核攻撃に対する専守防衛策2022年05月14日 06:09

通常の核爆弾は、即発臨界以上の超臨界状態で中性子を投入することで十分な爆発力を得ているはずである。即ち、臨界状態で中性子が投入されれば、熱的フードバックにより不完全爆発となるはずである。
そこで、核攻撃を受けた際に、上空の中性子密度を上げておけば、爆縮で臨界状態になった際に中性子が投入され、不完全爆発となる確率を増大できる。
その方策として、都市上空にベリリウムを散布することが考えられる。ベリリウムは宇宙線中の中性子を増倍できる性質を持っている。ベリリウムから発生する中性子密度を爆縮中の核爆弾の臨界から即発臨界までの時間内に核爆弾に投入できるシステムができれば核攻撃に対する専守防衛が可能となる。
これは単純な爆縮型の核爆弾だけでなく、ブースター型の核爆弾に対しても核融合反応が生じない程度に臨界直後の早期に中性子が投入できれば有効となるはずである。

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