故人からの夢のお告げのメカニズム2021年05月11日 01:52

親族が亡くなり葬儀が行われた。
故人に大変親しかった方から、知らせを受けた当日の未明、故人から夢での訪れがあったという。
私も嘗て、小学校の恩師が亡くなった際に同様のお告げがあり、朝、同級生から電話を受けた瞬間、そのお知らせであると事前に感じ、落ち着いて対応ができた経験がある。
大変無粋ではあるが、このメカニズムは次のようなものではないだろうか。

実は親しい人、良く知っている人の思い出は毎晩、夢に出てきているのである。しかし、朝になるとその夢は記憶から消え去ってしまう。実際には暫く会ってもいないのだから、記憶に残す必要もないのである。
しかし、その時、その人の死亡の電話を受けたとする。
その場合のみ夢の記憶が蘇り、故人が夢のなかに出てお告げをしてくれたと思うのである。

これが夢のお告げのメカニズムである。--
というと夢も希望もない味気ない話になる。
上記の夢のお告げを教えてくれた親族の知人は、夢に出てきたのはちょうど夜中の2時半ごろだったという。実は確かにそのころ亡くなったのである。その時間までは電話でお知らせしてはいなかったし、当方も時間までは分からなかったのである。やはり、夢のお告げは本当にあるのかもしれない。