ウイルスしきい値問題2023年12月04日 21:25

 以前、ある県の保健関係部局のサイトに、感染症ごとの感染に必要なウイルスの数が記載されていたことがあった。

 平日の夕方の満員電車で、隣に感染者が咳をしていたとする。
ある程度のウイルス濃度ならば免疫機能で罹患しないはずだが、
高濃度のウイルス飛沫を浴びて、風邪症状が出てしまうこともありうる。

 家人が東京の繁華街で風邪ウイルスをもらってきたようで、咳をして発熱している。私も喉がおかしくなり微熱も出てきたが、ウイルス濃度を下げようと鼻と喉の内部をお湯で何度も洗い流し、付着しているであろうウイルスをできるだけ除去するようにしたところ、数時間で喉のイガイガと微熱は治まりまった。

 これはプラセボ効果だろうか。

 放射線効果と同様、ウイルス濃度も発症へのしきい値があるはずだ。   しきい値以下に鼻、喉のウイルス濃度を抑えておくことが重要である。

 以前も、インフルエンザに感染した同僚と電車内で話しているうちに鼻の粘膜が痛くなり、微熱も出てきたので、トイレで洗顔と鼻の奥、喉の奥を何度も洗浄し、微熱と痛みが軽減していく経験をした。

 この強制的な呼吸器系温水洗浄による効果はプラセボではなく、感染防止に実際に効くのではないか。
 鼻、喉、口の洗浄方法と各種ウイルス濃度の減少、ウイルス濃度と感染率の相関についてのデータに統計精度の高い確実なものがあれば、強制お湯洗浄による風邪症状予防法として役に立つだろう。

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