今日の日付けを忘れない方法 ― 2022年02月04日 05:40
毎日同じような生活を続けていると今日の日付を忘れがちになる。
どうすればよいか。
一日おきにやらなければならない作業を作ることである。
奇数と偶数のどちらかの日にしなければならない作業である。
例えば、一日おきに、風呂の水を入れ替えるとか、植木に水をあげるとかルーチンの作業を決めればよい。毎日、その作業をする機会がある度に、本日の日付を思い出すことになる。
但し、月替わりの日に偶奇が変わることがあるのを忘れてはいけない。
どうすればよいか。
一日おきにやらなければならない作業を作ることである。
奇数と偶数のどちらかの日にしなければならない作業である。
例えば、一日おきに、風呂の水を入れ替えるとか、植木に水をあげるとかルーチンの作業を決めればよい。毎日、その作業をする機会がある度に、本日の日付を思い出すことになる。
但し、月替わりの日に偶奇が変わることがあるのを忘れてはいけない。
活性酸素とDNAの関係の私的解釈 ― 2022年02月05日 07:13
DNAはワトソン・クリック(パソコン・クリックではありません!!)がノーベル賞を受賞したように、2本鎖を構成する4種の核酸が水素で共有結合しており、核酸の組み合わせ方が決まっているために、非常に安定で、遺伝情報も間違えなく次世代又は次世代細胞に伝えられる。
しかし、代謝などのエネルギ発生による水分解に伴う活性酸素の発生は この核酸の水素の共有結合から電子を奪い、結合を部分破断するためにDNAに損傷を与える。DNAはその修復機能を有してはいるが、時々元の核酸の組み合わせとは異なる核酸配列に戻してしまう。これが細胞の老化である。また、DNAの損傷部分が細胞の細胞周期を制御する部分に生じると、細胞周期が非常に短くなり、異常に早く細胞分裂を繰り返す、即ち、腫瘍が増大するがん細胞に変化する。
DNAにはDNA自身の損傷を検知し、がん化しないように自分自身の細胞周期を終了させる機能も有している。即ち、細胞分裂を起こさないように変える働きをするP53 などのがん抑制遺伝子が含まれている。
しかし、このがん抑制遺伝子部分が損傷を受ければ、がん化するリスクが生じることになる。また、がん抑制遺伝子は、それが生成するタンパク質の働きで細胞周期を終了させるメカニズムになっているため、、そのフィードバックには時間遅れがある。即ち、その時間遅れの間にがん細胞が生き残る可能性がある。これががん細胞が生成する主要因である。
しかし、がん細胞は細胞周期が非常に短いという特徴がある。これは、ある意味でがんの消滅には有利に働く。
細胞の分裂では、それに先立ち、DNAの複製が必ず行われる。その際、安定なはずのDNA2本鎖が1本鎖状態になる。その1本鎖が破断されれば、細胞分裂が起こらないだけでなく、その細胞も死滅する。
これを活性酸素の作用で強制的に行うのが放射線がん治療ということになる。放射線を患部に照射することで、がん抑制遺伝子を持たないがん細胞はDNA1本鎖状態の時間が長いまま増殖を繰り返している。
この不安定なDNA一本鎖状態のときに、放射線が細胞中の水を分解して発生した活性酸素が作用してDNAを破損する。これによってがん細胞は死滅する。
一方、正常細胞はがん抑制遺伝子をもつ安定な細胞であり、また、細胞周期はがん細胞に比べ非常に長いので、活性酸素の暴露によってがん細胞に変化する確率は非常に小さい。
特に、時間当たりの放射線量を小さくすれば、正常細胞ががん細胞に変わる確率を押さえられる。
原爆の爆発時間は100マイクロ秒以下であり、単位時間当たりの被ばく量は10時間程度かけて照射するがん治療の場合より10桁程度大きい。これが、原爆被ばく者のデータをもとに設定された現在の法令の放射線防護基準では致死量とされている10シーベルト以上の照射をしても、がん治療の場合にはがん細胞は死滅する一方、正常細胞はがん化しない理由であろう。
しかし、代謝などのエネルギ発生による水分解に伴う活性酸素の発生は この核酸の水素の共有結合から電子を奪い、結合を部分破断するためにDNAに損傷を与える。DNAはその修復機能を有してはいるが、時々元の核酸の組み合わせとは異なる核酸配列に戻してしまう。これが細胞の老化である。また、DNAの損傷部分が細胞の細胞周期を制御する部分に生じると、細胞周期が非常に短くなり、異常に早く細胞分裂を繰り返す、即ち、腫瘍が増大するがん細胞に変化する。
DNAにはDNA自身の損傷を検知し、がん化しないように自分自身の細胞周期を終了させる機能も有している。即ち、細胞分裂を起こさないように変える働きをするP53 などのがん抑制遺伝子が含まれている。
しかし、このがん抑制遺伝子部分が損傷を受ければ、がん化するリスクが生じることになる。また、がん抑制遺伝子は、それが生成するタンパク質の働きで細胞周期を終了させるメカニズムになっているため、、そのフィードバックには時間遅れがある。即ち、その時間遅れの間にがん細胞が生き残る可能性がある。これががん細胞が生成する主要因である。
しかし、がん細胞は細胞周期が非常に短いという特徴がある。これは、ある意味でがんの消滅には有利に働く。
細胞の分裂では、それに先立ち、DNAの複製が必ず行われる。その際、安定なはずのDNA2本鎖が1本鎖状態になる。その1本鎖が破断されれば、細胞分裂が起こらないだけでなく、その細胞も死滅する。
これを活性酸素の作用で強制的に行うのが放射線がん治療ということになる。放射線を患部に照射することで、がん抑制遺伝子を持たないがん細胞はDNA1本鎖状態の時間が長いまま増殖を繰り返している。
この不安定なDNA一本鎖状態のときに、放射線が細胞中の水を分解して発生した活性酸素が作用してDNAを破損する。これによってがん細胞は死滅する。
一方、正常細胞はがん抑制遺伝子をもつ安定な細胞であり、また、細胞周期はがん細胞に比べ非常に長いので、活性酸素の暴露によってがん細胞に変化する確率は非常に小さい。
特に、時間当たりの放射線量を小さくすれば、正常細胞ががん細胞に変わる確率を押さえられる。
原爆の爆発時間は100マイクロ秒以下であり、単位時間当たりの被ばく量は10時間程度かけて照射するがん治療の場合より10桁程度大きい。これが、原爆被ばく者のデータをもとに設定された現在の法令の放射線防護基準では致死量とされている10シーベルト以上の照射をしても、がん治療の場合にはがん細胞は死滅する一方、正常細胞はがん化しない理由であろう。
大画面利用時のテレビ会議でのカメラの配置方法 ― 2022年02月12日 05:12
43インチのスクリーンでテレビ会議をしていると、顔があらぬ方向を向いているとよく指摘される。パソコンの外付けカメラをスクリーンの上や横に置かざるを得なかったからである。
たまたま百円ショップで購入した透明吸盤が余っていた。
これをカメラ背面にむりくり瞬間接着剤で圧着し、スクリーンの中ほどに押し付けてみた。
結構落ちてこない。また、視線も自然である。
カメラ本体や導線が多少目障りだが、それは小型無線カメラが購入できるようになるまで我慢することにした。
たまたま百円ショップで購入した透明吸盤が余っていた。
これをカメラ背面にむりくり瞬間接着剤で圧着し、スクリーンの中ほどに押し付けてみた。
結構落ちてこない。また、視線も自然である。
カメラ本体や導線が多少目障りだが、それは小型無線カメラが購入できるようになるまで我慢することにした。
放射線による活性酸素生成量と新陳代謝との比較 ― 2022年02月15日 17:02
体内に侵入する放射線であるガンマ線は、体内の電子と衝突してその分子を電離することになる。ヒトの体重の約70%は水であるので、ガンマ線は主に水を電離し、その結果、活性酸素を発生する。水の電離により生成される活性酸素は水酸ラジカル(・OH)である。これがDNAの中の水素と結合して、DNA損傷を引き起こし、がんの発生要因になりうる。
水酸ラジカルの生成量は放射線の吸収量に比例することが知られており、その値は2.22個/100eVである。(1eV(電子ボルト)は1.602E-19ジュールJに相当するエネルギー単位)、スピンクス・ウッズ、放射線化学入門、産業図書)
種々の状況で活性酸素量を評価するには、被ばくによる吸収線量に対し、この値を適用すればよい。ガンマ線の場合1シーベルト(Sv)は1ジュール/㎏と定義されている。
では、ヒトの細胞の平均重量を8ナノグラムとして、細胞当たり、どの程度の活性酸素が生成されるのかをこれらの値から計算してみる。
放射線ガン治療で、10時間で65Svを照射する場合、
2000個/秒
福島避難地域で1年間に20ミリSvの場合、
0.7個/秒
広島原爆で83μ秒に20ミリSv被ばくの場合、
2億7千個/秒
となる。原爆被ばくで極端に大きくなるのは被ばく時間が非常に短いためである。
すなわち、アルコールでいえば一気飲みの状態を福島では、1年間の制限としてそのまま適用しているようなものであり、広島の被ばくデータに基づいた原罪の被ばく制限基準は、比較すべきではない基準ということになる。
ちなみに新陳代謝では細胞当たり1秒に10万個以上の活性酸素が生成されるといわれているので、福島避難区域の基準が如何に非科学的かがわかる。
ただし、現基準が必ずしも安全でないのは、年間積分線量しか規制していない点である。例えば宇宙旅行では、太陽フレアによる瞬時被ばくがありうる。すなわち、核融合による被ばくで、これは水爆による被ばくに似ている。このような瞬時被ばくを想定すると現基準では年間積分線量では十分基準内だが、瞬時線量率は広島を上回る危険な線量率となりうる。このような現基準は早急に見直すべきである。
水酸ラジカルの生成量は放射線の吸収量に比例することが知られており、その値は2.22個/100eVである。(1eV(電子ボルト)は1.602E-19ジュールJに相当するエネルギー単位)、スピンクス・ウッズ、放射線化学入門、産業図書)
種々の状況で活性酸素量を評価するには、被ばくによる吸収線量に対し、この値を適用すればよい。ガンマ線の場合1シーベルト(Sv)は1ジュール/㎏と定義されている。
では、ヒトの細胞の平均重量を8ナノグラムとして、細胞当たり、どの程度の活性酸素が生成されるのかをこれらの値から計算してみる。
放射線ガン治療で、10時間で65Svを照射する場合、
2000個/秒
福島避難地域で1年間に20ミリSvの場合、
0.7個/秒
広島原爆で83μ秒に20ミリSv被ばくの場合、
2億7千個/秒
となる。原爆被ばくで極端に大きくなるのは被ばく時間が非常に短いためである。
すなわち、アルコールでいえば一気飲みの状態を福島では、1年間の制限としてそのまま適用しているようなものであり、広島の被ばくデータに基づいた原罪の被ばく制限基準は、比較すべきではない基準ということになる。
ちなみに新陳代謝では細胞当たり1秒に10万個以上の活性酸素が生成されるといわれているので、福島避難区域の基準が如何に非科学的かがわかる。
ただし、現基準が必ずしも安全でないのは、年間積分線量しか規制していない点である。例えば宇宙旅行では、太陽フレアによる瞬時被ばくがありうる。すなわち、核融合による被ばくで、これは水爆による被ばくに似ている。このような瞬時被ばくを想定すると現基準では年間積分線量では十分基準内だが、瞬時線量率は広島を上回る危険な線量率となりうる。このような現基準は早急に見直すべきである。
活性酸素濃度から見た放射線防護基準案 ― 2022年02月16日 06:05
鼻詰まりの簡単な直し方 ― 2022年02月23日 04:44
鼻詰まりは、マスク生活のコロナ下で鼻毛が知らない間に延びて起こるものではない。
一般には副鼻腔の入り口が塞がれるために生じると考えられる。
副鼻腔は鼻腔の裏側(顔正面から見れば裏側)に広がっている、脳を空気冷却するための空洞である。
鼻腔と副鼻腔の間に小さな通路があり、その通路が粘液で塞がれると息苦しさを感じることになる。息をするたびに、通路を塞いでいる粘液膜が鼻腔側に引っ張られ、副鼻腔内の空気圧が低下する。それで、脳が不快感と息苦しさと感じることになる。
口呼吸をすれば、副鼻腔の空気圧は変わらないので、息苦しさを軽減できるが、抜本的な解決にはならない。
そこで、簡単な解決法であるが、この副鼻腔との間の通路を塞いでいる粘液膜に孔をあければよい。口を閉じた状態で、詰まっていないほうの鼻の穴を親指で閉じ、思い切り息を吐くと鼻腔に内圧がかかる。この内圧により、副鼻腔の通路にある粘液膜を飛ばすことができる。それで鼻詰まりが解消されるわけである。
ただ、あまり強く息を吐くと、鼓膜などに影響を及ぼす恐れがあるので、自己責任でほどほどの圧力を掛けてほしい。
一般には副鼻腔の入り口が塞がれるために生じると考えられる。
副鼻腔は鼻腔の裏側(顔正面から見れば裏側)に広がっている、脳を空気冷却するための空洞である。
鼻腔と副鼻腔の間に小さな通路があり、その通路が粘液で塞がれると息苦しさを感じることになる。息をするたびに、通路を塞いでいる粘液膜が鼻腔側に引っ張られ、副鼻腔内の空気圧が低下する。それで、脳が不快感と息苦しさと感じることになる。
口呼吸をすれば、副鼻腔の空気圧は変わらないので、息苦しさを軽減できるが、抜本的な解決にはならない。
そこで、簡単な解決法であるが、この副鼻腔との間の通路を塞いでいる粘液膜に孔をあければよい。口を閉じた状態で、詰まっていないほうの鼻の穴を親指で閉じ、思い切り息を吐くと鼻腔に内圧がかかる。この内圧により、副鼻腔の通路にある粘液膜を飛ばすことができる。それで鼻詰まりが解消されるわけである。
ただ、あまり強く息を吐くと、鼓膜などに影響を及ぼす恐れがあるので、自己責任でほどほどの圧力を掛けてほしい。
ウクライナでゲリラ戦は可能か ― 2022年02月24日 17:22
プーチンは自国の安全保障上の必要という名目で、ウクライナに侵攻した。正規軍ではウクライナに勝ち目はない。
ゲリラ戦で戦う以外にないだろう。
嘗て、ベトナム戦争では米国の傀儡政権と米軍に対抗するための解放戦線がゲリラ戦で勝利した。これと同じことがウクライナ国民に可能だろうか。まず、民兵組織を地下に潜らせることが必要だ。これは、政府よりも大学や労働組合などの組織を使って、隣組的組織とする必要がある。
日本では、先の大戦末期に本土決戦で一億玉砕と言っていたが、ウクライナ国民の一体感はそこまでではないだろう。
ゲリラ組織をどのように構築していくか、西側にはやったことがない戦い方だが、嘗てのベトナム内戦関係者の知恵を借りて、早急に組織を立ち上げなければならない。
ゲリラ戦で戦う以外にないだろう。
嘗て、ベトナム戦争では米国の傀儡政権と米軍に対抗するための解放戦線がゲリラ戦で勝利した。これと同じことがウクライナ国民に可能だろうか。まず、民兵組織を地下に潜らせることが必要だ。これは、政府よりも大学や労働組合などの組織を使って、隣組的組織とする必要がある。
日本では、先の大戦末期に本土決戦で一億玉砕と言っていたが、ウクライナ国民の一体感はそこまでではないだろう。
ゲリラ組織をどのように構築していくか、西側にはやったことがない戦い方だが、嘗てのベトナム内戦関係者の知恵を借りて、早急に組織を立ち上げなければならない。
ロシア軍がチェルノビル原発を最初に占拠した意味 ― 2022年02月25日 05:07
ロシアが最初にウクライナで占拠した施設はチェルノビル原発であった。
ロシアの狙いは、チェルノビルの1号機から3号機を占拠して、ウクライナの電気エネルギー源を押さえることにある。
事故を起こした4号機は関係ないことである。この放射能を拡散しても今回の戦争に影響はない。人体影響の大きい短半減期の放射能は減衰してしまっている。
今後、ウクライナがNATO側により近づいた際には、ロシアは原油や天然ガスの供給路を断つことでウクライナのエネルギー源を締め付け、けん制することができる。しかし、チェルノビル原発が再稼働し、増設されればその効果はなきものになる。1号~3号機は閉鎖され、5,6号機は建設途中であったが、新たに別の場所に建設するより、早期に再稼働できるのは日本の例でも明らかである。
ウクライナ当局の放射線量上昇の発表があったが、ロシア軍の原発占拠を根拠に、欧州側の参戦をウクライナ側が促したいためでもある。欧州側は参戦に後ろ向きであり、IAEAは、放射線上昇の影響は小さいと発表している。
原子力発電所は燃料補給は1年に一回で済む。うまく設計すれば10年に1回でもよい。
しかし、火力発電所は頻繁な燃料補給が必要である。ウクライナの火力発電所を止めるにはパイプラインや補給路を止めればいいので、それはロシア側は既に押さえている。
国にとって最重要インフラである電気補給を完全に止めるには、原発の稼働を押さえる必要があったのである。
日本もこのことを良く理解しなければならない。日本の石油備蓄は発電用に使えるのは半年分もない。ロシアや中国に補給路を断たれたらすぐに停電になるということである。
再エネ発電は一回嵐が来れば、直ぐに止まり送電ネットワークが麻痺するので、軍隊による占拠は不要である。
ロシア軍が市街地から撤退しても、安全確保の名目でチェルノビルの占拠は続けるだろう。それは国家の電気エネルギー源を押さえることが主目的だからこそである。
この観点からも日本では特にエネルギ―源の多様化が重要である。
ロシアの狙いは、チェルノビルの1号機から3号機を占拠して、ウクライナの電気エネルギー源を押さえることにある。
事故を起こした4号機は関係ないことである。この放射能を拡散しても今回の戦争に影響はない。人体影響の大きい短半減期の放射能は減衰してしまっている。
今後、ウクライナがNATO側により近づいた際には、ロシアは原油や天然ガスの供給路を断つことでウクライナのエネルギー源を締め付け、けん制することができる。しかし、チェルノビル原発が再稼働し、増設されればその効果はなきものになる。1号~3号機は閉鎖され、5,6号機は建設途中であったが、新たに別の場所に建設するより、早期に再稼働できるのは日本の例でも明らかである。
ウクライナ当局の放射線量上昇の発表があったが、ロシア軍の原発占拠を根拠に、欧州側の参戦をウクライナ側が促したいためでもある。欧州側は参戦に後ろ向きであり、IAEAは、放射線上昇の影響は小さいと発表している。
原子力発電所は燃料補給は1年に一回で済む。うまく設計すれば10年に1回でもよい。
しかし、火力発電所は頻繁な燃料補給が必要である。ウクライナの火力発電所を止めるにはパイプラインや補給路を止めればいいので、それはロシア側は既に押さえている。
国にとって最重要インフラである電気補給を完全に止めるには、原発の稼働を押さえる必要があったのである。
日本もこのことを良く理解しなければならない。日本の石油備蓄は発電用に使えるのは半年分もない。ロシアや中国に補給路を断たれたらすぐに停電になるということである。
再エネ発電は一回嵐が来れば、直ぐに止まり送電ネットワークが麻痺するので、軍隊による占拠は不要である。
ロシア軍が市街地から撤退しても、安全確保の名目でチェルノビルの占拠は続けるだろう。それは国家の電気エネルギー源を押さえることが主目的だからこそである。
この観点からも日本では特にエネルギ―源の多様化が重要である。
ウクライナで226事件の可能性はあるか ― 2022年02月26日 07:12
プーチンはウクライナ軍にクーデターを呼び掛けている。
これがなぜ有効なのか。モスクワでミャンマー軍の若者が多数留学していたことが思い出される。ミャンマーに比べれば、モスクワでの留学生活は楽しく実り大きいものだったろう。ミャンマーに帰って、混乱した国内政治に強権的に終止符を打ったのが、ミャンマー軍の親ロシア勢力であった。
恐らくそれと同じ戦略をプーチンは用意していたのであろう。
各国の軍関係者にはいろいろな思想の人間がいる。嘗て我が国もそうであったし、226事件のようなクーデターもあった。奇しくも今日が2月26日である。ウクライナで226事件が起こらないよう祈るしかない。
我が国は先の大戦の反省からシビリアンコントロールを大事にしていたはずだが、最近この言葉を聞かない。他山の石とすべき事柄である。
これがなぜ有効なのか。モスクワでミャンマー軍の若者が多数留学していたことが思い出される。ミャンマーに比べれば、モスクワでの留学生活は楽しく実り大きいものだったろう。ミャンマーに帰って、混乱した国内政治に強権的に終止符を打ったのが、ミャンマー軍の親ロシア勢力であった。
恐らくそれと同じ戦略をプーチンは用意していたのであろう。
各国の軍関係者にはいろいろな思想の人間がいる。嘗て我が国もそうであったし、226事件のようなクーデターもあった。奇しくも今日が2月26日である。ウクライナで226事件が起こらないよう祈るしかない。
我が国は先の大戦の反省からシビリアンコントロールを大事にしていたはずだが、最近この言葉を聞かない。他山の石とすべき事柄である。
キューバ危機とロシアウクライナ侵攻の相違 ― 2022年02月27日 05:37
ロシアによる今回のウクライナ侵攻の根拠を。米国にとっての1962年のキューバ危機に準える論調がある。
即ち、キューバ危機では、共産化したキューバが核ミサイル基地を建設中であることが分かり、米国はその阻止のため、キューバを海上封鎖し、ソ連の船団の補給路を断つ事態になった。、全面核戦争の危機が目前に迫り、世界中が緊張した。
今回は、NATOに加入しようとした隣国ウクライナに対し、事前にロシアがNATO加入阻止のための先制攻撃をしたという図式である。
当時の米ソ首脳はケネディとフルシチョフで、国連安保委で激論が交わされたようである。結局はフルシチョフが折れ、キューバの核ミサイル基地は撤去された。
その前後では、米軍によるキューバへの侵攻も何度か繰り返されている。
現実に戦争になっているロシアのウクライナ侵攻との相違はどこにあるか。そして、今後収束する方向性はあるのか。
大きな相違は、当時、ケネディは大統領府で議論の末、米軍の侵攻意見を内部で押さえ、ソ連との交渉の切り札として利用した点である。しかし、今回、プーチンは独断でロシア軍に進撃命令を下しているように見える。
KGBのエリートで現場に立ったことのないプーチンと、太平洋で日本軍と戦ったケネディの差である。ケネディは理想主義者と言われたが、実際には、現場の感覚を大事にし、戦争の悲惨さを感じていたはずだ。
一方、プーチンは冷徹な現実主義と思われながら、実際には、古きキエフロシアの復活を願っている理想主義者なのではないだろうか。
では、プーチンを真の現実主義者に変える手段は本当にないだろうか。それは家族の存在のように思える。ロシア軍侵攻の当日に、NHKのBSが「戦争と平和」の映画を放映し話題になったが、原作者トルストイはは、モスクワとキエフを結ぶ中間点で生まれ、クリミア戦争に従事し、その後この愛の小説を書いたそうだ。
https://urawasanatorium.com/tolstoy1/
プーチンにもこの映画を見てもらい、ロシアの真の精神が戦争による支配ではなく、家族の存在とその延長である博愛であることを実感してもらえれば正気に戻るかもしれない。KGBでは決して教えられなかったことである。
即ち、キューバ危機では、共産化したキューバが核ミサイル基地を建設中であることが分かり、米国はその阻止のため、キューバを海上封鎖し、ソ連の船団の補給路を断つ事態になった。、全面核戦争の危機が目前に迫り、世界中が緊張した。
今回は、NATOに加入しようとした隣国ウクライナに対し、事前にロシアがNATO加入阻止のための先制攻撃をしたという図式である。
当時の米ソ首脳はケネディとフルシチョフで、国連安保委で激論が交わされたようである。結局はフルシチョフが折れ、キューバの核ミサイル基地は撤去された。
その前後では、米軍によるキューバへの侵攻も何度か繰り返されている。
現実に戦争になっているロシアのウクライナ侵攻との相違はどこにあるか。そして、今後収束する方向性はあるのか。
大きな相違は、当時、ケネディは大統領府で議論の末、米軍の侵攻意見を内部で押さえ、ソ連との交渉の切り札として利用した点である。しかし、今回、プーチンは独断でロシア軍に進撃命令を下しているように見える。
KGBのエリートで現場に立ったことのないプーチンと、太平洋で日本軍と戦ったケネディの差である。ケネディは理想主義者と言われたが、実際には、現場の感覚を大事にし、戦争の悲惨さを感じていたはずだ。
一方、プーチンは冷徹な現実主義と思われながら、実際には、古きキエフロシアの復活を願っている理想主義者なのではないだろうか。
では、プーチンを真の現実主義者に変える手段は本当にないだろうか。それは家族の存在のように思える。ロシア軍侵攻の当日に、NHKのBSが「戦争と平和」の映画を放映し話題になったが、原作者トルストイはは、モスクワとキエフを結ぶ中間点で生まれ、クリミア戦争に従事し、その後この愛の小説を書いたそうだ。
https://urawasanatorium.com/tolstoy1/
プーチンにもこの映画を見てもらい、ロシアの真の精神が戦争による支配ではなく、家族の存在とその延長である博愛であることを実感してもらえれば正気に戻るかもしれない。KGBでは決して教えられなかったことである。
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