即ち、水銀を容器に入れて原子炉内で中性子を照射すれば、(n,2n)反応という中性子を2個放出する核反応を利用して生成される水銀同位体が崩壊し、金の安定同位体が生成される。
(n,2n)反応は高速中性子でしか生じないので、高速炉というもんじゅタイプの原子炉を用いれば十分な生成率を得ることが可能である。このタイプの原子炉は、ロシアや中国では実用化されている。古くなった現在の原子炉を高速炉に置き換えるだけで電気だけでなく、大量の金やレアアース、レアメタルも同時に生産できるようになる。
これらの核変換技術が今後の日本の経済安保上重要で緊急性の高い開発対象となる。原子炉は電気だけを生み出すわけではない。同時に中性子も大量に生じるのでその核変換利用による新元素生産のための技術開発が日本の生きる道であろう。
箱根の道が志賀高原より危険なワケ ― 2026年01月24日 02:36
箱根は標高1,438m(神山)で、雪も少ない。一方、志賀高原は標高2,307m(横手山)で豪雪地帯でもある。
ところが、最近のニュースでも見るように箱根はたとえスタッドレスタイヤであっても車は良く滑り、事故を起こす。志賀高原もスリップ事故はあるのだが、あのニュースのようにどこまでも車が坂を滑り落ちていくという事態は少ない。
なぜだろうか。それは志賀高原と異なり、箱根のほうが気温も地温(地面温度)も高いからである。志賀高原は温泉が少ない。箱根は温泉だらけである。このため地表温度は高めに推移する。日射もあり、気温も日中は零度以上になる。即ち、降った雪が日中は解けて、水の膜になり、明け方は日射がなく、気温、地表温度も零下になって氷の膜になる。即ち、氷の斜面の上に車が乗っかった状態になるので滑り落ちるのである。
一方、志賀高原では常に地表温度は零下である。車の排気などで表面が零度以上になって、水になり、それが夜間に氷になることはあるが、その下は雪が残っているので舗装面全体が氷に覆われるような状況にはならない。雪と氷が混在した状態で舗装面を覆っている。雪というものは空気が混入しているので、断熱性が氷よりも高い。即ち、車が乗った状態でボイルシャルルの法則で雪面の圧力が上がり、一時的に接触面は水になる。雪が雪面に多少残っている方が地面との温度差ができるので、氷だけの場合より表面の温度が上がりやすく、水膜ができやすい。その水膜はスタッドレスのサイプ(タイヤ表面の排水用溝)が排除するので、その結果、雪とタイヤ表面が直接接触し、雪のほうが氷より摩擦係数は大きいのでスリップを防ぐのである。
地熱のある箱根では雪が全て溶けて氷の板のみ舗装面に残っているので多少表面が溶けても、下は氷のままのため、スタッドレスタイヤでも摩擦は生じない。
この差が箱根のほうが志賀高原より危険な路面になりやすい理由である。即ち、箱根では路面温度が零度を挟んで上下するので氷の単層が暑く生成され、スタッドレスが効かなくなる路面状態になりやすいということである。
ところが、最近のニュースでも見るように箱根はたとえスタッドレスタイヤであっても車は良く滑り、事故を起こす。志賀高原もスリップ事故はあるのだが、あのニュースのようにどこまでも車が坂を滑り落ちていくという事態は少ない。
なぜだろうか。それは志賀高原と異なり、箱根のほうが気温も地温(地面温度)も高いからである。志賀高原は温泉が少ない。箱根は温泉だらけである。このため地表温度は高めに推移する。日射もあり、気温も日中は零度以上になる。即ち、降った雪が日中は解けて、水の膜になり、明け方は日射がなく、気温、地表温度も零下になって氷の膜になる。即ち、氷の斜面の上に車が乗っかった状態になるので滑り落ちるのである。
一方、志賀高原では常に地表温度は零下である。車の排気などで表面が零度以上になって、水になり、それが夜間に氷になることはあるが、その下は雪が残っているので舗装面全体が氷に覆われるような状況にはならない。雪と氷が混在した状態で舗装面を覆っている。雪というものは空気が混入しているので、断熱性が氷よりも高い。即ち、車が乗った状態でボイルシャルルの法則で雪面の圧力が上がり、一時的に接触面は水になる。雪が雪面に多少残っている方が地面との温度差ができるので、氷だけの場合より表面の温度が上がりやすく、水膜ができやすい。その水膜はスタッドレスのサイプ(タイヤ表面の排水用溝)が排除するので、その結果、雪とタイヤ表面が直接接触し、雪のほうが氷より摩擦係数は大きいのでスリップを防ぐのである。
地熱のある箱根では雪が全て溶けて氷の板のみ舗装面に残っているので多少表面が溶けても、下は氷のままのため、スタッドレスタイヤでも摩擦は生じない。
この差が箱根のほうが志賀高原より危険な路面になりやすい理由である。即ち、箱根では路面温度が零度を挟んで上下するので氷の単層が暑く生成され、スタッドレスが効かなくなる路面状態になりやすいということである。
ある背中の痒みの解消法 ― 2026年01月26日 07:03
汗をかいた後、背中を流したのだが寝ていて痒みが止まらない。
孫の手を使ってみたが痒みは収まらない。
そこで、ポリエステルの下着を脱いで、面のパジャマのみにしてみた。
なぜか痒みは収まったのである。合成繊維は化学式が単純なせいか、静電気を通すようだ。これが痒み神経を刺激していたのだろう。
孫の手を使ってみたが痒みは収まらない。
そこで、ポリエステルの下着を脱いで、面のパジャマのみにしてみた。
なぜか痒みは収まったのである。合成繊維は化学式が単純なせいか、静電気を通すようだ。これが痒み神経を刺激していたのだろう。
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