リンゴの時間がかからないカット方法2023年12月15日 07:21

 リンゴを切って食べるわけであるが、どんな切り方がよいか。

 時間がかからない最適法は以下のようになる。

(1)外側を水洗いする。

(2)横方向に赤道付近を真二つに切り、つぎに縦に2分割する。

(3)ヘタを三角にカットする。(下半分の場合はお尻をカット)

(4)種部を三角にカットする。

(5)お好みに応じて薄切りする。

これだけである。従来縦割りをして種を穿り出していたが、カット時間は三分の一になった。

 ポイントは(4)である。一般的な縦割りでは、種が中心にくるのでカットに時間がかかるが、横割り後、2分割では種が端にくるので時間がかからないということである。縦割り後2分割でも同じように思うが、最初に種部を切る時に力を入れる必要がないので楽に時間を掛けずにカットできる。

免許証の暗証番号2023年12月16日 03:52

免許証の暗証番号は何のためにあるのだろうか?

恐らくは、紛失時の再発行の時に、本人以外には発行し難くなるようにするためだろう。

しかし、その番号は、免許証番号の一部を使うことが、推奨されている。

最近免許証更新をした人には周知の事である。

証明書本体の番号の一部を暗証番号に使うなどということは、最もやっていけない、ジョークとしか思えない方法である。
しかも、免許証はレンタカーを借りる際などにコピーを取られるので、公安委員会自らが、一般人の暗証番号を拡散しているに等しい。

このルールは、恐らくは、多くの人が、暗証番号を忘れるので、再発行申請時に別の手段で本人確認ができた場合に、係官の手間を省けるようシステムを変更した為に作ったものだろう。

それならば、免許証番号をメモしておけばよいだけで、暗証番号を覚えておく必要は無い。

第2の暗証番号という任意の4桁数字も 更新時に登録されるが、この第2暗証番号の必要性も更に不明だ。

最初に作った2つの暗証番号のシステムを変えたく無いのだろうが、税金の無駄遣いであることには変わらない。

マイナカードと同様、この国の政治家と公務員のITレベルの象徴だ。

ドライアイの安全、安価な治し方2023年12月16日 05:37

 ドライアイの原因は上下瞼の内側に数十個並んでいるマイボーム腺が詰まり、本体、瞳表面を覆っている涙の膜の表面にあるべき油分が薄くなって、涙が蒸発してしまうことにある。

 これは眼科医や薬局でドライアイ用の目薬で一時的に治すこともできるが、このマイボーム腺の詰まりの原因である固形油分を溶かしてしまうことが根本的な治療法になる。固形油分は瞼付近を体温以上に温めればよい。やけどするほど熱く温める必要はない。

 温めるだけだから目薬よりも安全、安心で副作用も考えられない。

 しかし、瞼を温める手軽な方法がない。朝晩風呂に入ってゆっくり蒸しタオルを使えればよいがそれも時間と手間がかかる。

 ところで、蒸しタオルマシーンという、家庭用の小型マシーンがネットでは3千円から購入できる。(サイトと年式で大幅に価格が異なるので注意が必要ですが最新式でなくても機能に大きな差はない。)

https://item.rakuten.co.jp/zakkaya-bigsmiles/rt_0063_towel_warmer/?variantId=r-sku00000002&scid=af_pc_etc&sc2id=af_113_0_10001868&icm_agid=&gclid=Cj0KCQiAj_CrBhD-ARIsAIiMxT9SFv-hVxgItvZgF9xUkobR959XVWhz5XU67oMFXrqfT_kQUCLCMq4aAk-9EALw_wcB&ifd=57&iasid=wem_icbs_&icm_acid=255-776-8501&icm_cid=18507537738



価格が高いのはこれに付属している圧縮紙タオルの専用パッケージで、プラスチック容器に圧縮紙タオルが入っているのだが、紙パック20枚入りで1000円程度はするようだ。しかも、これはどこで購入できるのかよくわからない。

 しかし、この蒸しタオルマシーンの構造を調査したところ、この専用カートリッジは上記の目的のためには不要であることが分かった。

 本来の専用パッケージを装着する孔に、小さな圧縮紙タオルを上部から落とし、タオル感知部の上部にタオルを置けば、普通に動作する。

 その際、落下させる圧縮紙タオルとしては、直径2㎝のものを一個使う。百均で売られていたもので、20個入り110円なので、正規パッケージ品の10分の1の価格である。

 この直径2㎝の圧縮紙タオルは、近くの百均で見つけたが、もしなければ、下記サイトから見つかるはずである。
https://monolog.r-n-i.jp/item/4972822411332

 これを1個上記マシーンの孔に落として、上の押しボタンを三回長押しすると不思議なことに下のトレイが開き、お湯と膨張途中の紙タオルが出てきた。ここでもう1個紙タオルをトレイのお湯の上に置けば、2個の円筒状の蒸しタオルが出来上がる。

 このようにしてパソコン脇の机上で作った2個の蒸しタオルを広げて両目に載っければ、ドライアイはなくなる。
 
 但し、マイボーム腺の詰まりがすぐに消えるわけではなく、これを数日間朝晩続ける必要はある。

 今のところ、この治療を断続的に続け、痛みは消えた。また、医者の目薬をつける必要もほぼなくなった。

 これまで、何万円かを眼科医と目薬に使ってきたが、この蒸しタオルマシンと百均の圧縮紙タオルのセットで安い費用で治療できたことになる。
特に、医者のドライアイ目薬をつけると目やにが目じりに固まって気になるが、これはその心配がない。

 また、このセットは、簡単な眠気ざましやお肌に優しい簡易パックとしても使えるかもしれない。使用後、キーボードなど机の周りを清浄に保つのには最適である。ティッシュペーパーの消費量も大幅に下がることになるのでお勧めである。

 なお、この蒸しタオルマシーンは水タンクに水を入れて使うが、水を貯めっぱなしにしておくとカビやウイルスの増殖が進む。最近は浄水器と称して、塩素を除去した水を供給する蛇口が多い。この蛇口から出た水を貯めておくと、浄水器なしの蛇口の水、即ち塩素入り水道水よりも危険である。数日貯めた水は廃棄して清潔を保つことが重要だ。

アサブロ作成時に入力データが途中で消える問題2023年12月20日 05:32

FIREFOXでアサブロ作成時に入力データが途中で消えることがよくある。

作成途中で、調べ物があるとき、FIREFOXで検索をしていると、アサブロ画面に戻った時にそれまでの入力データが消えているのである。

どういう状態で消えるのかがよくわからない。消えない場合もある。従って、油断して検索を重ねるといつの間にか戻った時に消えているのである。かなりのショックである。

テストしてみると検索回数が3回程度で元のアサブロ入力画面がクリアされるようだ。FIREFOX以外のブラウザではどうなのかわからないが、検索を数回繰り返すことはよくあるので注意が必要だ。

北朝鮮での新しい原子炉臨界の意味2023年12月22日 19:51

https://news.yahoo.co.jp/pickup/6485839

によれば、寧辺核施設の新しい軽水炉から温水が排出されているとのことで、これがプルトニウム生産炉となっているらしい。

 ここで、この軽水炉が何なのかという問題がある。単に温水が排出されているだけなら、これは発電炉即ち原発ではない。

 原発とプルトニウム生産炉には大きな相違がある。これをマスコミも評論家も誤解している。

 プルトニウムとは、原爆の材料であるプルトニウムと、原爆の材料にはならないプルトニウムの2種類がある。その相違は、米国エネルギー省の定義にあるように、プルトニウム同位体組成比の差にある。プルトニウム原子核には含まれる中性子の数によりいくつかの同位体がある。

 簡単に言えば、プルトニウム-239が98%以上でないと爆発しない。それは、残りの大部分を占めるプルトニウムー239が自発核分裂を起こす性質があるためである。原爆の原理は、十分に臨界超過になるようにプルトニウムを圧縮してから、中性子を投入することで、大きな爆発力を生じる。しかし、プルトニウムー240がプルトニウムの圧縮過程で自発核分裂を起こすと、臨界になる前に大量の核分裂が生じてしまうので、その熱により膨張して、未臨界になり、爆発が不完全になるためである。もちろん、これは確率の問題であるが、この確率をほぼ0%にするには、プルトニウムー239を98%以上にしないといけない。このために、原子炉内でウランから発生するプルトニウムー239をすぐに取り出さなければならない。

 通常の発電用原発でもプルトニウム-239は発生するが、発電を数日続けるだけで240に変換されてしまう。数か月運転するだけでプルトニウムー240比率は5%以上になってしまうので、原爆の材料にすることは困難である。この発電用原発と原爆用プルトニウム生産炉の相違をもう少し、マスコミや評論家は認識する必要があるだろう。

 数年前に、米国ロスアラモスが開発したプルトニウム-240比率が5%程度でも爆発可能な装置を金正恩が手にしている写真が報道されたが、今も日本などで用いられている発電用軽水炉の使用済み燃料のプルトニウム(プルトニウム-240組成比約20%)では、北朝鮮をもってしても原爆は作れないということである。

広島・長崎の被ばく者データを見直す必要性2023年12月23日 05:09

放射線に絡む全ての社会現象は、国際放射線防護委員会(ICRP)の被ばく防護に関わる勧告・指針に依拠した法律・基準に大きく影響されている。今回の福島事故処理水放出騒ぎも同じである。

この大元であるICRP勧告自体が間違っている可能性が大きい。その被ばく基準の科学的根拠は、広島・長崎の被ばく生存者のがん発生調査に大きく依存している。しかし、広島と長崎では、放射線量とがん発生率の関係が異なっている。それが単に定量的に違うだけならまだよいが、定性的にも違う。即ち、広島ではある線量範囲でがん発生率が減少するのに、長崎では増加しているのである。その時の比較対象者は、原爆投下時に各市の中心から20キロ以上離れた市外位置住民であり、被ばく線量は0と評価されている。

なぜこのようなことが生じるのか、原因は二つ考えられる。

一つは、調査データに不整合がある場合である。例えば、市外位置住民のがん発生データの見積もり方と被ばく住民ではがん発生数の評価方法が両市の間で異なっていた事が考えられる。
がん発生数と言っても単純では無い。そのがんが、同一人の別の場所から転移したものか、無関係に次のがんが発生したものかは、当時の医学レベルでは医師により判断が異なっていたことは大いにありうる。
被ばくゼロでのがん発生数が数倍異なれば、被ばく効果は逆転しうるのである。なぜなら、被ばく以外の効果が勝るからである。その多くは、喫煙によるもので当時は多くの日本人が、女性も含め喫煙習慣があった。がんが喫煙によるものか、被ばくによるものか、新陳代謝によるものかは今でも分からない。

更に両市で異なるのは、原爆のタイプである。広島は濃縮ウラン型で、長崎広島はプルトニウム型である。このため、原爆の構造が大きく異なる。ガンマ線の被ばくが線量の多くを占めるとはいえ、中性子の寄与がどのていどだったのか、地形の影響がどうなのか、今でも議論のあるところである。悲しいことに、軍事機密ということで、その評価の詳細は、米国から日本にはかいじされていない。当時はソ連との冷戦が予想されており、トルーマン大統領が、簡単に大量生産できると思ったプルトニウム型の実験を長崎ですかさずやりたがってのは理解できなくも無い。
しかし、線量評価の詳細、特に、ファットマン原爆の構造も含めて日本側に開示すべきだろう。今も、肝心の放射線線源データは簡単な1ページの表のみであり、担当は米国人に限られている。

もう一つの要因としては、被ばくデータやがん発生データが正しいとしても、その統計処理法が、間違っている場合である。

例えば、喫煙効果と放射線効果は個別のものとして評価されているいる。タバコには、燐酸肥料を通して花崗岩にあるポロニウム210という放射性物質が含まれている。この喫煙にがん発生は、喫煙効果なのか、被ばく効果なのか判然とはしない。仮に、両市の住民のタバコ原料に違いがあれば、原爆の被ばく影響と喫煙効果を混同した評価になっていても不思議ではない。

いずれにせよこのような疑問点だらけのICRP基準でマスコミや政府が福島事故や原発を議論している事態を見直すことから始めなければ日本に将来は無い。日本は科学技術しか頼れない資源小国なのだから。

ホームボタン付きiPADのメモリー開放2023年12月26日 04:15

 古いiPADの動作が遅い。
 メモリーのどこかがいっぱいらしい。
ネットを調べたら、
 電源ボタンを押して表示されるスライド終了操作の画面の状態で、
 「ホームボタンを長押すとメモリー開放できるらしい」
と書かれていた。「らしい」という説明を受け入れ、試してみた。
 
 その結果、確かに動作が軽くなった。次回からこの古いiPADの動きがおかしくなったら、この簡単な方法を最初に試してみよう。

統計ソフトRのマニュアルと記載内容の関係整理2023年12月26日 04:23

 Rの説明マニュアルには日本語、英語の様々なものがあるが、統計処理法の詳細も含むRの全貌を記載したテキストで分かりやすいものは英語版も含め少ないようだ。

仕方ないので、自分で個々の説明書の特徴を整理してみた。

(1)Rで基礎から学ぶ統計学(ハード書籍、有料)、J.Schmuller,笠田実訳東京化学同人
  うまくまとめてあるRを使いつつ統計論の本質を理解させようとしている。曖昧な統計学の知識しかないRの初心者には最適だ。訳文も非常に分かりやすい。なお、細かいRパッケージの内容には踏み込んでないので、Rと統計論のマスター者向けではない。

(2)私たちのR
https://www.jaysong.net/RBook/
これは、統計関係以外の主にRでのデータの扱い方を詳論した分かりやすいテキストであり、Rでのデータ構造を詳しく論じている。そのため、全体が長いが、簡単な説明書よりは理解にかえって時間がかからない。パイプ演算子 (|>)という大量データ処理を簡単にできる演算子に触れているのもこの説明書だけのように思う。
統計関係の関数やパッケージが含まれていないので統計処理をすぐ始めたい人には辛抱が要求される。但し、急がば回れかもしれない。索引、検索機能、PDF版があれば使い勝手が良くなると思う。

(3)A introduction to R
https://cran.r-project.org/doc/manuals/R-intro.pdf
(4)R入門
https://cran.r-project.org/doc/contrib/manuals-jp/R-intro-170.jp.pdf

(4)は(3)の日本語訳でRの導入から、データ、Rの統計モデル、グラフィックスまで広範な説明が書かれている。索引もあるので使いやすい。ただ、データ処理関係は(2)の方が私には読みやすかった。
 統計パッケージの計算モデルも分かりやすく説明しているので、Rを用いた解析結果を外部に説明する際に最適である。非線形回帰分析まで含んでいる。

(5)R 基本統計関数マニュアル
https://cran.r-project.org/doc/contrib/manuals-jp/Mase-Rstatman.pdf
間瀬茂氏によるRの説明書で単にR関数の使用マニュアルというよりも様々な統計に関わるRパッケージほぼ全体を詳述しており、400ページの大作だが、索引も充実しており、実用的でもある。特に非線形解析パッケージを日本語で詳述しているのはここだけかもしれない。中級者向け以上を対象にしている実用書である。

(6)Rクックブック第2版(オイラリージャパン、有料)
(7)R cookbook 2nd edition
https://rc2e.com/

(6)は(7)の邦訳版、ネット書籍pdf版あり。
Rを一通り理解した人向け、目的毎、関数ごとのR利用法を細かく記載しているので、実際にRを使用している人が、個別の問題を解決する際に利用すると非常に便利。即ち、目前の細かい問題ごとに解決法を教えてくれる。データ処理、統計処理の諸問題に対するRを使った料理レシピで、数千円払う価値はある。


(7)回帰分析関係パッケージ説明書各種
 Rはボランティアによる共同開発プロジェクトのようなものであり、プラットフォーム、統計関係各種パッケージともに公開、無料で、かつ、進化を続けている。
 最近、Rのgnm(general non-linear model)パッケージを見よう見まねで使っていたが、統計論自体深く理解しているわけではないので、開発者のパッケージ説明書を読んでも英文の理解不足もあり簡単には頭に入って来ないことが多い。そこで、ベースとなっているパッケージのnls(non-linear system?)やglm(general linear model),lm(linear model)の説明書も読んで内容把握に努めているが、細部はよくわからないことが多い。 
 ただ、Rではパッケージのソースも公開なので、いざとなったら、そのソース情報を公開、引用することで、データ解析の妥当性を説得できるかもしれない。

ビッグバンとダークマター、ダークエネルギーの誤解2023年12月28日 06:41

  ビッグバンとは宇宙の始まりは空間の一点が爆発し膨張するというモデルであるとばかり思っていた。これなら、無限の宇宙空間という想像すらできない実在の無限を考える必要がないので、気楽に宇宙が語れる?。

 しかし、放送大学の宇宙の誕生と進化の講義(須藤靖先生)では、それは誤解だという。即ち、光の速度が有限なので、138億年前のビッグバンの直後の宇宙背景輻射による光が天球のすべての方向から来ているのが観測されるのは、ビッグバン時も宇宙が一点から膨張したわけではないことを示している。(ビッグバンという用語は、ビッグバン宇宙論を提唱したガモフの理論をトンデモだと揶揄した学者がつけた名前であり、ガモフは爆発だとか一点から膨張したとかいうことは一言も言っていない。単に膨張して冷却される過程で宇宙のあらゆるものができてきたというモデルである。)

 138億年より昔の時空はどうだったかについては、講義では、「恐らく」その外側にも宇宙は広がっているので、将来、その外側の宇宙も見えるはずだということである。

 ここで、やはり、無限の概念に戻らなければならないのは残念だが仕方ない。それで、宇宙の果てはどうなっているのかについて、今も天文学者は口を濁しているように見えるのだろう。


 さらにダークマターやダークエネルギーの概念である。これはブラックホールとは関係ない、ましてや、ブラック企業とは全く無縁の概念である。宇宙の拡大速度や重力バランスを考えると、現在観測で推定される宇宙の物質では説明がつかず、その数十倍の物質が宇宙には存在しているはずだということで、それがダークマターである。

 また、ダークエネルギーとは、一般相対性理論で、アインシュタインが宇宙の膨張速度を説明するために付け加えたいわゆる宇宙項と深く関係しており、万有引力ではなく、実効的に斥力に相当するエネルギーが宇宙項である。この結果、宇宙の膨張速度は加速しているのである。即ち、現在の想定ではダークエネルギーにより宇宙の膨張が加速しているということになる。

 驚くべきことに宇宙の既知の物質は宇宙エネルギーの5%だけであり(物質とエネルギーは等価だというのが相対論であるが)、残りの95%はダークマターとダークエネルギーだということである。

 この世の95%は未知の部分であるということでますます宇宙論が楽しくなってきた。

電磁波過敏症の分析2023年12月29日 07:28

 先日アップした無線マウス使用と携帯非接触充電器による指痛だが、ある知人によるとこのような感覚はバカな人間とおもわれるらしい。しかし、電磁波過敏症という日本に100万人はいるといわれる保険の利かないかもしれない症状(すなわち、公式には病気と認められていない、あるいは心因性とみなされている症状)でもあるらしい。米国の博士が最初に報告したらしいが、今も何のコンセンサスもない。

 スマホの電磁波基準を耳周辺の温度上昇で1度とすると、耳周辺の対象重量を1kgとした場合、その必要エネルギーは4.2ジュールであるので、このエネルギーはガンマ線なら4.2グレイに相当する。これは死亡する可能性もある、あるいは発がんがほぼ確実なエネルギーではある。電磁波とガンマ線は波長が異なるが、同じ光子という素粒子がエネルギーを運ぶ。
 いったい、真実はどの辺にあるのか。

 そこで、痛みとは何かから調査してみた。
モモタロウ痛みのクリニック
https://www.momotarou-painclinic.com/sick/reason/
のサイトに基本的なメカニズムが書かれている。
 痛みの悪循環というものが慢性疼痛の主要因らしい。痛みを慢性化しない、痛みを忘れるというのが重要だ。

 そういう意味で、電磁波で痛みを感じたら、電磁波を受けないよう、無線マウスから有線マウスに変える、非接触型充電器から手を遠ざけるというのは有効だったのだろう。今では、ほぼ、指の痛みは感じなくなった。それが心理的なものか、何らかの物理的、生理学的メカニズムが働いているのかは今の科学では分析が困難だ。だが、それをバカな話だという認識をするほうがバカなのかもしれない。
 電磁波はOKで放射線は×とか、その逆とかもあり得ない。
アルコールやウイルスと同様、これらもすべて定量的な最適点がある。それが地球上で何十億年も環境の変動に耐えながら、進化してきた人間、生物の持つ免疫機能のなせる業である。

 宇宙の95%は未知の物質またはエネルギーでできている。これは現代宇宙論の常識になっている。

 どんなエネルギー物質が指先に影響しているのだろうか。ETの指先から光が放たれる映像が象徴している。