自動販売機での冤罪2020年06月09日 07:32

Winnyを開発して京都府警に捕まり、高裁で逆転無罪を得た金子博士と壇弁護士の話を読み、昔、自動販売機で冤罪?になりかけたことを思い出した。
それは某駅で1万円札で切符を買おうとした際の出来事である。
手がふさがっていたので、一万円札を片手で自動販売機の差し込み口に何とか押し入れた。
しかし、ボタンを押しても反応がない。しかたなく、取り消しボタンを押した。しかし、それも反応がない。
それで、駅員を呼んだ。「一万円を入れたはずだが、戻ってこないよ。」
駅員は私をちらっと見て、マシンの中を探したが、無いと言った。
ちょっとみすぼらしい格好をしていた(いつも服装に無頓着なのがこういう時に裏目にでる)ためか、言いがかりと思われたかもしれない。
入れたはずという言い方も悪かった。もう一度探してみてと言ったが、やはり無いと言う。
1000円なら諦めたかもしれないが、一万円をT急に寄付するのは惜しい。財布を確認して、再度、良く探してくれと粘った。
そしたら、駅員はもう一度マシンのどこかを探してやっと有ったと言った。どうも折りたたまれて部品のどこかに挟まれていたようだ。
こちらからはマシンの中は見えないので、もし、粘らなかったら単なるクレーマーとして冤罪?を受けたうえ、1万円の損害を被るところであった。
金子博士の10年を超える損害に比べたら小さいものだが。
金子博士に合掌。

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