通信障害時のための専用放送システム2021年10月20日 06:05

 1960年代、チリ地震津波の後に、有線の電話に代わり、防災無線という全国をカバーする無線網が整備された。
 先日のドコモのスマホ通信障害といった事象は今後も起こりうるスマホ使用者にとっては天災のようなものである。
 インターネット以外に通信手段がないと今後更に大混乱を引き起こすことになることが予想される。
 複数の会社のスマホを持っていればリスクは減るが、一般的にはインターネット以外の通信手段で情報が入手できれば大災害時でも問題はないだろう。
 そのためには、専用放送網を整備することである。例えば、NHKが、BSの一部をBSラジオ波として使用することが考えられる。この専用チャンネルで通信障害の発生を告知すればよい。
 スマホのスマホ運営会社側はそれに適応できるよう改良したスマホ、もしくは、BSラジオが受信できるアダプタを売り出し、インターネットに依存しない通信網を整備すれば、ほぼ、問題は解消できるであろう。
 NHKも、今回の総選挙で注目されている受信料問題で非難されるようなことも減り、両者にとってメリットがあると思う。総務省か、デジタル庁か所掌は知らないが、政府にはこのようなインターネットとは独立した全国ネットの通信システムの整備を検討してもらいたい。屋外にいる人々にとって災害時、非常時にも役立つはずである。

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