乗鞍岳雪崩遭難2021年03月15日 05:23

14日午前に位ヶ原東面で雪崩が発生し、バックカウントリーで登っていた8人が巻き込まれ、一人が死亡した。
 しばらく降雪がなく締まった雪面上に、13日の低気圧通過で大量の降雪があり、14日午前の晴天で雪崩れたのであろう。先行者の歩行によの人工雪崩の可能性もある。
 位ヶ原東面は上部はなだらかだが、30度程度の雪崩が発生しやすい地形になっている。残念だが、後から考えると雪崩れても不思議ではない条件がそろっている。
 亡くなった方はパーティの一人だったようだが、一時間以上経ってから見つかったのは、ビーコンを装備していなかったということかもしれない。
 医師が現場にいたようだが、山スキーをする医療関係者は多い。ストレス解消には最適だからであろう。もう少し早く見つかれば、プロの心臓マッサージで助けることができたかもしれない。ビーコンがなければ、昔ながらの雪崩紐でも装着していれば違ったかもしれない。合掌。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://yokoyamashindo.asablo.jp/blog/2021/03/15/9357195/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。