亜鉛の罪ーあえん罪とは?2023年06月17日 18:55

 以下の話は酔った状態で思いついたものですので真面目には読まないでください。
 
 酔って怒りっぽくなるヒトは多い。周りの人を貶しめ始める。

その話が公共の福祉を目的としており、事実に基づくものであれば、名誉棄損罪にはならない可能性が大きい。例えば、お前は無知で貧乏だといわれても、それが事実なら名誉棄損罪にはなかなかできない。しかし、その話が事実でない場合には、より軽い侮辱罪になるそうだ。

 しかし、彼が大量に飲んでいる場合、それは冤罪である可能性が強い。いや、正確には一つのえん罪、すなわち、あえん罪である(??)。

なぜなら、それは血液中の亜鉛不足に起因するものであり、一種の外因性の精神疾患ともいえるものだからである。精神疾患の場合、ヒトを罪に問うことは難しい。
 
 酒を体内で消化する際に、腎臓は亜鉛を大量に消費する。栄養状態が悪く、亜鉛不足気味のヒトは、その結果、亜鉛が血液中延いては大脳皮質で不足し、理性を失うのである。

 即ち、この状態は亜鉛が悪さをしている亜鉛の罪すなわちあえん罪なのである。 実は、罪を憎んでヒトを憎まずという話はここから来たらしい。 (お後がよろしいようで?)

最も怖い天災2023年06月19日 11:24

先ごろ、地震が滅多に起こらないと思われていたフランスでM5級の地震が起こり、多くの家が倒壊したとのニュースがあった。

 地球はどこでもなんでも起こりうるということだろう。

 地震雷火事親父とはよく言ったものである。現代の親父はプーチン大統領ではないだろうか。勝手に怒って多くの市民と財産を犠牲にしている。

 ここでは、それとは関係のないもっと怖い天災としての小天体の地球への衝突を考えてみる。

 年間10個程度は地球に隕石が落ちてきているらしい。その中には、数年前にシベリアに落ちた100kgレベルの隕石もあるし、恐竜をほぼ絶滅させたという巨大隕石もある。

 NASA等はそのような事態を検知するため、観測を続けているが、実際に小天体が衝突すると予測された場合、どのようなシナリオがありうるだろうか。

 小天体といっても大きさも重さも発生源もさまざまである。大部分は大気との摩擦でもえてしまうのだが、地表まで到達するものも確率的にはそれなりにあるので隕石が見つかるということになる。

 従って、対応シナリオといっても、どのようなサイズのものがいつ頃落ちてくるのかを分類して議論するべきだろう。

 やはり、恐竜を絶滅させたような巨大隕石が予想された場合が、最悪シナリオである。
 地球はしばらくは全面核戦争以上の運動エネルギーを受けた結果、高温状態になり、大気も殆ど失われることになる。地上にいても、地下であったも人類はほぼ死滅するだろう。恐竜も小型の鳥以外は生き延びられなかったのである。

 ここで参考になるのは、小松左京のSF「復活の日」である。映画でしかこのSFは知らないが、この映画では、人類をほぼ絶滅に追いやったのは生物兵器である致死性ウイルスである。それを積載したジェット機の墜落により世界中にウイルスが拡散し、隔離された南極越冬隊のみが生き延びることができたというシナリオである。

 このシナリオを小天体衝突に当てはめると、現在の国際宇宙ステーション(ISS)に滞在する宇宙飛行士が南極越冬隊員に相当する。従って、ISSの飛行士は常に複数の男女である必要がある。これらの男女は、映画のオリビア・ハッセイと草刈正雄よろしく、男女の情を抑えて、多くの子孫を生産する義務を負う。
 地上に残された我々は、その支援を最後の日まで続ける義務を負う。分かりやすいシナリオである。

 その次に分かりやすいシナリオは影響が機微な通常の隕石レベルの小天体である。
 ある程度の確率で人や家屋に衝突するが、運が悪いとあきらめてもらうしかない。

 そして、最も分かりにくく争いになりそうなのが、その中間のレベルの小天体である。

1910年のハレー彗星接近では、フランスの天文学者の説により、地球の空気が失われるといううわさが流れ、大パニックになったそうだ。天文学の重要性が分かる逸話である。現代では、次回のハレー彗星接近でこのような間違いはないだろう。

 高性能の観測が整備されている現在、最も怖いのは、未発見の小天体が突然現れ、その小天体との衝突が避けられないということが数日~数年前に分かった場合である。数日前なら原爆シェルターか地下街に避難し、後は運を天に任せる以外にないだろう。その時点で地球のどの地点に落ちそうか分かれば、それ以外の土地や海上にヒトが押し寄せ、大混乱になるだろう。しかし、死者数を抑制するという意味では、高精度の軌道予測は重要である。

 結構対応が難しいのは、数年前にかなりの大きさの小天体の衝突が予測された場合である。衝突日は分かるだろうが、それまでのタイムスケジュールの中で、大混乱が予測される。その中身は、国際関係や国の存立を揺るがすものになるだろう。ある程度、落下位置が分かり、それが仮に日本だったとすると、再度、小松左京のSF「日本沈没」が参考になる。日本から大陸に避難しようと大勢の日本人が中国や韓国に渡ろうとするが、それまでの歴史的な問題から、入国を拒否されるのである。今、日本国は難民認定を厳しく制限しているが、このような状況が生じることを想像すれば、せめて世界の標準レベルの難民政策をとるべきだろう。

 即ち、宇宙の小天体衝突というような、非現実的とも思える状況というものが、現在国会で審議されている身近な法律問題に直結しているものであるということを再認識すべきだろう。

福島処理水に対する日中韓の相違と対策2023年06月24日 05:32

 読売新聞によれば、福島原発事故に関わる処理水のトリチウム量に比べ、中国の原発の年間放出量は数倍以上になるそうだ。一方、NHKBSによれば、韓国では、福島での放出計画を前に、海産物の高騰と買い占めが混乱を生んでいる。
 
 今やIAEAが安全だと言ったとしても、まして、日本政府が何を言っても韓国国民の大多数はトリチウム水を恐れているということになる。

 これが、日韓関係の現実なのである。即ち、日本政府を韓国国民は信じていないということである。また、中国政府は、自国の現実を隠して、福島の事態を自国に有利になるよう世論を誘導し、国際問題にしようと動いている。

 これが国際的な問題の本質なのである。それを言っている当事者の信用性がなければ、国際的な基準も意味はない。まして、その当事者が過去に敵対関係にあったものであれば、何を言っても政治問題化されてしまう。更にその問題を自国に有利なように利用されてしまう。国民がそういう意見だということ自体を各国政府が外交において利用するのである。

 日本政府は、良く考えたほうが良い。各国民の多くはプーチンと同じく恐怖に怯えているのである。それが、現実の脅威なのかどうかは関係ない。心理的な問題が重要なのである。

 これを解決するには各国民の心理的な恐怖を取り除く以外にない。その方法は二つある。一つは現実的な教育とメディアの活用である。しかし、これには非常に長い時間が必要である。

 もう一つは外交上の対策である。日本政府が信用できることをあらゆる手段で各国民にアピールすることである。これが戦後の各政権に最も足りなかったことである。今、この問題だけは信用してくれと言っても無理な話なのではないだろうか。

 具体的な対策は、ふたつある。一つは大型タンカーに処理水を暫く貯蔵しておくことである。そして、技術が開発され次第、日本の地中深くにその水を注入することで諸外国からの非難は回避できるだろう。温泉とは地中の放射能による熱エネルギーが地下水を温めてできているものであるから、トリチウム水の放射能が温泉で問題になることはないのはラジウム温泉などの放射性温泉が日本中にあることを見れば理解できることである。正確に言えば、すべての温泉は放射能を含み、たまたま放射能濃度の高い温泉を放射能泉と言っているだけなのである。
(放射能線:1kg中にラドンを3ナノキュリー( = 8.25マッヘ単位 = 111ベクレル)以上含有。
ラドン含有量は、有馬銀泉 2250Bq/kg、三朝温泉 146.2Bq/kg、有馬金泉 10.6Bq/kg、二股温泉 5.6Bq/kg )
(放出水:放出水のトリチウムの濃度は、放出前のトリチウム濃度と希釈水量で評価し、1,500ベクレル/リットル未満)

アルメニアとプリゴジンの誇り2023年06月25日 05:13

 数年前、モスクワに滞在したときに、路上でアルメニアへの派兵への参加を呼び掛けるポスターをよく見かけた。これは、当時から続いていたアルメニア(ロシアが支援)とアゼルバイジャン(宗教的な繋がりからトルコも支援)の紛争における兵士募集のポスターだった。両国とも旧ソ連の共和国であり、両国の紛争を抑えることは、ロシアの義務と見なされていたのだから、派兵せざるを得ない。しかし、なぜか、そのポスターには、自衛隊のポスターとは異なり、連絡先の住所もない。電話番号だけなのである。アルメニアという大きな文字と兵士の姿だけが目立つデザインなのである。

 当時から、すでに、ロシアの徴兵制は破綻していたようだ。それがこのようなポスターに現れていた。想像するにあのプリゴジン率いる軍事民間会社ワグネルがとして、アルメニア紛争に対応していたのだろう。それが、プーチンのロシアが経済発展と旧ソ連の名主の地位を両立するための方法として選択したものだった。

 そして、ワグネルは上手くアルメニア-アゼルバイジャン紛争を鎮め、現在の一見平穏な状態に収めている。これはワグネルのトップであるプリゴジンの手柄ともいえる。

 ロシア人は特に名誉を大切にする国民である。その特性が、国民の間で、バッジ蒐集の趣味が一般的なことに現れていると以前ブログに書いた。しかし、プリゴジンがその手柄に対する褒賞として名誉ある褒賞、その印である徽章を得たというニュースはなかった。

 同じく、旧ソ連の構成国であったウクライナとロシアの紛争が今回の戦争である。プーチンはプリゴジンの助言を受けることなく、ショイグ国防相とその取り巻きだけと相談してウクライナに侵攻し、今回の膠着した状態を引き起こしてしまった。

 プリゴジンは愛国心からワグネルの派兵部隊を結成し、ウクライナに派兵したが、ロシア正規軍とぶつかるのは、誇り高き国民性から当然の成り行きだった。今回のワグネルのクーデター擬きは当然の帰結であり、今後もプーチンは枕を高くして眠ることはできないだろう。

 ロシアのあるホテルは地下通路でクレムリンと繋がっているらしい。今頃、プーチンはその通路の再点検を命じているのかもしれない。

猿之助は東京に住んでいたから逮捕されたのか?2023年06月27日 20:03

ニュースによれば、猿之助は自殺ほう助の容疑で警視庁に逮捕された。

しかし、彼は親子の話し合いによる心中をしたのは確実だと思う。だからこそ、救急車で運ばれ運良く?助かっただけなのである。薬を渡したとか、顔に袋を被せたとかいう話は、心中をするための手段に過ぎない。

よく聞く医師による自殺ほう助とは全く異なる、家族の合意による集団自殺である。

心中の生き残りと聞いて思い出した事件がある。

半世紀ほど前、仙台城の裏の吊り橋から、50メートルほどの下の峡谷に向けて若い二人が、身を投げた事があった。失意の女に、若い男が同情し、心中を図ったのである。伊達政宗が選んだだけの深い渓谷地形であり、あの吊り橋は自殺の名所でもあった。

予想外だったのは、彼が屈強なサッカー選手であり、落ちたところが狭い砂地の上だったことである。彼は身体が砂で大きくバウンドしたと話したそうだが、1年弱の入院の後、社会復帰した。

宮城県警はかれを逮捕はしなかったということである。

あの吊り橋の欄干を若い女性が一人で越えることは難しい。彼が手をとって、ともに空中に身を投げたはずである。運良く?かれだけがたすかったのは、偶然に過ぎない。

これが宮城県警が彼がを捕まえなかった理由だろう。

翻って、警視庁は、どういう根拠で猿之助を逮捕したのだろうか。

これでは、心中を図ったものは確実に死ぬ方法を選ばないとそれで罰を受けると解釈され兼ねない。逮捕はやり過ぎだろう。

法律とは国民の幸福のためにあるものである。宮城県警の対応が正しい法律の解釈に沿ったものであることを願う。

肥満の定義2023年06月28日 07:21

 現在の肥満の定義には不満がある。(一応掛けてみました。)

 日本ではBMI25以上を肥満と呼んでいる。一方、世界保健機関WHOではBMI30以上と定義している。

 仮に身長が170cmならば
          体重
 BMI 25 72.25kg
 BMI 30 86.7kg

 仮に身長が175cmならば
          体重
 BMI 25 75.56kg
 BMI 30 91.87kg 

となり、約15kg以上の差がある。これは大きすぎる。
 
 厚労省は痩せ指向の医薬業界に忖度しているのではないかと思わざるを得ない数値だ。

一体何を基準に肥満と称するのだろうか。

 放射線被ばく基準は国際的機関の勧告に合わせ、肥満の基準は国際機関の基準とこれだけの差がある。
業界と世論に忖度して基準のあり方を任意に決めているように見える厚労省は、予算の使い方を間違っているか、又は、信用性が低いと言わざるを得ない。